京都・宇治の陶芸教室 朝日焼作陶館 スタッフブログ

登り窯の横にかまえた朝日焼作陶館 「深く楽しい陶芸の魅力」に触れることができる窯元ならではの陶芸教室です

普茶料理(ふちゃりょうり)

2024-12-14 15:25:45 | 京都・宇治
こんにてゃ。。
こんにちゃ・・
こんにちは。

今日は、黄檗山万福寺にて饗される
「普茶料理」についてのお話をします。
食べにいったんかって?
いえいえ。
宇治市の歴史資料館を覗いたら、
「黄檗山万福寺・普茶料理」の企画展を
やっていらしたので、のぞいてみたのです。
ホンマは食べに行きたいわ!
(なかなか機会が無くて、、、
長く宇治に住んでおりますが、
万福寺に除夜の鐘をつきに行ったぐらいしか
縁が無くて・・)結構あるじゃん(笑)

さて、何から出るん~?
(画像は普茶料理のHPなどから拝借)

・麻腐(まふ)

ごま豆腐ですね~。

・浸菜(しんつぁい)

インゲンのごまあえ、旬の野菜など
(画像これかな~・・?)

・笋羹(しゅんかん)

(画像は、たぶんこれ)
旬の根菜乾物の煮物など
(しゅん(笋)は
タケノコとも読めるようです)

・油滋(ゆじ)

てんぷら、梅干しの天ぷらなど。
油で揚げた料理。

なんて?!梅干を揚げるって??
凄く食べたくなってきた・・!
甘い梅干を揚げるのか、塩っぱいのか・・?

中央に、巴饅頭(ともえまんじゅう)を置く
油の物を食べた後、
甘いものでお口直しするためかしら?
もしくは、少し塩味なのかしら?ふしぎ~。

・雲片(うんぺん)

くず野菜を刻んで炒め葛でとじるもの。

空(くず)に浮かぶ雲(くずやさい)を
見立てているんだそうな。
無駄を出さない料理ですね~
(全部喰って帰れよ?的な)笑)

・笋羹(擬き)もどき)

精進料理では出せない魚介類を
「もどき」として見立てる料理。

海苔の上に、裏ごしした豆腐を乗せて焼き、
たれをつけて焼き重ねてうなぎに見立てる。

・飯子(はんつう)
(ごはん)

・寿免(すめ)

清湯(てんたい)ともいうそうです。

おすましですね。
現地で撮ったメモに
「豆腐のから揚げが入る」とあります。
食べてみたいけれども、
お澄ましなのにから揚げが in される!
最後まで重い~(笑)

・水果(すいご)

スイカ、寒天、団子など、
口をサッパリとさせるもの。

とまぁ、皆様の想像力で
補って頂く記事を描きましたが、
アジと匂い、感じて頂けましたか?
(無理って~)笑


これらが並ぶそうです。

精進料理は油を使わない料理ではないので、
食べごたえがあるんでしょうね~。
と、歴史資料館で料理のレプリカを見ながら、
いつか行こうと思いましたとさ。

そもそも、黄檗山万福寺は、
隠元和尚という中国からいらした高僧で、
日本に、「いんげん」「すいか」
「れんこん」「たけのこ」を
もたらした方だそうな。
タケノコとかもなんだ~。

生えていても、食べ方を知らなかったら
竹の芽として、
食べていなかったのかもしれませんね。


万福寺のパンフレットには、
凄い笑顔の布袋さんが載っているので
インゲンさんもそんな方かと思ったら、
しゅっと細い人でした。


隠元和尚
(なんでそんなに爪が長いのだ?!)

気になった方は
HPを見て、宇治に来て
食べて見て、報告してください。

さ、食べ物の話はこの辺にして、
また、陶芸の話を書きますね。
たぶん、きっと・・。

それではまた明日。
Please stay healthy and stay safe.
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