うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

あわてものの愚問

2012年03月31日 | 忘れかけていたこと

 PDFファイルの文字をテキストデータにして欲しいと頼まれて、よし、あのフリーソフトを試す機会が来た、試してやろうと引き受けた。

うまくいけばドラッグ一発でぱっとできる。
ところがどっこい、「このファイルは変換できません」と断られてしまった。
ファイルを開いてみると、ファイル名の横に(保護)という表示がある。

仕方なくメモ帳を起動して打ち込み始めたが、ふと気づいた。
フォントは何をお望みなのだろうか。
聞いて見ると「何でもよい」と言う。
では気にせずにいくか、と打ち続ける。

途中でお茶の時間、いったん保存してスタンバイに。
次の起動はファイルから呼び出す。仕掛りの画面が現れた。
どこか様子が違うと思ったら、最初に使ったメモ帳ではなく、常用のエディターが起動して、違うフォントになっている。

そこで、先刻のとんだ間違いに気づく。
テキストファイルは文字列のデータで、フォントの属性を持たない。
ファイルを開いたアプリケーションに設定してあるフォントに、スッとなじむ。
フォントをどうするかなどは、とんだ愚問だったのだ。
舞台衣装の準備があるのに、着て行くドレスの相談をしても仕方がないではないか。

われながら、ホントあきれてしまう。


時間短縮と品質管理

2012年03月30日 | 忘れかけていたこと

QCサークルという名の活動がはやったことがある。
品質管理を作業者自身が考えて実践するように仕向けるための小集団活動で、Web記事には「日本の国際競争力を強めたとされる」と書いてある。
証拠を示せと言われないためにか、「される」という用心表現が使われている。
国際競争力は多数の相手があることだから、一種類の活動が、影響要因の一部にはなっても、寄与率をはかり知ることなどできはしないから、それほど気を使うこともないのに。

OCサークル活動のテーマ設定に困ると、しばしば登場したのが「時間短縮」だった。
時間が短かければ品質があがるのは、化学物質やガラス細工のように時々刻々変容するモノの加工と、生ものを扱う調理、それに救急医療や切開手術ぐらいかと思っていたが、なぜか「時間短縮」がどこでもかしこでも品質向上策であるということにされていた。
時間短縮⇒業務効率向上⇒経済性向上=品質向上という無理方程式が信じられていたからだろう。

著名な会社の事業所で、パソコンの1日修理を実現したことが報じられている。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120328/388121/

パソコンが動かなくなると、代替がなければ数日は腕組みしかなかったのが、往復を含め3日で帰ってくるという。
たしかに壊れたものは早く直ってくれるとありがたい。
「ユーザーがパソコンを使えない時間をいかに短くするか。確実に直すことができるかと。この二つが満足度を高めるための大事なポイント」と記者には語ったそうなので、二つのポイントのうち後のほうに期待をかけたいと思う。

別の会社のことなのだが、デジカメの故障で、すばやい修理をありがたいと思いながら、1年も経たないうちにまた故障に悩まされたこともある。
時間短縮と品質向上との関係は、売れ行きが顧客満足の証であるという片眼をつぶった思考様式と、どこかでつながっているような気がするのだが、いかがだろうか。


チンにくるパソコン

2012年03月29日 | 忘れかけていたこと

パソコンで、あごが痛むという。

顎関節症と名がついているが、顎関節の障害ではなく、あごの周りの筋肉に負担のかかるような姿勢を長時間続けると、あごが痛くなってくるのだそうである。

[日経プラスワン 2012/2/4]にそんな記事があった。
⇒日経プラスワン 顎関節症 で検索

ほおづえ、寝転び読書、パソコン覗き込み、これらはみなあご周りに負担がかかっている。
休憩と体操が救ってくれるというが、背筋を伸ばしているほうが、何かと身のためらしい。


見せる/見られる

2012年03月27日 | 忘れかけていたこと

講習会などで、受講者のパソコン操作がうまくいかない理由には、見られているという気持ちが邪魔していることがあるだろう。
車の運転でも、教習所で、教官が同乗して経路を覚えさせられて運転したら、ぎこちなくなるに違いない。

