あまり長く休むと動けなくなるので、気を引きしめてスタート。
来た道を戻る。
あの坂道を越えさえすれば、後は惰性で何とかなりそうだ。
行きがかり上、3人で登る。
最後尾につけて、引っ張ってもらう。
お陰で、なんとか最後まで、自転車を降りることなく登り切った。
先行の二人はそのまま下っていったが、ここで一休み。
屈伸をして、下り坂に突入。
雄勝の第2エイドで、水分補給。
ここでも茶碗蒸しを頂いた。
んまい。
制限時間の掲示板があったので、写真をとってもらおうと、お願いしたら、なんと残り時間6時間6分6秒(060606)になるのを待っているという。
マニアックな奴がいるなア~~と思いながら、ついついシャッターを押してしまった。
ここからはほぼ平らな道がゴールまで続く。
北上川大橋を渡り、信号待ちをしている時に、ふと振り替えてみると異様な雰囲気の学校があった。
誘導員に聞くと「大川小学校」と言う。
全校児童108人の7割に当たる74人が死亡したと言われる学校だ。
信号が青のなったが、そのまま立ち去る事ができす、自転車から降りて黙祷。
川沿いのフラットな道で、だいぶ余裕が出てきたのか、今までのルートを思い返す。
沿道に建ち並ぶ仮設住宅に、まだまだあの災害が進行形であることを実感した。
それでも地元の人々は、我々を歓迎すべく、ボランティアで働き、エイドステーションで「おもてなし」してくれた。
わざわざ道端に出て、声援を送ってくれた人たちがいた。
おかげさまで、爽やかな気持ちでゴールゲートをくぐることが出来た。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます