駅前糸脈

町医者をしながら世の中最前線の動きを感知、駅前から所見を発信。

理解出来ないIS

2015年11月15日 | 町医者診言

        

 雨は上がりそうだが、曇天で週末の天気には恵まれない。それでも鳥のさえずりが聞こえるから、鳥たちは天候に文句も言わず?活動するらしい。

 尊敬していた精神科のK先生は理解出来るかどうかが、鍵ですよと言われていた。今はさほどではないのだが、医者に成り立ての頃は医者なのに統合失調症(昔の分裂病)に恐れと偏見を持っていた。たまたま総合病院でご一緒した先生に、妄想は理解出来るかどうかがが鍵ですよと教えて頂いた。つまり、理解出来ない妄想が狂気の表れということなのだ。

 極悪非道の暴力圧政は数々ある。普通人の私にはとても理解しがたいものだが、全く理解出来ないとまではいかないものが多い。しかしISまで来ると狂気としか言いようがない感じがする。滅茶苦茶だ。俺達は正しい、悪いのは彼奴等だを突き詰めるとISのようになるのだろうか。

 毒には毒とか悪には悪とか言う。世界の指導者は一部を除いて毒や悪が足りなさそう?でISに対抗できるか一寸心配する。何とか一致団結してISを制圧解消して欲しい。殲滅が最善とも限らない気もするが、残念ながら私には良い知恵はない。

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