ウインドウを開いていて、デスクトップ上にある別のファイルを操作したいとき、開いていたウインドウをいちいち最小化してデスクトップに移るのは面倒です。
そのとき、タスクバーからデスクトップを開けるようにしてあれば、デスクトップ上のフォルダー、ファイルやショートカットをすぐに操作できます。
最小化のつもりで、あわててファイルを閉じてしまうようなこともなくなるでしょう。
ウインドウを開いていて、デスクトップ上にある別のファイルを操作したいとき、開いていたウインドウをいちいち最小化してデスクトップに移るのは面倒です。
そのとき、タスクバーからデスクトップを開けるようにしてあれば、デスクトップ上のフォルダー、ファイルやショートカットをすぐに操作できます。
最小化のつもりで、あわててファイルを閉じてしまうようなこともなくなるでしょう。
マウスのクリック操作は、「クリック」「ダブルクリック」「右クリック」の三種類かと思っていたら、まだありました。
真ん中のホイールをクリックするホイールクリックです。
センタークリック、中央クリック、中クリックと呼ぶ人もいるそうです。
ホイールクリックを、Wクリックとしたのではダブルクリックと間違いそうです。h を付けて Whクリックでは読みにくくなります。
かと言って、ローマ字でHだけではやや微妙な感じになるので、書く場合に多少面倒ですがホイールクリックがよさそうです。
センターだからCクリック、真ん中だからMクリックと名付けてみても、実用の便からは遠ざかりそうです。
このホイールクリック、いろいろ使い道がありそうですが、ひとつだけ挙げてみましょう。
ブラウザーで、Webページにリンクマークのあるところをホイールクリックすると、リンク先のページが「新しいタブ」で開かれます。
[Ctrl]+クリックという両手操作は、このときにはいりません。
Bluetooth 青い歯、変な名前の短距離無線通信方式です。
この名は、およそ1千年前に今のヨーロッパの北の地方で幅を利かせていた、青歯王と呼ばれた首領の名にちなんでつけたと言われています。
Wikipediaによれば、「デンマークとノルウェーを交渉によって平和的に統一した事績にちなんで、複数の電子機器をつなぐ通信技術のBluetoothの語源となった」とされていますが、交渉や平和的統一がどういうことがらだったのか、歴史無研究の私にはよくわかりません。
米国電気電子学会では、IEEE 802.15.1という名称で規格化されているそうですが、さまざまな仕様があって、Bluetooth と名が付いていてもどんなものもうまくつながるとは限らない、使いこなしにくいもののようです。
パソコン使用中に緊急離席、忙しい仕事をしている人は、そういうことがままあります。
動かしていたアプリを、とりあえず止めておきたいということもあるでしょう。
パソコンを置いたところにすぐ戻れない、止まっていてくれと祈っても駄目、そういうとき1分後にロックがかかるのが「ダイナミックロック」です。
スマホとパソコンを、簡易デジタル無線通信の Bluetooth でペアリングしておけば、Bluetooth の電波が届かなくなったときパソコンの動きに待ったがかかる仕組みです。
連絡が途絶えたらそこで動かなくするということなので、それを利かすにはパソコンとスマホが電波の届かないところまで離れなければなりません。
離席のとき、スマホを持たずに行ったのでは、ダイナミックロックはかかりません。
切れてほしければ一緒に行かなければダメなのです。
燃えさかる火は、風が通らないようにするとおさまります。
ネットの炎上対策には、無反応が最上、叩き甲斐をなくせばよいのです。
企業のビクビクが叩き屋の付け目、叩かれてすぐ言うことを聞いてはなりません。
A & Nの無反応が見本になります。
自動再生という訳語には、どこかまぎらわしさがあります。
「Windows10 - メディアとデバイスの自動再生」という標題のサイトまであるので、自動再生には、メディアの自動再生と、デバイスの自動再生の2種類があるかのように受け取られます。
パソコンで行うメディアの自動再生は、DVDやCDなどの媒体に記録された映像や音声を見たり聞いたりするので、文字どおり再生操作の自動実行、つまり自動再生なのですが、デバイスの自動再生では、そのときに接続された周辺機器が、自動的に何かを再生し始めることはありません。
実際には、デバイスにパソコン側から信号がいけば動き出せる状態になるというだけのことで、デバイスの自動再生には再生という働きはないのです。
