下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

062小尽山

2014-09-22 08:47:33 | 92山

前日泊で小太郎沢右股から尾根を超え、左股を下る周回ルートを歩いてみようと思っていたのだが、仕事が長引き急遽、小尽し山に決めた。
計画書は数ヵ所分用意しているので、こういう時にあわてることはない。
予定よりも1時間早く出発。
GPSも記録帳も忘れてきてしまったので、表示時間は正確ではない。
出発して30分は湖畔の遊歩道歩きだ。
宇曾利山湖に注ぐ多くの小沢に橋や板が架かっているのだが、3箇所新しく架け替えられていた。
小尽沢からは左岸の踏み跡を歩く。
山菜取りの道で、よく使われているようではっきりとしている。
入って直ぐに男一人と会う。
キノコはまったくだめだとのことだ。
二又付近で、鈴の音が聞こえてきたので、そちらを向くと女性が驚いた顔でこちらを見ている。
今にも逃げ出しそうな雰囲気だ。
まず、声をかけて安心させる。
後から男性が近付いて来たので、話を聞くと、キノコはさっぱりなのでトチの実を拾っていると言う。
右股に入り源頭部を目指すも、沢は深くえぐられてきて、簡単に横断できそうもなくなってきた。
右岸に渡り詰めることにする。


Kotukusi1
(両岸がえぐられている。土壁だが壁面は粘土でかなり滑る。)


あまり深入りすると鞍部が遠ざかるので、適当なところでキリをつけ、鞍部を目指す。
意外と簡単に鞍部に出た。
目の前に山頂が見える。



Kotukusi2
(鞍部から山頂を見る。クロモジのヤブで歩きやすい。)




山頂は東西に伸びているので、端から端まで歩く。
写真を撮ってからいったん鞍部まで戻り、左股の源頭部を目指し急斜面を降りる。
直ぐに源頭に着くが、かなりの急斜面で、両岸が切り立ち、これ以上沢の中をロープなしで歩くのは危険と判断して、左岸に登り、沢からはいったん離れ、直接二又を目指すことにする。二又に着き、登りと逆の右岸をしばらく歩くが、空腹に耐え切れず、崩壊した橋の傍で昼食を摂った。
男が一人、橋を渡ってきたので様子を聞くと、「キノコはまったくだ。こんなでかいマイタケが@$#・・・・・・・~」っでまったく聞き取れない。



Kotukusi3
(かなり古い崩壊橋)




駐車場に戻ったのが12時半。予定よりもかなり早かったのは、予想以上にヤブが薄く、普通の山登りと大して変わらない速度で歩けたからだろう。
早く家に帰りすぎたので、今年最後の草刈をした。



Kotukusi
(ルートはこんなもんだろな)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