台風一過。
いや、二過か。
天気予報も25日の午前中まで雨は残るものの、午後からは曇の予報。
26日は一日中曇。
25日は移動日。
八戸山水会のパーティーが待つ、森吉親子キャンプ場へ。
午後5時、約4時間で到着。
3時半から飲んでいるというメンバーと合流し大宴会。
10時就寝。
26日、5時起床。
各自食事や準備を終え、森吉山野生鳥獣センターへ向かう。
いつもなら気持ちの良い樹林帯は、無数の蚊が待ち受け、競歩並みのスピードで逃げるように歩く。
入渓地点で「ホッ」。
ここから少し歩くと、いきなりドカンと桃洞滝が現れる。
流量は思ったほどではないが、コケの付き具合をよく見ると、通常より3~5cmほど増水している。
ナメと滝の連続に、飽きることはない。
トイレの前にテントを張る。総勢10人のP
見た目は優雅だが、蚊に襲われながらの歩きだ。
桃洞の滝
男滝の前でポーズ。右にボルトが埋め込まれている。
途中から雨が降り出し、雨具の上だけを切る。
二つ目の二又を、本流と分かれて左に入る。
ここからは、(確か7月末?)の豪雨の影響なのか、倒木や土砂崩れで、沢は荒れだす。
一部、沢が塞がれてダム状となっている所があり、腰までの水深となっている。
この様な即席ダムは、水位が増すと簡単に決壊し、鉄砲水となる。
ヤブ漕ぎもなく、尾根に出て一休み。
後は下るだけだ。
尾根の上で各自エネルギー補給
赤水沢に降り立ち、昼食の予定が、降りやまない雨で早々に切り上げ出発する。
地下足袋のスパイクが、抜けるのならともかく、内側に食い込んできた。
わらじを借り、少しでもクッションを作り、違和感を減らす。
いったん沢から抜け、陸上を少し歩いて、桃洞沢に降り横断する。
桃洞赤水分岐だ。
残り少し。
再び、蚊の大群の中に突入。
ステップを利用して降りる。
木や笹に掴まり下降。
最後のハイライト、兎滝。ここは懸垂下降。
天国の散歩道を三々五々歩く。
森吉山野生鳥獣センターのトイレを借りて、着替えを済まし、職員と少し話をする。
やはり、枝沢のダムは報告が入っているようだ。