見ているほうは何だこんなことと思っても、見られているほうは巧くやって見せようなどと余計な潜在意識も手伝って、簡単な手順さえ思い出せなくなる。
先刻書いたメモを見ても、その瞬間に頭に浮かんだ文字だけがところかまわず走り書きにされていては、パニ状の頭では読み取れない。

見るほうが立場のハンディキャップの忖度なしに、つい手を出してしまうと、見られていたほうはいっそう混乱する。
見る側は時計を止めて待っていなければならないのだ。


入力切替

2012年03月26日 | 忘れかけていたこと

ネットワークの設定をこね回していたら、ブログ作成ページにログインできなくなってしまった。
何か変わったことをした後に異変が起きると、今したことが原因だと思ってしまう。
次には、さあ困ったという思いが走る。
システムの条件が整っていないのではないか、条件が整わないうちに変なことをやってしまったのか、そう思い出すと、パニパニ度が急騰する。

それを抑えて深呼吸、ロヅイン I Dを確かめる、OK、パスワードを入れ直す、そこまではOK。
しかし結果は、NG?

もう一度 I Dを入れ直す。ここでやっと気がついた。
小文字で入力しているつもりが大文字になっている。小文字に直す。
小文字で入れたのに大文字になる、パスワードはコメコメでしか画面に出ないから気づかなかったが、これも大文字で入っていたか。
Shiftを押しながら入れる。OK。

さて、半角入力の大小文字が逆になっているのを戻しておかなければ。

なんと、この方法を覚えていないのだ。
先刻なんとなく触ってしまったらしいから、このあたりかと [Shift] + [Caps Lock] とやってみる。直った。


半角入力A/a切替  A⇒a⇒A⇒a  [Shift] + [Caps Lock]
忘れてもすぐわかるように、「temp memo.txt」の最上部分に書き込んでおく。このファイルは毎日何か書き込むのに使うからすぐ見つかる。

これで忘れても大丈夫。
大丈夫と思うと忘れない。
記憶とはおかしなものだ。


新しい新聞

2012年03月25日 | 忘れかけていたこと

相変わらずの記事ばかりで、新聞と名のつくものに新しさが感じられないとみてか、新しい新聞が出た。

★ 「育G新聞 Vol.1」 ★
http://smcb.jp/122468816

育ジーか、GよりBのほうをやってもらいたいとジーは思うのだが、このGはグランドのGで、Bも包括範囲内にあるそうだ。
GとB、どのようにも読めるこの文字の便利さが面白い。

興味をお持ちの方はどうぞ。


ウイルスか

2012年03月24日 | 忘れかけていたこと

ウイルス駆除ソフトもだいぶ進化したらしく、USBメモリーを差し込むとすぐにウイルス検査が始まる。

外で使ったUSBメモリーから、感染ファイルが8個出てきて削除したぞ、というメッセージが出た。
きれいになったからよいのだが、身近にウイルスの漂っているのは、マスクだらけの電車に乗り合わせたような塩梅で、あまり気味がよくない。

ときどき、タイトルも投稿者名も書き入れてないコメントが舞い込む。
こういうのもウイルスの親戚で、M&M、面倒で迷惑だ。


発音

2012年03月23日 | 忘れかけていたこと

 Googole の翻訳は重宝である。

どう読むのか見当もつかない言葉でも、文字を入れれば読み聞かせてくれる。

これまで気にもしなかったが、日本語はどう聞こえるのだろうと試してみた。
「元の言語」を「日本語」と指定して音声を聞いてみた。
確かな日本語だが、それとは別に不思議なことがわかった。

「翻訳する言語」を「中国語」にしておいたら「日本」としか出ない。
「語」はどこに行ってしまったのだろうか。


再接続

2012年03月22日 | 忘れかけていたこと

朝ラジコを聴くときに不都合なことがある。6時前ではスピーカーから音を出さないほうがよいので、レジーバーで聴くことにしている。
途中で、もうそろそろスピーカーにしてもよいだろうと、USBジャックからレシーバーを抜き取っても、そのままではスピーカーから音が出ない。

