先週に続けて今週も、北部訓練場では米兵のジャングル訓練が行われている。メインゲート前でヘリパッド建設に対する監視行動を続けながら、ゲートを出入りする米軍車両に抗議を行っている。
http://www.youtube.com/watch?v=SWt6qLbLOIA&feature=youtu.be
26日のお昼頃に、北部訓練場メインゲート西側の訓練場に向かう米兵の姿が見られた。途中からの撮影で、先頭から半分はすでに移動している。全体で100人程はいただろうか。その後、谷間や森で訓練する米兵の声が響いていた。
http://www.youtube.com/watch?v=mUZL2dijplE
HH60ヘリは24~26日の3日連続して、北部訓練場メインゲート北側で飛行訓練を行っていた。
http://www.youtube.com/watch?v=Suq_uMVFzow
CH46Eヘリは9月30日に沖縄での最終飛行が予定されている。私が子どもの頃はベトナム戦争のさなかで、機体はモスグリーンの塗装が施されていた。黄色と黒の縞模様が描かれたフライングタイガースの旧隊長機と灰色の機体の2機が、26、27日にメインゲート付近を飛行していた。
http://www.youtube.com/watch?v=C_WPWVG2nCw
http://www.youtube.com/watch?v=Anx78zFu6hY
今週は24日から4日連続して、N4ヘリパッド2の建設工事が強行されている。27日はバックホー1台がN4の奥の方に移動し、トラックに砂利を詰めたトン袋を積んで建設現場に運ぶ様子も見られた。木々を伐採して切り株を掘り起こし、裸地となったところに砂利を敷いて、赤土流出を防止しようというのだろうか。
工事に使われている車両は、相変わらずナンバープレートが隠されている。ビデオ撮影されるのが嫌なのか、トラックは砂利を運ぶとき一度背後に退き、5時前に作業を終えて引き揚げる時には、スピードを上げて走り去っていった。MV22オスプレイが使用するヘリパッドを造ることに、内心は後ろめたさを覚えている作業員もいるのではないか。仕方がないと割り切らずに、自分の仕事に誇りを持てない工事はやめてほしい。
岩国に残っていたオスプレイの最後の1機が、25日に普天間基地に飛来し、24機の沖縄配備が完了した。圧倒的多数の沖縄県民が示した反対の意思を、日米両政府は歯牙にもかけなかった。ウチナンチューはまともな人間扱いをされていない。そのことへの怒りと抵抗を忘れたら、ウチナンチューの尊厳は踏みにじられる一方だ。オスプレイの配備撤回を元より、高江のヘリパッド建設を進めさせてはならない。