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ゆく年くる年


ようこそ !
 趣味人(シュミット)の
   プラジェクトX(ばってん)へ!

朝日新聞ディジタルニュースの報道をかいつまんでお知らせします。プラモデルがバカ売れしているらしいとの事。
タミヤは前年比30%↑
アオシマの接着剤不用のカーモデルは5倍の売り上げを記録。
かたや、飛行機のハセガワは注文に追い付けず、6割しか生産出来ていないと、営業見込みの甘さが露呈してしまったようです。仕方ないわ、メインバンクの鋭い監視下にあるようですから。危ない橋はもう渡れない、渡る事を許されない。

この報道を受けて、模型業界の方向性が見えてくるようで、[ストレスフリー]がキーワードのようです。

長年この趣味に携わっていて、ビギナーの壁になっているのは何か?とその要素を洗い出してみると、

パーツの切り出し/接着/合わせ目の処理/塗装/水張りのマーキング

と、プラモデルを完成させるに当たっては一連の作業ですが、これを一工程でも端折る事が出来るなら、グッと一般の人をこの趣味に引き寄せる事が出来るのではないでしょうか。

タミヤスタンダードはパーツの嵌合性。「まるで吸い付くような合い」と、作った人の感想に良く使われるものですが、
CAM/CADの発達に伴いもう当たり前の事になってきています。
一昔前までは合わないのが普通で、それを力ずくで押さえ込むのが『プラモデル』の常識でしたが、今後はそいいうキットは淘汰されていくでしょう。それを快感につくるクレイジーもいますがね。



アオシマのカーモデルに採用されているスナップタイト仕様の接着剤フリーも、重要なポイントですね。
嵌合性は言うまでも無く、接着剤特有の溶剤臭を伴わない事と、一体化されたパーツを集合させる、変形合体ロボのトランスフォーマーのノリがあるようです。

そして1番の難関、塗装です。
質のいい水性の低臭タイプの塗料がどんどん発売されてきていますが、それでも塗装道具、筆運び、スペース、エアブラッシングに及べば、換気の問題も出てきます。


それを全部クリアしたものが、[ガンダム]シリーズに見られる一連のキット、いわゆるガンプラでしょう。40年目に入り、1/1の動くガンダムもこの年末に登場しました。

プラモデルの究極の姿は、ここにあると思います。

ニッパーひとつあれば、週末の半日もあれば、家族が手を出さない(或いは共同作業も有りかな)リビングテーブルがあれば、箱絵に描かれたものが自分の手の中で立体化される達成感を味うことが出来ます。
ここに40年も続くテイストが散りばめられているように思います。


プラジェクトX(ばって〜ん♡)



ケータイに保存している画像で今年を振り返り、ニッパーひとつでやれんもんかなぁと探るまでもなく、旧タイプのスケールモデルとガチンコ勝負する妙な達成感に溺れている自分を見てしまいました。




長男は丑年の来年、年男(36)です。
息子が物心ついた頃にジャンジャン模型を作っていたオヤジに感化され、趣味のひとつに続けているようです。

「 門前の小僧 習わぬ経を読む 」

環境さえあれば、本人の興味がある無しに関わらず何とはなしに身に付くもので、モデリズム代表の小林氏が展開する静岡県内の小学校のカリキュラムにプラモデルの工作を組み入れ、物づくりの楽しさを伝える奉仕活動をされています。

これが全国展開されたら、模型業界に関わらず関連する企業も潤うんですけど、バックアップ国会議員1人でも送り込まなければ動かんヤポーンですかね!


プラジェクトX(ばって〜ん♡)




次回手掛けるキットのヘッダーが出来ました。
 ラファール・エアバスヘリ・アパッチ・カタリナと4アイテム空モノが続いたので、お次は地を這うものでいこうと思います。
ショート サンダーランドは何処へ!?



2020年、お世話になりました。
2021年も変わらずのご贔屓をお願いしまして、今年のブログを閉めさせて頂きます。


今日もご覧頂き
   ありがとうございました。m(_ _)m

  今回は この辺で ごきげんよう  (^o^)/

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