ラジコをいったん止めて再接続しなければ、スピーカーからラジオ放送を聴くことができないのだ。

もう一度つなぎなおすぐらいたいした手間でもなし、いいではないかとほかの人は思うだろう。
しかし、そのぐらいはいいではないかというツメの甘さが、知恵の出し惜しみのような気がして、なんとも歯がゆくてならないのである。

 


時計を止めてはいけません

2012年03月21日 | 忘れかけていたこと

前に使っていたパソコンBが生き返って、やれやれと思いながら常用のAでメールを見ようと思ったら、あの嫌なエラーメッセージ窓が出た。
自分宛も送信できない。
LAN接続があだになったか、もう一方のBはどうかとメーラーを起動。
「時計が狂っている」と警告が出る。長い間止まっていたからだ。

Bの時計を、Aを見ながら秒まで合わせて、同じ時刻を表示するようになった。
Bでメーラーを起動。Aから送りそこなっていた自分宛のテストメールも受信している。
Bに溜まっていた停止期間中のメールがぞろぞろ出てきたのを整理。

Aに戻ってメールチェック。OK。
アカウントを別にしなければいけないかなどと考えたのは余計だった。

時計はだいじ。止めてはならないのだ。
「時計よ止まれ」というあの歌、どういうわけか、Youtube でも見つからない。

いくつもある時計で、さしている時刻が違うのは、時計ではない。
時計屋の店でもそういうのがあった。あれは時計型の壁掛けだったのか。


原因不明

2012年03月20日 | 忘れかけていたこと

瀕死のパソコンは生き返ったが、原因は確定できないままでいる。

故障が起きたとき、原因をはっきりさせないと困るのは、回復させる方法を見つけたい場合と、それが自分の所有物でなく説明が必要な場合である。

自分の持ち物であれば説明は要らない。
回復できればことは終わりなのだ。
また故障が起きたときのために、原因がはっきりしているほうがよいではないかとも言えない。
こういう目の回りそうな部品数の多い物の場合、同じ故障が起きる確率は、目を細めるほどごくわずかでしかない。

内蔵電池が切れるとどうなるかというWeb記事があった。
TuneUp ≫ 6100 ≫ 内蔵電池が切れた?
http://www.club6100.net/?TuneUp%2F6100%2F%C6%E2%C2%A2%C5%C5%C3%D3%A4%AC%C0%DA%A4%EC%A4%BF%3F
▼日付や時刻を設定しても、電源を落すと元にもどってしまう。
▼起動音は聞き取れても、画面は真っ暗。
▼起動音も聞こえず、ディスクも回らず、お手上げ。
という具合に症状が進んでいくという。

時計が狂い始めたら内蔵電池の寿命とみてよさそうなのだが、「電池が切れると 1999/1/1」になるようだとHさんから教えていただいた。

電池は早めに交換、気になる人は普段からときどき電圧を計っておこうと推奨する人もいるが、分解点検や測定がよほど好きでなければそんなことはしていられない。

時計がおかしくなったら気をつける。
動かなくなって廃棄前に、内蔵電池を取り替えてみる。200円もかからないから。
そんなことを心がけようと思う。

電池が原因でなかったら、あの故障は何だったのだろうか。
叩けば直ったのか。

しかし、故障で収穫はあった。
冷却ファンに溜まっていたほこりを掃除できたことだ。
♪ 去年より、ずっと、きれいになった。


プライバシーポリシー

2012年03月19日 | 忘れかけていたこと

Googl の +You の入口に、面白い看板が出ている。
問題が発生しても心配するなと。

グーグルが3月1日から個人情報の収集・利用に関する新しい「プライバシーポリシー」(個人情報保護方針)の運用を始めた、と報じられた。

その人がそのとき検索サービスで何を探したか、ユーチューブで何を見たか、という履歴が利用者の登録者情報として記録される。
猫について頻繁に検索している人は猫好きとみられ、ユーチューブを見ようとすると、こちらが検索しなくても猫に関係のある動画がお勧めとして現れたり、キャットフードの広告が出てきたりするという。
Kさんからのメール情報によると、グーグルカレンダーに何か書くとき、場所を書き入れると地図が付いてくるそうである。

