うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

苗字

2011年08月31日 | 忘れかけていたこと

苗字検索(euc)というサイトがある。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~suzakihp/index40.html

読みから漢字は探れないが、漢字で書かれた姓をどう読むか、それがずらっと出てくる。

なぜ知ったかというと、「深」に井、野、津、川をつけて「フカザワ」という姓を知ってるかと聞かれたからである。

うそだろうと思ったが、ここを見ろと言われ、あけて見て驚いた。

深井⇒フカイ、フカザワ、フキイ

深野⇒フカノ、フカヤ、フキノ、フカザワ、シンノ

深津⇒フカツ、フカヅ、フカザワ、フカズ、ミツ

深川⇒フカガワ、フカザワ、フカワ

深野、深津にはそれぞれ5とおりもの読み方があった。

もっとびっくりは、丹生を見たら、ウニュウ、ハニュウ、ハニ、ミブ、マルミ、
タンキ、タンミ、タンオイ、タンウ、タンニュウ、
タンショウ、タンジョウ、タンオ、タンセイ、
ニショウ、ニビ、ニオ、ニオイ、ニフ、ニイ、ニキ、ニク、
ニュウ、ニウ、ニブ、ニワ、ニワオ、ノオ、

28とおりもあるではないか。

それぞれご自分の苗字をご覧になるのも一興かと。
上のサイトをあけて「1苗字検索」という文字をクリックし、検索窓に書き込めばよい。


電力講座

2011年08月30日 | 忘れかけていたこと

ITという言葉はもう古いらしい。

谷崎潤一郎の細雪にB足らんという言葉が使われてはやったのはむかしのことだが、ITだけではC足らんなのである。

インフォメーション・テクノロジーだけでなく、IとTの間にコミュニケーションのCが入らなければすべてを言い尽くせないという。

ICTの最先端はスマートグリッドだが、電力網に応用するなら、それに関わる人は、多少は電力のことや電力系統のことを知っていなければならない。

むかしは電気屋を、強電屋、弱電屋などと区別して呼んでいたが、もうそんなことを言っていられない。

電気と電力網の最低限の智識を、あまり時間をかけずにICT技術者に理解してもらうために作ったというサイトがある。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20110819/365943/?ST=rebuild

ICT技術者でなくても読めるので、私はICT技術者ではないとか、技術屋ではないとか、ないないと思わずにさらっと見ていただけば、エアコンの始動時には設定温度を下げておくとどんどん冷えるだろうというような錯覚に陥らないようになるかもしれない。


線量マップ

2011年08月29日 | 忘れかけていたこと

Webのおかげで何でもすぐ見られるようになった。
その便利さのトップはマップ。

「全国放射線量マップ」というのがある。
http://atmc.jp/

表示されているデータには、有難みも何もない、すべてマイナスイメージでしかないが、ときどき見れば、環境保全などという白々しい言葉の意味が何だったのか、それぞれに感慨を持つこともできるだろう。


2011年08月28日 | 忘れかけていたこと

実物を求めるときにはそれほど熱を入れずに、もうその用がなくなってからカタログなどを見てうらやましがる人がいる。

あればよしでもあらまほしでもない。見てるだけの気休め。

そういう方にとは言わないが、お洒落な家を紹介しているサイトがある。

『fresh-home』   (吉田淳氏紹介)
 http://www.adachieve.info/freshome.html  


命名

2011年08月27日 | 忘れかけていたこと

緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステムという名の情報システムがある。

SPEEDiという略称だが、この動きがスピ-ディでなかったので物議をかもした。
3月11日に始まらなければならなかった大気中の放射性核種の濃度測定、そのデータが、測定器が壊れたのではないかというような値になったのに驚いて出しそびれ、2か月もたってから、ようやく落ち着きが見られ影響予測の辻褄が合うようになって、やっと顔を見せたと想像されるシステムである。

いまごろこんなものを取り上げるのは、コンピューターシステムにもこういう名前が付くのかと、命名の巧みさというか稚拙さというか、どちらとも言いようのない中途半端なおかしさに、ちょっと引っかかったからである。

カナ文字の部分はさておき、緊急時迅速放射能影響予測という名称の付け方には、日本語の便利さがよく表れている。
文字の順番どおりに、適宜かなを入れて素直に名前の意味をたどると、「緊急のとき迅速に放射能の影響を予測する」となる。
しかし、このシステムの運用実態にあわせて読み直せば、「緊急のときは迅速に放射能が出るのでその影響を予め測定して」となる。

このシステムの役割は、こうなるだろうと予測することではなく、あらかじめ測定しておいたデータを使い、それを人心沈静に役立たせるということだったのだ。
英字略称の末尾の字も、yではなくiであるところが、何か意味深長であるかのように感じられる。

気が付けば、ネットワークは、網をつなげていくほかに、パッと覆い隠してしまう働きをもっているのだった。


イラストの元

2011年08月26日 | 忘れかけていたこと

ブログに載せる絵はどこから持ってくるのか、という質問をときどき頂戴する。
写真は自前だが、イラストのほとんどは Fotosearch という便利なサイトからお借りしている。

ロイヤリティーフリーつまり著作権使用料無料と、丁寧に一つひとつに書いてあるイラスト素材が20万画像の中から選び出せる。
http://www.fotosearch.jp/illustration/

20万もの中から探すのに大変だと思うのは、数値恐怖症。
どんなに大きな数値も、1の倍数なのだから、足し算か掛け算の答でしかない。驚くことはないのだ。
掛け算の反対を1回、足し算の反対を1回、それで狙いの1画面に簡単にたどり着く。

方法は、サイトのトップにある窓に注文を書き込んで、[検索]ボタンを押し、そのあと、ずらっと並んだ中から気に入ったのを選ぶ。それだけである。
注文にはどんな字を書きこもうと、ないものは「ない」と返事をしてくれるから、そのときは違う言い方を考えればよい。

検索の苦手の人は、その練習にもなる。


危ないスマホ

2011年08月25日 | 忘れかけていたこと

スマートフォンの Android 端末向けに、通話を記録するスパイツールが出回っているという。

老人や子供の端末を監視するためとか、データのバックアップを取るためなどと名目をつけて無料配布されている。
これが、通話の録音を含めた個人情報のほとんどに、外部からアクセスできるスパイツールなのだから恐ろしい。

かかってきた電話にアプリが自動応答し、勝手に録音してしまう。
持ち主に気づかれないように、着信音を消すサイレントモードに設定し、電話のキーパッドも表示しない。

アプリのインストール時に「許可項目」のメッセージが表示された場合、許可する前に、そのアプリの機能上必要かどうか、十分に確認すること。

これだけでも無防備よりはましだろう。

(参考)サイバー護身術
http://www.yomiuri.co.jp/net/security/goshinjyutsu/

 


クリック-アウト

2011年08月24日 | 忘れかけていたこと

画像をクリックするだけでウイルスに感染する可能性があるぞと、嫌な警告を見た。

警告に気持のよいものはないが、すぐにどうこうということはなくても、頭の隅のそれを残しておくとよい。
何かのときに「ちょっと待てよ」と確かめる気になるだけでも、全くの無関心よりは効き目があるはずだ。

「Google・Yahoo画像検索でウイルス感染」
http://www.yomiuri.co.jp/net/security/goshinjyutsu/20110506-OYT8T00557.htm

こういう感染症もある。
最初に「ウイルス・マルウェアに感染している恐れがあるので、次の無料オンラインスキャンを実行してください」という警告表示が出る。
次に、ブラウザの中で、偽装オンラインスキャンが行なわれ、ウイルスが発見されたという表示が出る。
いずれもまったくの嘘で、偽セキュリティソフトを買わせて、クレジットカード代金をせしめたり、個人情報を盗み取ろうとする詐欺だという。
用心の3点をこのサイトは示しているが、最初の項目は、あのいやらしい真っ赤なウインドウのことかと思うと、どうかなと思う。2番め、3番めは確かだろう。

● Adobe Reader、Flashなどの関連ソフトを最新版に
● 「ウイルスを発見しました」の表示に騙されない
● セキュリティ対策ソフトを最新版に


FAQ

2011年08月23日 | 忘れかけていたこと

FAQサイトはふたとおりある。

ひとつは、回答できそうなカテゴリーを登録しておくと、質問が出るたびに登録者にメール通知が送られる、教えてgoo型のもの。

もうひとつは、そのサイトを覗くと、登録しておいた入れものに質問が入っている。なければ関心のあるカテゴリーにどういう質問が出ているかを見にいく、Yahoo知恵袋型のものである。

一杯やれる時間が空いて、誰か誘いに来るのを待ち受けている型と、出かけて行って暖簾をめくって覗いて見る型の違いとも言える。
待ち受け型でも、覗きに行って断られることはないから、待たずに出かけて行ってもよいのだが、知らせがあるならこちらから腰をあげなくてもという意識が働くから、見る機会はどうしても減る。
足は自然に自分の袋のある方に向く。どこかに心理的な仕掛けが働いているのだろう。

というわけで、Yahoo知恵袋は毎日覗いて見るようになってしまったが、これがまた質問のごみ箱のような場所で、智恵袋というより痴壊袋と書きなおしたほうがよいのではないかと思うこともある。

「なにかよい四字熟語を教えてください」「釣合いの対語は何ですか」など、質問はさまざまである。
「よい四字熟語を」などと、美味いものを食べたいけれど何がよいかと、見も知らぬ人にいきなり尋ねるのに似たような注文が平気で出される。

「釣合いの対語」はまだましな方である。不釣り合い以外にありもしないこういうことに、どう考えれば別の答えが出るだろうかなどと、多少はあたまの体操にもなるから。

閑にまかせて見ているこれを、どこかの大臣様が参考にしてなどと口走ったのには恐れ入った。
もっともこれを見始めたきっかけが、その亜呆発言を何かの拍子に知ったからで、どっちもどっちなのだが。


毛筆

2011年08月22日 | 忘れかけていたこと

日本語のフォントで無料というのは少ないが、書家の青柳衡山が書かれた「衡山毛筆フォント」というのを、小地谷の武蔵システムが出している。
http://musashi.or.tv/kouzanmouhitufont.htm

毛筆様の文字を電子データに使うというのは、どこか流れに逆らっているようで、流れの強弱を足もとに感じながら沢を遡行するわらじ履きの、あの快感を思い出させてくれる。
その時分には、熱中症などという文化病はなかった。

毛筆フォントを使うのは癪だ、やはり自分で筆を持たねばという方には、青柳教室の案内サイトもある。
通信教育の案内は、たいがい入口の扉しか見せないが、この教室では、手本まで見ることができる。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~kouzan/page011.html

毛筆学習経験のある人は、この手本があれば独学も可能だろう。

硯も墨も筆も、それにわずかの時間もある。あとはやる気だけのこと。


遅速永遠

2011年08月21日 | 忘れかけていたこと

チョロQというおもちゃがある。ぜんまい仕掛けでビュンビュン走る。

ハブリッドもできて、マッハギアという凄い名前もついた。

とにかく速い。道で見かける高校生のランニングのようにいやいや走るのでもなく、24時間テレビのランナーのように気息奄々という様子もないから、見ていて気持ちがよい。

パソコンも使っているとだんだん遅くなる。
動く速さが変わりはしない。しなくてもよい余分なことをさせるから遅くなる。それはわかっていても、少しずつ、少しずつ遅くなっていくから、気づかない。
今日は寝起きが悪いなどとはっきりわかるなら、すぐ手当てをしようという気にもなるのだが、なかなか手が出ない。

