駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

審美眼で本物を見極める

2022年02月11日 | 町医者診言
            

 子供の頃兼高かおるの世界の旅を見ていた。芥川隆行の声と共に懐かしく思い出す。以前にも書いたことがあるが、その兼高かおるが何人かのタレントと共に本物を見付ける番組?に出ていた。人工ダイヤと本物のダイヤをいくつか見せられどれが本物と聞かれて、兼高かおるだけがすぐこれが本物とわかった。並み居るタレント達は皆間違えた。何故分かったかを上手く言葉で説明できなかったように記憶するが、すぐこれ本物と見極めたので凄いと思った。恐らくダイヤだけでなく本物を数多く見てきていたせいだろう。
 誰もが優れた才能に恵まれる訳ではないが、殆どの人が本物を見分ける能力は持つことが出来ると思う。先ず出来るだけ数多い本物を直に眼にすること次いで失敗間違いから学ぶことでそうした能力は身につくのではと思う。
 では本物はどうして知ることが出来るかといえば、父母兄弟姉妹教師の教え、物語、美術館・・で見付けることが出来ると思う。昔は近所のおじさんやおばさんがこうしろこれは駄目と教えてくれることもあった。本物には卑しさがない。
 本物を選んで重用しなければ危機を凌いで生き残っていけない。

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