京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

古代メキシコ展・その3

2024-04-29 08:34:02 | お出かけ

こんにちは。
皆様お出かけしていますか〜?
今日のお天気は下り坂になるようなので,
お出かけの際には足元など
色々気をつけてくださいね。

さて,メキシコ展が5/6までなので
早く記事にしちゃいます。
今日は当時の様子が垣間見えるお話。

画像
子供のおもちゃ
(焼き物)

野焼きされた焼き物だと思いますが,
「子供のおもちゃ」って…
私ならすぐ落として割っちゃいそう…
いえ,割るね!(ドヤァ

画像
ハンコ

ローリングさせて押すハンコ。
何に押していたのか説明にあった気がしますが
忘れちゃった(笑)

画像
カカオドリンクカップ。

メキシコでは,太古からカカオを飲んでいました。
とはいえ,現代のココアのように
甘くて美味しいものではなく,
超苦い飲み物で,泡立てたブクブクだけを
すくって飲んでいたそうです。
もちろん上流層だけが飲める貴重なモノ。
滋養強壮や神と近くなるための
飲み物だったようです。
(後に,ヨーロッパの宣教師達が
「これなんかあっちの国では超貴重らしいぜ〜」と持ち帰り,でもこのままじゃ苦いよね,
美味しく飲めるようにと砂糖らスパイスを
入れちゃって飲もうぜと修道士達が開発し,
「なんかうめえし力が湧くじゃん」と,
王侯貴族に好まれるようになり,
時代が下がってチョコレートの発明、
イギリス産業革命で量産が可能になり,
今に至ると…
古代メキシコ人もビックリの発展ぶり。
彼ら「あいつらさ〜,ほんと勝手に持って帰って
無茶苦茶してさ〜…」って言うてると思います。

話がずれました。
えーっと。。文字!文字の話です。(数字)

画像
この横の顔も文字のうち。

古代メキシコでは顔の模様も文字で,
数字は左側の棒と丸で表していたようです。
棒が5,マルが1 を表しているようです。
文字はもう一回後の回でも描くので,
サラッと終わっておきますが,
読み解いた人がすごいよね。
研究者ってほんとすごい。

さて,今日の最後は「はたを織る女」

画像
製法は変わらんのね〜。

自分の遠くに二本の棒を立て,縦糸を張り,
自分の腰に,横糸を張る棒を引っ張る紐を
ぐるりと装着,横糸を巻いてある棒を縦糸に
滑らせて織っていく技法(意味分かりますか?

画像
こんな感じ。
画像
鉢。

アレやね,古代メキシコの人々は,
仕事が細かいね。
だから残っているのかもしれませんけれども。
(手仕事が細かくて手がこんでいるから
ヨーロッパ人たちが「なんかすげえじゃん!」
って持ち帰ったりして残っている…のかも
しれませんね。
しかしそれでも細かいよね〜。
神経質な職人がたくさんいたのかな?)
(言い方ぁ)


そんなところで今日はおしまい。
明日は一旦陶芸話に戻ります。
多分…(笑
GW,無事に,そして楽しくお過ごしください。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.

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古代メキシコ展・その2

2024-04-25 16:01:08 | お出かけ

こんにちは。
古代メキシコ展続きです。

この展示会は、主に儀式で使われていたもの
供えられていたものなどを中心に構成されており、
その当時の人々の生活が垣間見えることは
少ないのですが、やはり遥か彼方に
失われた文明なので、興味津々の人々が沢山。

最近の展示会は、写真撮影も可能なので
あちこちで「写真を取られた方は
速やかに前から移動願います~」の声。
ですよね~。(写真OKはありがたいです)
そして、「順番は決まっておりません
アチラが空いております~」
「ガラスに近づき過ぎないでください」の声。

広く沢山の方々が来られるためなのか、
マナーをやたらとたしなめられ、
チョッとウンザリ。
そうでもしないと、カシコの人が
少なく、いざこざが起こってしまう
現状なのかもしれませんけれども。
チョッとうるさいから、もう少し声を落として
ピンポイントで注意・注文をしてほしかったです。
(愚痴です。ハイ。)

気を取り直して、展示品を見ましょう。

画像
ドスコイの選手

その当時、遺跡の敷地内には
大きな競技場も有り、そこで様々な
儀式や競技が行われていたようです。
この、ドスコイ君はその選手だとか。

腰に専用の器具を付け、
腰でゴムを固めたボールを打ち、
ゴールに入るよう繋げていく球技。

胴体周りに、
「U」の形の道具を装着していたとか。
え~、面白そうやん?ボールはどれかなっと。。

画像
堅った!
もっと柔らかいボールを想像してたわ!

ゴムを固めて作ったボールなのでガッチガチ。
これ、かなり痛い球技だよね・・?
そりゃ、腰の特別な道具の装着が必要だわ。

画像
偉い人。

偉い人しか、胡坐をかいて座る事が
許されていなかった文明だったそうで、
「あぐら=偉い人。」です。はい。

画像
ヒスイの針。

わ―綺麗~!
いえいえ。これ、いけにえの肩に
ブスぅーーーと差し、血抜きするためのブツ。

画像
ほら貝

コレ、展示の説明では「ラッパ」と。。
音が出るからね!同じだね!

