7日(土)は午前11時からキャンプ・シュワブメインゲート向かいのテント前で、辺野古新基地建設に反対する県民大行動が開かれたので参加した。
雨のなか、主催者発表で700人ほどの市民が集まった。韓国から参加した皆さんをはじめ、宮城島からの土砂搬出に抗議し、自衛隊施設の建設を阻止したうるま市の皆さん、裁判闘争をたたかっている辺野古区民、国会議員、県議会議員の皆さんの発言が続いた。
12月22日午後2時から沖縄市民会館大ホールで開かれる「米兵による少女暴行事件に対する抗議と再発防止を求める沖縄県民大会」への参加呼びかけもあった。
韓国や米国の政治状況は、沖縄の米軍基地、自衛隊基地の問題にも即座に影響を与える。
東アジアの政治状況の不安定化を強調し、だから沖縄の基地強化を進める必要がある、という方向へ議論を進めようという動きが出るだろう。
日本「本土」の安全と平和のために沖縄が犠牲になるのはやむを得ない。
明治政府の琉球国への武力による威嚇と併合以降、これが日本人の大多数の基本姿勢であり、それに屈服して内面化した結果が沖縄戦の惨状であった。
同じ過ちを繰り返さない。そのために何をなすべきか。沖縄人がまず考えなければならないのは、そのことだ。