駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

歌はどこへ行った

2022年02月17日 | 人生
           

 地上波のテレビはほとんど見ないが、歌謡番組が減ったというか無くなったようだ。時代の流れというものだろうか、ゆっくり歌を聴く人も居なくなり、名曲名歌手も減ったような感じがする。
 六十年の昔、中学校の卒業謝恩会で、校長が「ゴンドラの歌」を熱唱した。十五歳の卒業生にはもう一つピンとこなかったが、今から思えば校長先生の気持ちは分かる気がする。出席していた母は「まあ」というような反応だったと記憶する。
 今ではテレビの代わりにユーチューブで森繁久彌から森麻季、そしてサイモンとガーサンクルからリズ・ミッチェルまで時々聞き入っている。
 心に歌詞が歌声が響き、脳髄から五臓六腑に沁み渡る。
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