京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

土錬機通し

2021-02-27 13:16:10 | 作陶館日記
土を使えば、屑が出る。
それを捨てるのはあまりにも惜しい。
なので、再生をします。

そこで登場するのが
「土錬機(どれんき)」という機械。
名前の通り、土を練ってくれるのですが、
モーターボートに使うようなプロペラが
筒型の中で回転し、
土を混ぜながら押し出してくれる
すぐれた機械。

説明の割に写真が分かり辛い~(笑)

この時、空気を抜く作業もするので、
名前は「真空土練機」君と言います。


入口はそんなに大きくないので、
片手で持てるぐらいの土(約3キロ)に切り、
放り込んでは、筒から押し出し、
何順かめぐらせた後、ビニールに包み
保管。と相成ります。

もちろん、めぐらす道中に、
水を入れて固さの加減もします。
固いと使いづらいですし、保管が効かない。


屑土を入れておくコンテナ。
結構な箱数。

写真を撮り始めた時のお茶目な一瞬。

いえ~い!的な(笑)

寒い時期、氷かと思わせる冷たさの土、
屋根の下とはいえ、屋外・・。
お茶目な事をしなければ、
心も体も冷え切っちゃいますからね。

こうして出来た土たちは、今日も教室で
皆様に使っていただいております。
もちろん、新しく土を調合する日もあります。
その時は・・240キロ作りますので、
もっとお茶目っ気がいる。
やさぐれちゃうから~(笑)

さぁ、今日は幼稚園の先生方が
体験に来て下さいます。
ウキウキ。

また明日。
Please stay healthy and stay safe.

作陶館note
https://note.com/hanshi_kase/n/n961e5a2b4418
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 作品達 | トップ | 窯詰め »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

作陶館日記」カテゴリの最新記事