昨晩、旧友から電話があった。
自衛隊員だった彼は55歳で定年を迎え、第2の人生を歩むべく、むつを発った。
5年ぶりの電話だが、300名山のうち270山を登り終えたことを聞き驚いた。
300名山を目指しているのを初めて聞いたからだ。
改めて300名山の分布を調べてみて、無知を悟った。
100名山と違うのだ。
100名山+200名山ではない。
日本山岳会が新たに作ったようで、たまたま100名山とダブルものもあるが、全く違う基準で選んでいるようだ(どのような基準化は分からない)。
「じゃ、100名山を登り終えたの?」などという問いは恥じ入るばかりだ。
彼と二人だけで登った山はいくつかあるが、一番印象に残っているのが吹雪の八甲田だ。
八甲田なのでと、地図もコンパスも持たず、登ったのだが、一泊後の帰りに、ホワイトアウトの状態で、ルートを外してしまった。
それ以来、どんな山でも地図とコンパスは絶対に持ち歩くことにしている。
近く遊びに来るということなので、楽しみだ。