国会をつぶさに見ているわけではないが、日本共産党の主張追求はまともで成る程その通りだと思うことが多い。政府答弁は誤魔化し逸らすものが多く、何故安倍菅が、そしてどうやら岸田内閣も国会開催を嫌う理由が透けて見える。
不思議なことに、これだけ格差縮小を目指し公正で理路当然の主張をする日本共産党の支持がさほど伸びない。それは変化を嫌う、資本主義を是と感じる(感じさせられている?)、現実の共産主義国の危うさとそれを喧伝する現体制の影響などがあるだろう。それに平和ぼけと言われる現在に対する危機感の薄さもあるだろう。
しかしながら、最近別のことに気付いた。それは平和ぼけと言われる日本人の中に実は格差拡大は仕方がない、日本共産党のような筋の通った立派なことは自分には無理だ、ちょっとくらい狡るをしても自分と家族仲間さえ損をしなければ良いと考えている人がかなり居ると思われることだ。誤魔化し狡るをしなければ、自分の分け前は確保できない。恵まれない人は自己責任で切り捨て自分の分け前を確保しようと内心考えている人が結構居るのだ。今頃気付いたのかと言われそうだが、当たらずとも遠からず?。