京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

福井県の美術館にて

2024-07-30 15:46:06 | お出かけ
こんにちは。
今日は、金魚を描く
「深堀隆介展」へと行ってきたお話です。


樹脂に絵を描き、それを重ねることで、
立体的な金魚が、まるで生きているかのように
描かれる不思議。

おけの中で生きている金魚たち。

この記事は、
3回ぐらいに分けて書ければなと思います。

さて、出かけるよ~!
車で一路、福井へ!
京都府宇治市からは大体2時間?
米原で、名神から北陸道に入ると、
グンと車の数が減り、ある意味、
(先頭になりがちで)運転しにくいけれど、
天気も景色もいい、快適なドライブ。
(車が少なすぎると不安になりません?)笑)

着いた先は、ココ。



流石は県立。大きい建物だね~。

「おお~ここおがそうか」など言いながら、
受け付けまで行くと、ガラガラガラ・・
シャッターが閉まっていきます。
「え?は??」「どういうこと??」
張り紙には、「本日10時から開館です」
「いま、1時ですけれども―?!」
多分、エジプト展のレセプションで
夜の10時開館だったのかな

素晴らしい展示!(見られてないけれども)笑

我々の目の前で、ガラガラと
シャッターは無情にも閉まっていき、
私達、何しに来たん?となりかけましたが、
イヤイヤイヤ。ちょっと待て。
どこにも「深堀隆介」のポスターが無いぞ。

ぱぱーん★そうです。
我々、場所を間違えていました!(笑)

ほんとはこっち。市立美術館でした。


こちらも立派な建物。
わくわくすっぞ~!

福井県福井市は、
私が小学校一年生のころ住んでいた
懐かしい場所。
道々の看板を見ては、キャッキャと
はしゃいでしまいます。

「開発」とかいて「かいほつ」と呼ぶ。

啓蒙小学校(けいもう)、通ってたー!
丸山、登ってたー!(右端のコンモリした山)
県立病院や、愛育病院など、
お世話になった場所の看板が出てくるたびに
わー!!とテンションあがりまくり(笑)

なんなら、「8番らーめん」寄っていく?
とかなっちゃうもん。

というところで、今日のお話はお終いです。
一応、美術館には付きました。(笑)
次は、写真をとってもよかった作品を
ご紹介します。
気になった方は、9月までの展覧会へ是非。
とおもったら、7月28日まででした・・
今、秋田県に巡回しているはずです。
深堀隆介展-水面のゆらぎの中へ
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卒展・その2

2024-06-12 15:47:39 | お出かけ
こんにちは。
お漬物を食べたヨで終わった、卒展のお話。
今日は、どんな卒展だったのかを
少し書いて終わりますne。

まず驚いたのは、卒業生のほぼ全員が
インスタグラムのページ案内のQRコードや、
自分の名刺、個展の情報が乗ったDM
(ダイレクトメール、ハガキが多い)を
作品の横に置いてあること。

我々の時代は、そういうインターネットの媒体を使って
集客する事がすくなかったので
皆さんにお伝えする手段はDMだけでしたが、
卒展の時(またはその直後)に個展をする人は、
専攻科の先輩がほとんど。
短大だった若造達が自分の仕事をPRするなんて、
考えていませんでした。
多くは就職でしたからね。
そのまま作家活動をする者の方が少なかった。
短大と四年制の違いかもしれませんが。

軽く作品を見て歩きましょう。

樹脂で作った大木に
色々な動物たちが休んでいる作品
(だったはず)こいつはコウモリ
木彫りです。


小さい戸棚の扉が
なぜか明滅する作品。


鉄を変形させて作った、モノを指す作品。
制作風景も写真に撮ってあり
それと同時に展示。
人目を引いておりました。


何か忘れたけれど(笑)
自然の写真が淡々と。

え~っと、もう一回に分けて書いてもイイですか?
色々あって伝えきれません。(笑)


