所属する山岳会の会員で、去る8月に亡くなった方の「偲ぶ会」が新階上岳大開避難小屋で行われた。
会長が持ってきた、遺影の前で黙祷し、厳かに始まったのだが、乾杯後はいつもの飲み会となった。
信じられないような料理の数々に圧倒され、ただただ飲み続ける。
前日の宿酔と寝不足で、10時頃に抜け出し、隣の旧避難小屋で爆睡となった。
(カメラを車に忘れ宴会の模様は写真なし)
次の日(25日)は、小屋裏手から岩手県側に入り、山頂を目指す。
この時期の雑木林歩きは気持ちが良い。
ほぼ水平な歩きを約20分。
なんとなく、山頂についた。
(見えるはずの八戸市街は秋霞の中)
ここから南に向う尾根に乗り、南岳を目指す。
道ははっきりしていて、県境の土塁沿いを通ているので分かりやすい。
気持ちの良い尾根道を、ゆったりした気分で歩く。
南岳山頂からは久慈平岳の勇姿が見えた。
(ゆったりなだらかな尾根道を南岳へ)
(南岳から久慈平岳)
尾根を鞍部まで引き返し、95°の方向に進路を変える。
その後階上岳を右に巻くように歩いたのだと思う。
ブナに熊の爪痕が残っていた。
上を見たが、熊棚は無さそうだ。
牧場の隅の避難小屋を確認し、少し戻って尾根に取り付き、大開避難小屋の裏に出た。
山頂近いのに、いたる所に小沢(溝)があり水が流れている。
この山の貯水量の多さは、雑木林のおかげだろう。
(晩秋の山道)