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駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

最大の防御だろうか

2022年02月06日 | 政治経済
              

 攻撃は最大の防御と言うが、本当だろうか。世の中には箴言が不消化に短絡して流布されていることがある。下手に攻撃は最大の防御と攻撃すれば最後の防御になって玉砕する危険が出てくる。八十年ほど前、そういうことがあったと聞いている。
 外務省にも防衛省にも自衛隊にも勤めてはいないが、七十五年生きて敵を知り己を知って熟慮防衛する以上の戦術はないのではと思っている。
 攻撃は最大の防御と維新の馬場共同代表はアポなしで報道陣を引き連れてヒットラー喩え発言を攻撃に菅直人議員室に押しかけたが、「橋下徹さんは政党維新と関係がある人か」と聞かれ「ない」と答えざるを得なかった。「関係ない人への発言に関してお話しすることはない、お帰りください」と言い渡され、あれこれ非難はしたものの結局避難せざるを得なかった。この攻撃は橋下氏は現在も維新と密接な政治的な関係があると維新が認めたことになるもので、攻撃で墓穴を掘った感じがする。
 熟慮が足りなかったのではと思うが。
コメント (2)
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