なんか、実際には無いであろう色彩の
日常を切り取ったであろう水彩画。

もうね、全フロア使ってあったかな?
美術大学ですから、〇〇科は沢山。
最後の方、喉が渇いてるわ、
歩き疲れているわ、若者たちの息吹にやられるわで
うろ覚えなんですよね~。

でも、もう一回分の話題はありますので
(ほぼおやつの話題ですが)
次回までお付き合い下さい。
それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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卒業展

2024-06-11 15:49:18 | お出かけ
こんにちは。
今日は、数年前、、去年?一昨年??
の、京都市立芸術大学の卒業展へ
行ってきた時のお話を書きます。
友人の娘さんが、芸術大学へと進路希望し、
その足掛かり的な一環でというか、
「オモロイで。見に行ったら」的なノリで
大学時代からの友人たちと行ってきました。
母たちだけで行くという面白さ(笑)

場所は、京セラ美術館。
昔の京都市立美術館。
私達も展示したよね~なんて話しながら。

さて、待ち合わせをしましょう。
京都、大阪と別れて過ごす我々。
集合場所はお馴染みココ


京都タワー

「JRの京都タワーが見える出口集合な!」
(中央?東口?分からないけれども、
間違いようがない場所)笑
無事集合後、お昼だから先にご飯を食べて
いこうぜ!という事で、
近くのお漬物がウリのお店に。


少量のお漬物が沢山出てくる。

横に、色々なお漬物の説明が。
おばさん達大はしゃぎ。
(隣のカップルの男子が、
すごく嫌そうな顔をしていたそうです。
ごめんて~。
私は、その彼女さんが、お漬物もご飯も
殆ど残していた方が気になって気になって。
せっかくの、彼とのお昼ご飯・・
いや、言わんとこ。
事情があって食べられないのかも
しれませんしね。でも、それなら来るな?
そして、多少のうるさいのは目をつぶれ?
2年ぶりに合うねん、こちとら。(ぷち逆切れ)笑


カボチャのお漬物。
おいしかったです。

そして、ご飯は、
鮭がドーンとのった炊き込みご飯。

香りがイイ。

いやぁ美味しかったです。
が、メッチャ喉が渇くんですよね~。
漬物の洪水に、炊き込みご飯。
塩辛いもんばっかり。
卒展見ている時も喉が渇いてかわいて(笑)

おっと、結構な文字数になったので、
今日はご飯の話まで。
次回以降に、どんな様子だったか
書こうと思います。お楽しみに。

また明日。
Please stay healthy and stay safe.
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雪舟展

2024-05-07 15:38:15 | お出かけ

こんにちは。
今日は、京都国立博物館の「雪舟展」へ
行って来たと言うお話です。
いやぁ、疲れた!(初っ端からオイ

夕方、人が少なくなってから…と
思っていたのですが、息子が部活で
朝早く出るのに付き合って起きたついでに、
それなら朝イチで見に行っておこうと
チケットをコンビニで発券して
(博物館で並ぶ恐れがあったため)、
京阪電鉄七条駅下車で行ってまいりました。

京都国立博物館は、成人式で
「新成人たちが弓道の矢をいる」ので
お馴染み三十三間堂前にあります。
(さんじゅうさんげんどう)
ザ・観光地です。

(距離感分からんて)笑)

旧館。だいすき。

昔の建物って,西洋の建物を模していますが、
ザ・西洋だけじゃない、日本人が持つ
「間合い」と言うのですか?
余白が美しいデザインで作られているのでスキ♡
西洋の人々って、隙間を埋めないと気が済まない
「これでもか!」の飾り方を良しとするので、
美術館や宮殿などに行くと、
見疲れしてしまうんですよね〜。
これでもか!これならどうだ!
すげぇだろぉ〜?って言い過ぎなんすよね。

おっと「飾りすぎディス」はここまでにして(笑
雪舟です。

まず入ったらこれ。(絵はWiki先生より)

