先週のひとつ東尾根から山頂直下まで行き、スキー場に降りようと出発。
先週と同じ駐車場の同じ位置に駐車し、準備をしていると、先週と同じ車が隣に付けた。
深雪決定なので、ゆっくりと歩き出す。
10~20cmのラッセルは雪が軽く、辛くはない。
クロカンコースから、水源地コースへ入り、ダムの上部まで夏道を使う。
夏道と別れ、緩やかな尾根を進む。
(なだらかだが滑降はできそうだ)
勾配がきつくなり、ラッセルも深くなる。
ゆっくり歩いたのが良かったのか、雪のおかげか、さほど疲れていない。
松が主体のブナ・ミズナラ林が突然切れて、ヤブ出現。
1m雪が多ければほとんど雪の下なのだが、スキーを履いた身には、かなりきつい登りとなった。
カモシカも馬鹿にして、逃げようとしない。
意地でもカモシカの位置まで行かねければ・・・・・。
のっそりとカモシカが逃げた跡に立ち、上を見上げた。
今までのペースで歩いても、目的地までは1時間。
まだまだヤブが続きそうだ。
もし時間切れで、このヤブを戻ることになれば、難儀すること必至。
素直に敗退決定。
(キックターンもままならないヤブ)
(先週の七面山が見えた)
シールをつけたまま、枝につかまり降りる。
かなり時間を掛け滑られそうな場所まで戻り、滑降準備。
オーバーヘッドパウダーとはいかないが、腰までのパウダーを満喫した。
下北でも、年に1・2回味わうことができる。
すぐに緩斜面となり、夏道に出た。
後は来た道を帰った。
(一部、快適な滑りを満喫できた)