駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

官房長官の爪の垢

2014年04月11日 | 人物、男

                  

 消費税が上がったせいでもないと思うが、、診察室には不思議な静けさが漂っている。

 EPA,TPP,中韓摩擦、STAP細胞、マー君と話題には事欠かないのだが。庶民は表面の波風に惑わされず、足下を見つめ騒ぎ立てない落ち着きというか諦観を持っているかのようだ。

 安倍政権がこれからどうなってゆくのかよくわからないが、安陪さんの神通力は失われつつある。パーフォーマンスは見破られるようになった。駆け込み需要の反動で落ち込む消費は夏以降持ち直すと、政権寄りの報道が多いが、怪しいものだ。庶民は言葉に踊らず口先の希望など見切っているように見える。それでも安倍政権が、そこそこ安定しているのには、菅官房長官に力があるからだと思う。

 これだけ落ち着いてまともな官房長官は最近居なかったのではないか。考え方や立場は違うのだが、信頼できる人だという印象がある。彼の爪の垢を煎じて愛人用になどと喚く政治家達に飲ませるといい。抑肝散よりも効くかも知れない。


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