円グラフは、何かの割合を示す場合によく用いられる。
その場合、分割された面は、特異なことでない限り等分にはならない。
円を等分した図は、デザイン上の意味しかもっていない。
そう思っていたが、もう一つ意味があった。
やりにくいことをやってみる楽しみである。
やりにくいことは、手順の段階が多いほど楽しみが増える。
ある日Kさんから、円を7等分するにはという宿題が出た。
むかし使っていた AutoCAD なら簡単なのだが、バージョン攻撃に白旗を揚げてしまったのでもう手元にはない。
それ並みの機能のありそうなフリーソフトもあるが、圧縮されたファイルが90MB を超えるようでは二の足を踏む。
簡易な CAD でなんとか下図はできたが、単線表示なので画面ではギザギザになる。
印刷すれば滑らかになっても、そのソフトか、あるいは適当なファアイル変換ソフトが要るのでは、はいどうぞというわけにいかない。
Word のファイルなら、文字入れも印刷も簡単だからよいのだが、単線の図は読み込んでもやはり単線。
仕方なしに太線のオートシェイプでなぞった。
だがこれをブログの挿絵に入れるとまた線が崩れてしまった。
途中のキャプチャー操作も入れると、何段階だったか」、数えるのも面倒になった。
おかげでだいぶ楽しめた。
音声のどもりと、CAD の動きの鈍さに共通点のありそうなこともわかった。
これは出題者に感謝しなければならない。
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