どうも週末天気に恵まれないが、月曜の今日は秋晴れで気持ちが良い。昔は今頃の季節に運動会があった。
若い方には分からないと思うが、年を取ってくると先に靄が掛かり時間の感覚が麻痺してくる。一時間はあっという間、一週間が長い一日のように感じられる。時計を見ないと今の時間が分からない。勿論、朝昼夜は分かるのだが昔のように時計を見ないでも何時頃か分かるとゆうことがなくなった。では、時間感覚のしっかりしている三四十歳頃に十年感覚の人生の先が見えていたかといえばそうではなかった。
先のことは分からない。まさか故郷を離れ見知らぬ土地に根を下ろしそこが終の棲家になるとは思わなかった。思いが実現するとも言うけれども、思いもよらないことも人生。人生いたるところに青山ありと、昔の人はよく分かっていたなと思う。秋空に思わぬことを考えた。