今日の午後から夏休みを取る。墓参りに田舎(岐阜)に帰り、その後に小旅行をするのがこの十年あまりの恒例になった。高齢夫婦も板に付いてきた感じがする。
喩え三四日でも休めるのは嬉しい。いつまで働こうかという考えが、この頃はいつまで働けるだろうかと言う心境に変化してきた。ある程度の備えは必要だろうが、成り行きというのは智慧のある選択のような気がしてきている。此は日本的な感覚というわけでもないようだ。Row、row、row、your boat、Gently down the stream・・・、時及行楽、あるいはインシュアラーに言葉にも似たような感覚がありそうだ。
勿論、成り行きと言っても、無関心とは違うし時流に乗るというのでもない。結論は簡単には出ないし、正解を見付けるのは容易ではない。先のことはわからない、眼を開き耳を傾け、あれこれ考えながら生きて行けばよさそうだという心境と言えば良いかも知れない。