どこで知ったのか忘れたが、面白いと高評価の本だったので取り寄せて読んでみた。「言語の本質」 今井むつみ秋田喜美著 中公新書。
普段、何気なく使っているオノマトベを手掛かりに言語の本質に迫る本で、目から鱗が落ちた。
どうやって言葉が生まれ、理解表現の手段として広がり深まっていったのかふむふむと知ることができる。単純に人類は知能に恵まれていたからだろうぐらいに考えていたのだが、ではどのようにしてということが科学的に説明、推測されている。何故共著なのかというと少しく専門の違う二人の出会いが探求の端緒となり、切磋琢磨融合しながら答えを探されたからだろう。
本でないと分からないこと、一定のボリュームがないと説明できない大切なことが世の中には多い。夏休み一読おすすめの本だ。
早速読んでいただいているようで、紹介して良かったと喜んでおります。