こういうシステム運用はサービスとひとくくりにされるが、さて、誰にサービスしているのだろうか。
私などには余計なことをしてくれるとしか思えない。
どうも、向いている先は広告主であるような気がする。
プライバシーポリシーというのは、個人情報をどこまで吸い上げどう使うかということで、それを簡単に文字面だけ翻訳したのでは、利用者を保護する方針と間違って読まれはしまいか、そんなことを考えているがどうだろうか。

そのうちに、テレビを見ていると、関心の度合いを調べるために瞳の拡大率を記録されるかもしれない。


接点復活

2012年03月18日 | 忘れかけていたこと

内臓電池を取り替えてパソコンが復活したと報じたら、コネクタの接触不良も故障の因になるぞとHaさんから教えていただいた。

そう言われてみると、はずした電池の電圧を測ったとき、3ボルトをちょっと下回るぐらいの電圧はあったような、あやふやな記憶がある。
ことによると電池が原因ではなかったのか。
もっとも、電池が弱ってくると、どこにもつながってないときは仕事をしないから元気なふりをしていても、どこかに電気を送って仕事を始めるとカクンと電圧が落ちて役立たずになることもあるので一概には言えない。

確かに、たいがいのものの故障は境い目つなぎ目で起きる。
ものだけではない。戦争は国の境い目で起こり、人付き合いもことばのつなぎがうまくいかなければいさかいになる。

電気の流れるところも、つなぎ目がぴたっといってないとそこで熱が起きる。
つなぎ目で起きた熱はすべて損失、得られるものは何もない。
ごく弱い電気の場合は流れが止まってしまうことさえある。

つなぎ目をきれいに保つ接点復活剤という薬剤がある。
いろいろある中で、少し値が張るがケイグの「GOLD」というのがパソコンなどにはよさそうである。

一缶買って家中の電気のつなぎ目を全部きれいにしてやろうかなどと考えている。


PC復活

2012年03月17日 | 忘れかけていたこと

 

昨日は運気が訪れたかと思うほど佳い日だった。
オシャカと思い込んでいたパソコンが復活したからである。

使用中にシャットダウンがときどき起こるようになり、怪しいと思っていたら、ついに起動不能に陥り、電源を入れても黒い画面の左上に小さな白い部分が現れるだけになった。
データのバックアップも唯論不実行だったから、こいつは参った。
諸登録のIDMデータと住所録データだけは、USBメモリーにとってあったからまあよかったが。
マイドキュメントのデータだけでも何とか助けたいとHさんに相談したら、ハードディスクをはずして相談会に持ってくれば、読める装置を準備してあげるからと、Mさんからお声がかかり、お願いするつもりでいたが、出欠表のチェックをしっかりしなかったので、せっかく準備してくださったのに肝心のこちらのものを持たずに一度は空振り、えらい迷惑をかけてしまった。
そのときいろいろお話を聞いていて、耳に残ったのが「内臓電池なら100円で買える」こと。
念のためと思って、ボタン電池 CR2032 を買ってきて入れ換えはしたが、もう駄目半分ではずしたハードディスクの組み込み方がわからない。
こういうことは頭の血が下がってからでないとうまくいかないから、そのうちゆっくりと構えているうちに、次の相談会が来週に迫った。
それまでには確かめておかなければと、弄り回しているうちに収め方も見つかり、やたらに多い周辺デバイスのケーブルを、ああこれもあったとつなぎつないでスイッチON。
「ようこそ」の斜め文字が出たではないか。
Mさん、Hさん、ありがとうございます。

どこが壊れたわけでもない、電池の消耗だけだった。
同じようなことで、パソコンを買い換えている方がたぶん大勢おられるだろう。
動かなくなったら、すぐにもう駄目と思わずに、内臓電池を取り替えてみれば、何百分の一あるいは何千分の一の支出で済むかもしれない。