下北半島92山+

1/25000地形図に表示されている下北半島内の(ヤブ)山、92山+αを紹介しようと思いますが、いつになったら終わるか。

P016桧木川台

2014-06-16 08:40:48 | プラス

朝起きて外を見ると曇。
雨の予報だったが、午前中はもつと判断、出かけることにした。
前回の谷地山の南桧木川台を目指す。
作ってあった計画では、山頂から北に方向転換して、グルリと周遊するつもりだったが、沢筋を往復する速攻短期決戦に変更した。
あればいいなと思っていた点線道路は、案の定よく分からず、沢の右岸をたどるも、ヤブがうるさくなり、沢に入ることにした。


Hinoki1
(右のブル道が点線道路。方向が違うので沢筋を選ぶ)


Hinoki2
(オダマキ。川原に咲いていた)



流域が小さい割に水量は多い。
最初の分かれは右、それ以外は本流を行く。
地図にない枝沢が数本入ってくるが、流量で分かる。

Hinoki3
(最初の別れの左側に架かるゴミ滝)



源頭部からはなだらかなヤブのブナ林となるが、肩ほどのネマガリは見晴らしがきくのでさほど気にならない。
太い立枯のブナまで到着。
山頂はすぐそこだ。
ンデ、ムムム・・・・・。
前に見覚えのある光景だ。
綺麗に笹が倒されている。
匂いこそなかったが紛れも無い「あの方」のおやすみ後だ。
これ以上ヤブをこぐ気力が失せ、山頂目前でUターンした。


Hinoki4
(笹薮となり、山頂は目の前だ)



帰りは点線道路を発見し、忠実にたどった。
8:20に出発、12:00に車に帰ることが出来た。
焚き火で体を温め、昼食を摂り帰る。

Hinoki5

(ログ)


雨の日曜日

2014-06-09 17:02:29 | 雑記

目が覚めたら雨音が聞こえる。
予定の桧木川台を中止して、午前中は脇野沢の林道へ行ったり、本を読んだりでグダグダ過ごす。


02



昼から、霧雨になってきたので、前から気になっていた枯れ木を切ることにした。
このまま朽ち果てて、隣の家に倒れていったのでは迷惑をかけるだけだ。
根元で径15cm、高さ5mくらいだ。
隣のナナカマドに登って、まずロープをかけ、ヒマラヤスギに回す。
トラッカーズノットでテンションを加え、クレムハイストで固定した。
なかなか、ロープワークも様になった。
チェーンソーがないので、山に持ち歩いている手鋸(ゴムボーイ)と鉈で倒すことにする。
まず家の庭側をくさび形に切る。
かなり苦労した。
ロープのテンションをマックスにして、逆側を切り始める。
ある程度切ったら、鉈を打ち込む。
これで、ミシミシいいだした。
ロープを手で引くと、思った方向にゆっくりと倒れ出した。
ここまでで、1時間。
焚き火が出来るように、細かく切り揃えるのに1時間。
いい運動になった。


01


4時から、近くのホテルで大衆演劇「響ファミリー」のディナーショーを見に行く。
こんな日曜日も時にはいいな。


03


清しい朝

2014-06-06 07:44:53 | 雑記

Hakkoida



毎年、この季節は5時前後に起き、6時半に出社(出社と言っても、作業場に出かけるだけだが)。
パソコンの電源を入れ、コーヒーメーカーをセットする。
コーヒーを淹れいる間に、掃除。
掃除が終わる頃に、コーヒーが出来上がることになっている。
メールチェックをして、新しい一日が始まる。
掃除の最中、少し気持ちが軽くなっているのに気付く。




今日はさほど気温も上がらないだろう。
窓を少しだけ開けて、新しい空気を入れた。


アゲハチョウ

2014-06-03 08:26:20 | 雑記

釜臥山展望台から見下ろしたむつ市の夜景を、その形から「夜のアゲハチョウ」という人がいる(夜の蝶じゃなくてよかった)。


Ageha1
(アゲハチョウだね)


むつ市の若いグループが、先日急逝した市長を、アゲハチョウを作って見送ろうとイベントを企画した。
この団体は以前、金谷公園に人を集めて、むつ病院に入院している人たちを励まそうと、同様の企画をした実績がある。
今回は、釜臥山スキー場に前回の数倍(たぶん)の市民が集った。


Ageha2
(三々五々集まってきた)


いよいよ暗くなり、各自手に持ったライトを点けて振る。
私も自転車用のライトと山用のヘッドライト、テント用のランプをを持って振る。
前方の大型スクリーンには、市葬の模様が映し出されている。
新しい「むつ市民歌」が流れてくる。
手が疲れてきた。


Ageha3


最後に、むつ市民歌を歌い、「市長、星になれ~」と叫ぶ臭~い演出も若者らしくて良いか。
前回のアゲハは吹雪の中、人数も少く、寒々と見えたが、今回は???
ネットで探したら、ありました。
ビシッと立派なものができていました。


Ageha4
(釜臥山をバックに)


同級生だからか、さほど感じていなかったものがあった。
死んで初めて、思い知らされたものがある。


岩登り講習会

2014-06-02 07:37:34 | その他の山

6/1講習会を受けてきた。
前日「みちのく潮風トレイル」の起点、鮫駅や蕪島に寄り、会場の種差キャンプ場に向かった。
初めての蕪島はこれほどかってくらいこれほどだった。


05311
(ウミネコの親子が我が物顔で・・・・)


お守りを買って、キャンプ地へ。
すでに先着2人。
ビールをプシュッ後、テントを張る。

翌日は18人の大人数で山岳ガイドの資格を持つ会長を講師として、一人ひとり丁寧が講義が進む。


06011
(高所作業靴「かっとびシェルパ」で気合が入る私です)


06012
(細かいところの指摘を受けつつ、講習は進む)


ロープアクセスに比べれば、安全への配慮が格段に下がる山のロープワーク。
特に沢登りでは安全性より効率性を優先するあまり、結構妥協している部分が多いと感じる。
ロープとハーネスの接続。
ロープの太さ。
支点の取り方・・・・・・等々
だからこそ、危険なことをしているという、自覚がまずは必要だと思う。
見よう見まねではなく、細かい手順や操作が重要になる。
そのためには、このような講習会はかなり有効だ。
操作の再確認だけではなく、改めて「なるほどナア~」と思うことも少なからずあった。

季節外れの、快晴、猛暑の中、有意義な一日を過ごすことが出来た。


06013
(講習を終えて)