以前から気になっているのだが、辺野古側埋め立て工区のK3護岸近くに、灰色の土砂?が仮置きされている。
琉球セメントの砕石場から運ばれてくる岩ずりは赤土混じりの土砂で、明らかに色が違う。
沖縄島北部地域(ヤンバル)は赤土(国頭マージ)が多いが、本部半島は暗褐色の島尻マージの地域もある。
灰色の土といえば沖縄島中南部のジャーガルとかクチャがあるが、それらが搬入されている形跡はいまのところない。
工事用ゲートからは生コンプラントで使う砂利(バラス)のほかに、廃コンクリートのリサイクル材と思われる物も入っている。
キャンプ・シュワブ内の工事で路盤材として使われる物もあるだろうが、埋め立て用土砂や軟弱地盤の改良工事で使用する海砂などを補う物として、リサイクル材の使用も沖縄防衛局は示している。それとの関係ではどうなのか。
土砂や砕石と合わせてリサイクル材の動きにも注意しておきたい。