京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

無病息災

2014-01-08 13:00:32 | 美味
1月7日は、七草粥をいただく日ですね。

皆様は、お正月の疲れた胃を休めるべく、
この一年の無病息災を願う為、食されましたか?

この日は、人日の節句( じんじのせっく )といい、

「人日」とは五節句の1番目の節句で、陰暦1月7日のことをいいます。
お正月最後のこの日は、七草粥を食べて1年の豊作と無病息災を願います。

日本には古くから年の初めに雪の間から芽を出した若菜を摘む、
「若菜摘み」という風習があり、
また「若菜摘み」とは関係なく、平安時代には、
中国の年中行事である「人日」(人を殺さない日)に作られる
「七種菜羹〔ななしゅさいのかん〕(7種類の菜が入った吸い物)」の影響を受けて、
7種類の穀物で使った塩味の利いた「七種粥」が食べられようになったそうです。

その後、「七種粥」は「若菜摘み」と結びつき、
7種類の若菜を入れた「七草粥」になったと考えられます

だそうですよ~。

雪深い地方なら、取れるだけの七草でもいいそうで、
ナズナを7株入れて、七草としているところもあるとか。
丸もちを入れたり、小豆粥の地方もあり、
沖縄では豚肉も入るとか。

七草粥を求めて~なんて、旅番組が出来そうなほど、
七草粥とひとくくりには出来ない調理法がある滋養ものですね。

そんな我が家は・・

こんなご飯をいただきました。

静岡地方で食べられる、桜ご飯という物。

米 3合、醤油 大匙3弱、 お酒大匙3。
という、とっても簡単だけれども、両チビに大うけの 具の無い炊き込みご飯。

年末年始、小チビは水疱瘡。
新年明けてから高熱の出ている大チビ。
おばあちゃんが、おかゆもいいけどコレをモリモリ食べなさい!と炊いてくれました。

形は変われど、無病息災を願う気持ちは同じ・・ということで、
私も大いにいただきました。特に病気はしてないんですが・ネ(笑)

さぁ、新年すっきり明けました。
おかゆの美味しさを身体の隅々にまでいきわたらせて、
張り切ってまいりましょう!皆様もご一緒に!
コメント
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