民主党の代表選戦が始まった。物足りない顔ぶれだが、これは国民を映しているので、貶せば自分に返ってくる。少なくともマイナス面では卑しい菅さんよりは良さそうだが、実のところよく知らない人も多い。
相も変わらず、マスコミは反小沢親小沢などと馬鹿の一つ覚えを書き喚いているようだが、それは力不足の記者達が作り出した虚妄であると言っておきたい。マニフェストに対する態度や既得権に対する態度で分け、そうした呼称にすべきだ。議員にもしそうした感覚で動いている人が居るなら、先入観を捨てきちんと事実を勉強し直して欲しい。
今が自分の知らない昭和初期に似ているような気がしてならない。マスコミの記者達にきちんと世界史と日本史を知っているか、政治哲学をきちんと学んでいるか、少なくとも一つの原語で外国通信を読んでいるかを問いたい。そうした素養がなければ、報道する資格はないと思う。
親小沢反小沢という言葉を使わないで、現状認識を再構築して報道しなければ、日本は危機を脱することができないのではないか。インターネットには玉石混淆の雑多な情報が溢れている。十数個のブログやミニジャーナルを読めば、視野が広がるだろう。それをヒントに本を読んだり自分なりに考えて問題の本質を見逃さないようにしないと、大本営に騙されてしまう。
民主代表戦を自分で考える人は、自宅間取り設計なども当然自分でお考えになられるのでしょうね。
自分の家はプロの設計士に手になるものです。八十点のできですね。家は三回建てないと満足なものができないと言いますが、それは昔のお大尽の話で今は難しい。