駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

批判は的を得ていても

2015年04月16日 | 町医者診言

                  

 今日は久しぶりの好天で春の淡い青空を仰ぎながら出勤してきた。私の様な市井の個人医でも住居が離れている医者は増えて居る。いろんな理由があるだろうが、離れていると気持ちが切り替わり休養しやすいからというのが一番だろう。

 民主党の細野さんが安陪首相を幼稚と批判している。幼稚というのは喩え当たっているとしても失礼な感じがして、批判の為の批判のように響いてしまう。残念ながら民主党は自民党の対抗勢力としての期待を失いつつある。有権者は飽きやすく忘れっぽい上に、政治に無関心になっている。統一地方選挙の低投票率はそれを裏付けている。有権者を目覚めさせ心に食い込んでゆくにはどうしたらいいかと民主党は考えているのだろうか。部外者の言葉に耳を傾ける必要があると申し上げたい。

 自民党の対抗勢力が期待されているはずなのだが、野党はいつまでも一つの勢力になれないでいる。まじで、日本共産党に頑張って貰いたいと思ってしまう。

 安陪さんの怖いところは排除の論理が隠されていることだろう。国民のためという言葉には私に賛成の国民のためという本音が隠されているように聞こえる。政治は所詮、そうしたものなのだろうか。そうとしても、それを可能な限り最小限に収斂させようと熟成緩和させるのが政治家の仕事だと思う。

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