Windows の設定メニュで、挿し込めば動き始めるということを「自動再生」とひとくくりにしてあるのは、同じ熟語を使っている項目をまとめて整理したように見せているだけでしょう。
使うほうにとっては、まとめるよりも単独で「USBドライブを自動で開く」ぐらいにして、「自動再生」に含ませないほうがわかりやすいのではないかと思っています。
Office はバージョンの改まるたびにリボンの模様替えがあるので、コマンド・ボタンがなかなか見つからないときがあります。
つい最近、Excel で複数ファイルを並べて表示させる「整列」が見つからず、その場ではやむを得ず違うブック間を行ったり来たりになったことがありました。
わかってみればどうということのない操作方法も、パッと探り出すには、寄り道を嫌わない習慣がついていないと、覚える機会を逃してしまうこともあります。
ランプマークの「実行したい作業を入力してください」も、つい見過ごしていました。
Web の検索は、Google に代表される検索専門のサイトがあって、入り口がわかりやすくなっています。
OSの検索は、入り口がわかりにくく、ドアの位置、把手の位置がなかなか見つかりません。
たとえば「コントロールパネル」を開くのにも、はじめてお目にかかるパソコンでは、正面玄関に立つまでに、やっとたどり着いたと思うようなこともあります。
はじめての訪問先は、うろうろ歩き回るよりも、名前で尋ねるほうがはるかに早く見つかります。
コントロールパネル探しも、直接名前で検索するのが近道です。
タスクバーを下に置いてあるときは、まず画面左下にある○印を探すこと、そしてそこに入れる検索のキーは「コントロ」あるいは「cont」ぐらいで十分でしょう。
パソコンの電源を入れておけば自動メンテナンスをしてくれる方法のあることがわかっても、24時間電源を入れっぱなしというのも気が利かないやり方です。
時々刻々の取引に全く休みなく使っている方は別ですが。
メンテナンスは、開始・終了の時間をきめておいてその間だけ動かす方法がありそうです。
あれ? 24時間休みなく使いたい人は、メンテナンスの時間がとれないではないですか。
そういう場合は、何も起きなければ正常ということにしておくのでしょうか。
パソコンを動かしているのは何ですか、と尋ねられたとき、OSと答える人と電気と答える人の比は、経験年数によって増える傾向にありそうに思います。
ということは、パソコンを長く使っていると、それが電気で動いていることを気にしなくなるからです。
そんなことを考えたのは、
・Windows10で電力の消費量が多いアプリケーションを見つける方法
という記事を見つけたからなのですが、もう一つ、
・Microsoft Edge は、バッテリーをなるべく消費しない省電力設計
という記事があったからです。
ただ、電力消費が少ないことと、使い勝手が良いかどうかは、別の話のようにも思います。
パソコンのメモ取りに、キー打ち込みが面倒な人は、Windows Ink ワークスペースを使えば、ペンか指先でメモを書けるようになりました。
この便利な機能も、役に立たないことがあります。
あとになって自分でも読めない字を書いてしまうとそうなります。
ペンも指先も、少しは練習が必要です。
Web の記事を見ていて、知らなかった言葉や、もう少し深く知りたい言葉に出合ったとき役に立つ「検索」、その操作が、その場でできることに気付かずに使っておられる方がどのくらいいらっしゃるでしょうか。
Web 記事は、指定範囲の文字をキーワードにして、右クリックで検索エンジンを作動できるのでした。
車のドア・ロックを解除するのに、ドアの鍵穴にキーを差し込んで回す操作は、一時代前のものになっているようです。
スピーカーはそれに向かい合って聴くもの、レシーバーは耳に当てて聴くものと思っていましたが、そのどちらでもないものができています。
あのB社の製品、耳をふさがないのでお話もできます。
ソフトウエアには、おしゃれと思ってもらえればというような、どうでもよい機能のついていることがあります。
Tというメーラーは、フォルダーごとに異なった表示形式を設定できるそうです。
特定のメーリングリストから来たメールの本文に、段落ごとに小さな星のマークをつけて、開いたときにかわいいと思わせようという仕掛けに、いつの間にかなっていたという話もあります。
こんなの、おじさんには邪魔ですよね。