京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

茶摘みかご建水

2014-06-12 22:09:40 | 気になるコト
茶摘みかご建水( けんすい )・・
建水(けんすい)とは、茶を入れるときに使用する道具の一つ。
茶碗を清めたり温めたりしたときに使った湯や水を捨てるために使う・・

その、建水に白化粧を掛けました。
その前に。。茶摘みかごとはどんな形?という方のために・・

これ。暗くてわからん!(笑)

茶摘みをするときに、摘んだ葉を入れておく道具ですね。
これは、各人が持つ小さなサイズ。

茶摘みさんたちが摘んでくれた葉をいったん溜める大きなものもあります

でん。( わかりづらい~(笑))

私の手と比べると、こんな感じ。
適当に風も通るので、熱がこもらないという優れもの。

そんな、茶どころ宇治にある朝日焼で作られる、茶摘みかご建水。

足元なども、カゴに似せて作られます。もちろん網目も(笑)

口は丸く、足元は四角く。作るの結構大変です(笑)

このかごたち、昭和52年から使用されているようです。
段々と、使われなくなっていくであろう道具ですが、
お茶の世界や、どこかで形が残っていると、また思い出してくれることと思います。

そんなこんなを大切につなげていく朝日焼。
宇治に来られる際には、是非ご覧くださいませ。
お待ちしております。



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