ズギャーン♡です。
寺?楼閣?に向かって歩く人影。
高くそびえるような様子を窺わす
ギャンギャンと伸びる縦線。これらが
墨の線と塗りの濃淡だけで描かれているのです
余白!余白〜!(語彙力ゼロ)笑
まぁ、イヤホンの解説を聞いていたら,
もっと詳しくこの絵が描かれた背景や意味が
わかると思うのですが、何せ貧乏性なので
モチロン今回も借りません(笑)

雪舟が中国に留学(?)した時に描いた絵は
「中国で習っています」と言う、
雰囲気の山々の描き方でしたが、
一番脂の乗っていたときの絵は
山の絵や細部が雪舟流となり(個人の感想です笑)
鋭いけれども、どこか愛嬌があり、
余白がありそうで、みっちりと詰まっていそうな
気が付くとソコに立っていそうな・・
フンスフンスと鼻息が荒くなって
見入ってしまいました。

(Wiki先生より)

この絵、ものすごく長い巻物(の一部分)
なのですが、(毛利美術館蔵)
もうそこに自分が降り立てそうな、
そんな気にさせます。
のちに世に「狩野派」の人々が、模写
(雪舟が ”とんでも神” 扱いになっているので
皆がこぞってお手本にして絵を描いています)
をしたものが現存していて、
今回、それらも展示されていたのですが、
それらを見てしまうと、比べるために
「本物をもう一度見に行きテェ!」と
思わす画でした。さすが神です。
ま、どうしても「お手本」を横に見ながら描くと
筆の伸びや勢いがなくなりますよね。
(狩野派が模写した絵も重要文化財レベルなので
この感想はどこから目線で言うとんねんコラ!
と怒られてしまう感想です。)

いやしかし結構な人でした。
そして絵の保存にも重きを置いているので
館内暗いしガラスで阻まれるので
絵が遠い…老眼にはキツかった〜。
説明文はガラスに書かれてるから近いけど
絵に目を転じたら遠いし…
人にも気を使うし
(見てる人の前に入り込むのはねぇ…。)

幸いこの博物館では、うるさいアナウンスは
( ガラスから離れろだの、
あっちが空いてるからあっちみろだの、
順番ないから他に進めだの ) なかったので、
ゆっくりと鑑賞できました。
(長巻物の前では進めって言われたけれども)
見え辛いのと、雪舟の本物もう一回見テェ!
と思い、2周半見て回りました。

水音がドウドウと聞こえて来たり、
苔むした山々の中、庵に向かって
歩いている錯覚…には陥りませんでしたが、
(陥ってないのかい)
思い切って行ってよかったと思いました。
(目を酷使しすぎて頭痛が酷くなったので、
寄り道できず直帰は少し残念でしたが)

皆様も京都に来られた際には、
七条にある京都国立博物館へも足を運んで
見てください。(5/26まで)

6月には通常展に戻り、それはそれで
桃山時代の陶器などの展示も見応えありますし、
(新館が経ってから見に行っていないので
どんなボリュームかわからないのですが、
ものすごい量の所蔵だと言うのは確かです)
面白く回れるのでは無いでしょうか。

いつか、あの館のマスコットのトラの
ぬいぐるみが手に入ったらね〜
(でも要らねぇな)なんて思っております。

ついつい熱く感想だけを述べてしまいましたが、
雪舟展、これにて終わりですので
安心してください。

では、また明日。
Please stay healthy and stay safe.

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古代メキシコ展・その3(?)

