13日(金)は午後2時52分頃、名護市辺野古の新工事用ゲート前に行き、この日3回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。
市民15人がゲート前に座り込んだり、歩道でプラカードを掲げて新基地建設に反対し、資材搬入に抗議した。
今年も残りわずかだが、日本の出生数は初めて70万人を切ろうとしている。
団塊の世代の1949年の出生数は269万人を超していたので、それから200万人も減り、4分の1以下になるわけだ。
2025年問題が言われているが、辺野古新基地建設に費やす金は結局、市民一人ひとりが背負わされることになる。
加えて、肥大する防衛予算の分も税負担が増える。若い世代の負担が増えて貧困化が進み、将来に希望が持てなくなれば、ますます少子化が加速することになる。
貴重な自然を破壊して持続可能な社会を不可能にし、実際には普天間基地の「代替施設」にはなり得ない基地を造って予算を浪費する。
自滅への道を突っ走っているとしか思えない。
バラスやセメントなど生コンプラントの材料のほか、護岸建設用の砕石、再生材、埋め立て用土砂などの搬入が半時間ほど続いた。
午後3時20分頃、辺野古弾薬庫そばの歩道から大浦湾を見ると、K8護岸では土砂の陸揚げが行われていた。
ガット船・第八高砂丸が大浦湾から出ていくところだった。
午後4時27分頃、豊原の高台から辺野古側埋め立て工区の様子を見た。
仮置き用の土砂を運び込むダンプトラックはなく、辺野古崎側のK5~K7の埋め立て工区に向かっているようだった。
午後4時48分頃、瀬嵩の森から大浦湾の様子を見た。
A護岸の建設現場をはじめ、すでに海上での工事は終わっていた。
海上ヤードでの砕石の投入が再開されているが、砕石に加えて土砂も投入されているようだ。
多様な生き物が住む宝の海がこうやって破壊されている。これを黙って見ていていいのか?
国がやることは止められない。そうやって愚痴をこぼし、あきらめて無力感に浸るのではなく、ぜひ辺野古の現場に来て、今自分ができることをやってほしい。