画像
画像
ピラミッドを飾る
「羽毛の生えた蛇」神(部分)

こんな礎(いしづえ)になるもん取ってきたら
あかんてー!
なんぼ研究でも、そんなんしたら崩れるやん?!
無茶しよるな~。
なんて思いつつ展示室内を進んでいきます。
この辺まで来たらもうお腹いっぱい。
なんか疲れてきた。
今日の最後は鶏で締めておきますネ。

画像
赤いトサカや縁、胸飾りに使われている物は貝。

行商人などの物々交換や、売買で手に入れた
貴重な貝だったようです。
そうだよね~。
数キロ歩いたら海にたどり着く地形の
文明ですが、基本、ジャングル。
キラキラ光る貝などは人気だったかも。

何を入れて使用していたか、、などは
考えないでおきましょう。
心臓かもしれませんし・・内蔵?
いや、、
お酒とか、果物かもしれませんからね!

コレで残すところあと一回?
本当は、東京の国立科学博物館の
インカ展にも行きたいんですよね~
そちらは、当時の生活などが垣間見える
展示もあるようで、俄然興味がわく。
(こちらは6月24日まで)

古代メキシコ展は5月6日まで。
また明日。
明日は陶芸話を挟みます。
Please stay healthy and stay safe.

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古代メキシコ展

2024-04-24 16:10:49 | お出かけ

こんにちは。
今日はお出かけ話です。
少なくても3回にはなりますね~(笑)
お付き合い下さいませ。

大阪中之島にあります「国立国際美術館」にて、
「古代メキシコ展」が開催されております。
巡回はしない様なので、気になる方は
G.W中に訪れてくださいませね。
これ、5月6日までの展示ですからね~。
おとなりの、中之島美術館では
「モネ展」も開催されていますので、
(これも5月6日まで)
一緒に訪れてもイイかも知れません。
美術系統が真逆すぎて、
脳が混乱するかもしれませんけれども(笑)

さて、いつものように、展示品をご紹介いたします。
一緒にワクワクしましょう。
まずは、フクロウの器。

画像
アホ顔が可愛い~

何に使うための器か・・
忘れてしまいました。ごめん。
(しょっぱなから、この体たらく)笑)

画像
トウモロコシうぇ~い神。

これ、何に感心したかというと、
手でコネコネしているのに、その完成度。
それもそうなのですが、いたるところに、
「これ、タタラで板状の粘土を作って
それを重ね合わせたり、切り取って
装飾にしているよね~。」にです。
これらの文化は、紀元前100年~紀元後500年
に栄えたらしいので、約2000年前の人々も、
というか、今の我々と同じ技法だー!という
「わー!」という面白さに感心したのです。
(感動の語彙力の無さよ)笑)

画像
トウモロコシを砕く道具

「わ―今と変わってなーい!」というと、
一緒に行っているツレが
「って言うか、今の人間が真似してるんやん」
そっか。(笑)

画像
顔付いてる~!
かわはぎ??

一見可愛らしいもの。ノンノンノン。
全然可愛らしくないですコレ。
「心臓を取り出すための儀式用のナイフ」
(ただし、使われている形跡は
検分結果出てこなかったもの)
ひー。可愛くないー!!

画像
アッカンベー神

太陽のピラミッドで飾られていたという
デスマスクのシンボル。
弁柄(べんがら)で着色されていました。

日本でも、弁柄格子(べんがらこうし)
などで使われていますね。
(なぜかって?弁柄とは・・
『土から取れる成分(酸化鉄)で
紅殻、弁柄とも呼ばれ
語源はインドのベンガル地方より
伝来したことからそう呼ばれています。
陶器や漆器、また防虫、
防腐の機能性から家屋のベンガラ塗りとして
使用されてきました。』

画像
弁柄格子の建物(日本)

赤ってインパクトありますしね~。
生贄文化がある文明だったのと、
ジャングルでは、物がすぐ腐るので
弁柄が使われていたのかもしれません。

ああ、もう長々と書いてしまいました。
コレ、まだ入り口付近です(笑)
どうです?
行ってみたくなってきました?

明日以降もちょいちょい書きます。
お楽しみに~。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.

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いちごがり

2024-04-10 15:28:12 | お出かけ
こんにちは。(お出かけ話です。)
今日はメッチャ可愛い旬な話題。
イチゴ狩りのお話です。

長男が保育園時代に行ったっきりなので
10年ぶり?新鮮でした。

イチゴ狩りの場所では、
ハウスの外からすでに、甘い香りが漂っています。
中に入ると暑い空気がお出迎え。



たわわないちご

このハウスでは6種類が栽培されており、
すこし酸味が残る物、甘~い物、
サッパリした甘さの物、大粒が多い物、白い物
あと一種類・・普通の物?


お花も可愛いよね~。


絶対おいしいよね~。
食べごろよね~。


インスタ用に撮るよね~(笑)


練乳とチョコソース、お替り自由。
御手拭シートは必需品ですよ~!


