山地のブナ林が育たないそうです。
シカがブラウザになって、若芽をかじりとってしまうからと言われます。
シカのほうは、そんなことはしかとわかるまいと、シカトをきめこんでいます。
ブラウザには、かじりとって食うもの、拾い読みをするものなどの意味があって、インターネットをチョコチョコ見るための道具だと思っていました。
ところが、それはやや狭い考えだったようです。
「ブラウザとは”情報をまとまった形で閲覧するためのソフトウェア全般”のこと」という説明もあります。
そう、ブラウザで見ることのできる範囲は、インターネットに限らなかったのです。
自分でホームページを作ったとき、アップロードの前に出来具合をブラウザで見て確かめますが、その場合は .html ファイルを見るので、ブラウザを使うのはあたり前だと思います。
しかし、インターネットとは無関係のことにもブラウザを使えるのでした。
試みに、ブラウザのURL書き込み欄に次の文字をコピペしてみます。
shell:RecycleBinFolder
[Enter] を押すと、「ごみ箱」がそっくり現れました。
ブラウザは、フォルダーを抜き出してみる閲覧室のように使えるのです。
ここで二つのことに気付きました。
「ごみ箱」はフォルダーの名前だったのです。
こんな当たり前のことに気づいていなかったのが不思議です。
もう一つ、リサイクルとはごみをまとめたり移動させたりすることだったようです。
そう言えば、リサイクル法と呼ばれる法律も、用済みのごみを分別、回収、処理について決めています。
ごく一部のデータを、もう一度使う場合にごみ箱から引きずり出して元に戻す以外、ごみ箱から先は消えて見えなくなるのでした。
リサイクルとは、大部分が消えてなくなることだということがわかりました。
物品の場合、消えてなくなるものにお金を取られるのが、これまた不思議なことです。
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