2024-05-04 14:42:52 | お出かけ

こんにちは。
皆様GWを元気に過ごされていますか?
宇治も大賑わいです。
人がわんさか歩いていらっしゃいました。
いいお天気ですものね〜。(3日時点)

今日はいよいよ6日で終わる古代メキシコ展の
お話を書き切っておこうと思います。
今日は「字」です。

画像
これ、字です。
絵じゃないんですよ〜。
画像
(意味なんだっけ…?)
画像
へぇ〜(笑

顔部分が歴代の王様(同じ読みになるのかな)を
示していて、横や下にゴチャらとあるのが、
出来事や年数などを表していました。
(記憶が正しければ)
なので、四角1つで,日本語で言う漢字に似た
運用がされていたのかもしれません。
(漢字そもそもの意味を踏まえて読んで
大筋の意味を持たせる的な…)
いや、ちょっと忘れました(オイ

この辺は実際見にいってください。
できるなら館内のイヤホンで解説を聞きながら。
(あれがあると,随分と「なるほど〜」と
なると思うのです。
貧乏性なので,あのイヤホンを
借りたことはないのですが(笑),
学芸員さんに解説していただいて回った展示は,
目から鱗ものの頷きがありましたから。

さて,文字はふんわり終わりにして〜,
(終わるの早い)笑
「あ!ここ行ったよ!」のご紹介で
終わりたいと思います。

画像
チェチェン・イッツア遺跡

アメリカ旅行の際,足を伸ばして
連れていってもらった遺跡です〜。
その当時はピラミッドにガンガンに登れました。
この階段,めっちゃ足を乗せる幅が狭くて
下から見ているより,急勾配。
振り返るとほんと怖い。
足元が見えないんです。急勾配すぎて。
だから降りる方が,めっちゃ時間かかりました。

で,コイツも見ました。

画像
心臓を乗せる台〜。

こっわ…儀式がここで行われたのか〜…って。
触るの嫌でしたもん。
インカや古代メキシコの文明って,
伝わっている事柄が「生贄」「心臓を捧げる」
などが目につくので,写真に残すのも
少し躊躇われるんですよね〜。
生贄にされる側も
「選ばれて神のために役にたつ」ので,
内心は知らないですが,イヤイヤでは
なかったようです。
トランス状態になって(ならされて),
ブッスーといかれたので,わけわからんうちに
内臓出されてた〜!って言う感じなはず。

で、数文明が衰退しては起こりを繰り返し,
緩やかに衰退しかけていた時に,
ヨーロッパ人達が来て,古代メキシコ人が
「コイツら利用して盛り返してやろう」と
近づいたら,ヨーロッパ人の方が一枚上手で
小狡い立ち回りをされて,金銀財宝を
持って行かれて,なおかつ病気も持ち込まれて
奴隷で連れて行かれちゃって…と、
散々な目に遭い,ガックリと衰退してしまった。
そんな文明です。(人口も大幅に減ったようです)

そんな文明です。(人口も大幅に減ったようです)

画像
なんかの戦士。
画像
なんかの模様(雑な紹介)笑

宝石の仮面をつけた王妃の展示もありましたが,
写真に残したくなくて撮ってきておりません。
ご紹介できなくてごめんなさい。
見どころがわんさかあったので,
皆様、訪れて見てくださいね。
さぁ急げ!6日までですよ〜!

最後に新人ちゃんも行ってきて、
「鉢って全部3本足でしたよね!」って
教えてくれたのですが、
ワタクシ「?」だったので写真をもらいました。

画像
あら〜ホントだ!足が3本!

事務椅子や器などの足,
奇数だとガタガタしなくて安定するのです。
この当時の人もそれに気がついて
作ったのかしら?だとしたらすごい。

我々「そう言うもんだよ」で知っているだけで,
研究者・開発者以外は,突き詰めた原理を
知っているわけで…
え?オレ(ワタシ)は知ってるって?
だまらっしゃい!知らないんです!(笑

さぁ,夕方間近になったら
京都国立博物館に行って雪舟展をみようかな〜。
昼間は京都市内,鬼ほどの人で
溢れかえっているでしょうからね〜。
行く気にならないんですよね…

皆様,健やかなGWをお過ごしください。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.

なんかの戦士。
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