駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

慎太郎さんが亡くなった

2022年02月04日 | 人物、男
          
 
 石原慎太郎さんが亡くなった。小説家としては一流でも、政治家としては元々毀誉褒貶が大きく功罪相半ばする人だから七割賛辞三割批判といった報道がされている。小説家と政治家というのは求められる能力が違うので、歴史的に何人もの小説家が政治家を目指したが一人で両方は難しいというのが相場だろう。
 石原慎太郎のファンでも研究者でもなく平均的な知見しかないが、気質的に氏は我が儘で尊大なところがあり、親分はできても子分はできない人だったと思う。保守的と言われるが、所謂保守とは違うような気がしている。好き嫌いと格好良さで動いたように見える。専門家の評価を待ちたい。
 石原さんが都知事だったら新型コロナにどう立ち向かっただろう。百合子知事よりは良いような気がする。新型コロナは未曾有の危機だが、半藤一利先生ならどのようなリーダーを推薦されただろうか。歴史探偵のご意見を聞けないのはいかにも残念だ。
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