白いイチゴ。
なんだか不思議なイチゴでした。
熟すほど白くなる。
ただ、少し青臭みが残るのかな?
良く匂いを嗅ぐと、少しエグミがありました。

味はチョコソースと合わすとすごく美味しいです。
わたしは「おいしC-ベリー」が一番甘かったので
そればかり食べました。

そして入り口付近より、奥へ奥へと行く方が
多くの人が来ていないのか、
大粒や、よく熟れているのが残っていて美味。

今回おとずれた農園は、名神高速
竜王インターチェンジ降りてすぐ、
竜王アウトレットの斜め裏。


しばらくはイチゴを食べずに済みそうです。
そんなお出かけ話でした。
御馳走様でした。
また明日。
Please stay healthy and stay safe.
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お伊勢参り・その2

2024-04-01 15:31:51 | お出かけ
こんにちは。
今日もお伊勢参りをしようと思います。
その前にお昼ごはん見る?


松坂牛のハンバーグ定食。

.
松坂牛筋煮込みが乗ったハンバーグ定食

お肉がおいしいのはもちろん、
お豆腐が木綿と絹ごしの中間の堅さで美味しい。
ご飯に乗っているひじきのフリカケも美味しい。
お汁の中に入っているメカブも美味しい。

各々が、てんでバラバラの御飯を頼んだから、
それらを見るのも楽しく、美味しく頂きました。
ごちそうさまでした。
もうこの時点で、ミッションを
いくつもクリアしているので帰ってもいい気分。

あかんあかん。
お伊勢さんに参らな。

伊勢神宮の鳥居は、下段の横木が
縦の木から突き出ていないタイプ。

なんか、それだけで「ここは他所と違うんやで~」
感を出していました。

鳥居の起源は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)に
岩戸から出てもらうために、
「常世の長鳴鳥(とこよのながなきどり)」
(いわゆる鶏)を鳴かせるため連れてきた時の
止まり木だといわれているとか、いないとか。
へ~。(もっと感想を持てよ)笑


五十鈴川に掛けられた宇治橋。

鳥居の話はこれぐらいにして、
鳥居の足元で一礼し、橋を渡りましょう。
この橋、宇治橋という名前です

なんで?
色々検索してみました。
その中に
「(京都府の)宇治にも伊勢田町(いせだちょう)
という名前があるのは何故?」という質問があり、
答えがなるほど~と思ったので載せておきますね。
『宇治は「ウチ(内)」が語源です。
伊勢神宮の宇治山田町は「内宮」のある街だから。
京都の南の宇治は、四方を山と巨椋池に囲まれた
「内」な地形だから、このような地名がついています。』

朝日焼のある地名も「山田」。
京都の宇治橋の近くには、橋姫神社もあります。
(もちろんお伊勢さんにもありました)
なんだか、”へ~”と思いました。
(薄い感想だな。オイ)

境内の最奥、神様がおわすところは撮影禁止でしたので、
写真はこの2枚だけ(笑)
まぁ、なんでしょうね・・すべての建物が白木作りで
屋根の作りが独特で、原始の時代を感じさせます。

社殿の建築|神宮について|伊勢神宮

社殿の建築|神宮について|伊勢神宮

日本古来の建築様式を今に伝える「唯一神明造」。簡素にして直線的、ヒノキの素木が美しい建築様式の特徴と、内宮・外宮正宮の社殿の違いを紹介します。

伊勢神宮

 

数年に一度建て替えられるからなのか、
京都や宇治で見かけるような、
寺社仏閣の風雨にさらされた姿とは異なり、
変にきれいだから異様な感じ。
畏怖の念を抱かす雰囲気。
日本の神様を怒らすと
マジで怖そうですものね。

・・段々怒られるような
感想になってきたので、
建物の感想はこれぐらいにして。。
内宮は、多くの参拝客でにぎわっておりました。

そしてお参りのち、参道をブラブラ。
おかげ横丁にも行き、
「赤福本店やでー」などいいつつ・・
(店に入って赤福を頂く行列が
ものすごかったので断念しました。
美味しいというコロッケも同じく断念)
伊勢うどんを食べてみよう!と
話もしていたのですが、
お昼が意外にお腹に残っていたので、断念。
(寒かったので、甘酒を飲んだり、
タコの入ったすり身を揚げた
美味しい串を食べたりしたから
食べられなかったのではないと思いたい)

そうこうしているうちに雨が降ってきたので
(電車で追い越した雪雲が追い付いてきたもよう)
早々に伊勢市を後にしました。

伊勢神宮の感想?
ん~、、面白かった。かな?
「一緒に行った人たちが面白いから」
というおかげかもしれません。
仲間の一人は、行く前夜まで「出雲大社ではさ~」と、
違う場所の名前言うてましたしね。(笑)

同じ面子で、いつか出雲大社にも行けたらいいね。
というところでまた明日。
Please stay healthy and stay safe.

そうそう、赤福本店で取り扱かっている
「白餡と黒砂糖餡の赤福」が美味しかったです。


お伊勢さんの感想が
なさ過ぎて申し訳ないですわ~。
明日は陶芸話に戻りますね。
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