元をただせば、売れるルールにしたがって作られるソフトがパソコンの動きを遅くしているのだ。

まだある。無料、いつでも、これがよくない。
フリーという名のいたずら悪魔が、チョロチョロやってきては邪魔ものをまき散らしているのだ。
それに、手当はいつでもできると思っていると、悪魔の思う壺に、いつの間にかしてやられているのである。


書体

2011年08月20日 | 忘れかけていたこと

 

パソコンには数多くの書体名で、フォントが組み込まれている。
あまり多すぎて結構それが嵩張るから、使わないものは整理したいのだが、それも面倒で、子供のおもちゃ箱と同じように、何もかも一緒に放り込まれたままになっている。

アニメ動画のタイトルや、TVのCMに出てきた書体が気に入って、それを書きたい、フォント名を教えろ、という質問をときどき見かける。
そんな人には、逆引きフォント検索があると便利だろうと思う。
しかし、アニメのタイトルの文字などは、描くことの得意な人が書いて作るのだから、同じものがあるわけがない。
それでも欲しい、そのまま手に入れたい、名前を教えろ、という要求になる。
人は何か欲しくなると見さかいがつかなくなるから、文字データと画像データの区別もつかないのだろう。
絵に描いた文字でも、変換するとスッと目の前に出てくると思っているのかもしれない。

そういう人のためかどうか知らないが、いろいろなフォントをずらっと並べて紹介しているサイトがあった。
「お得WEB > 無料フォント」がそれである。
http://www7.ocn.ne.jp/~otoku/free-font.htm

 

作った人がいろいろなら名前もさまざまで、「04」などというそっけない名前もある。
名前は簡単でも中味の濃いのもあるから、いちいち広げてみなければわからない。

むかし駄菓子屋に「アテムキ」というのがあった。厚紙のいちばん表の皮をはがすと何か目印が出てきて景品がもらえるというものだった。
いま考えれば、あれは切手をちぎって使うようにひとつずつ切って渡すものではなかったのではないか。店のおばちゃんは、面倒だから大判のままぶら下げておいて、子供が来て硬貨を出すと1枚剥かせるという省力化を実践していたのだ。

アテムキに似たフォントの探索は、自分のパソコンに投げ込まれているフォントの整理より更に厄介なことで、吾が余寿命への取り組み許容率は極めて低いと言わなければならない。

 


逆引き

2011年08月19日 | 忘れかけていたこと

辞書に逆引きのものがないように、図鑑にも逆引きがない。

珍しい花を見つける、見たこともなかった鳥がいた。そういうとき名前を図鑑から引き出すのは大仕事だ。
図を一つひとつ見ながら、これは違う、ここが違うと、違いがなくなるまで探さなくてはならない。
ネットの図鑑ではなおのこと、見当のつけようがない。

電子辞書ではそれができるようになったらしい。

パソコンにも画像で名前を検索できるようなソフトができても、もうよさそうに思うのだが。


親族呼称

2011年08月18日 | 忘れかけていたこと

親族の呼び方は、裾野に果てがなく、とても追いかけきれない。知ろうとも覚えようともせずに済ませてきた。

3~4段階めになると、これがあやしくなって、地域流、わたし流に従うしかなくなるものもある。

国語辞書では、呼び名からどういう関係かを知ることはできるが、逆引きができないから、関係が先でそれをどう呼ぶかという調べ方はできない。

親族の呼び方がいっぺんにわかるようにまとめたサイトがある。
「家系図作成本舗 続柄の呼び方」
http://www.e-keizu.com/info/family.html

ときには役立つこともあろう。
病名もこういうのがあると検査検査のたらい回しに合わなくて助かる人が出てくると思う。
自力治癒可能であっても、病名がほしくて病院を渡り歩く人もいるから。

名前、それは人間が考えた、いちばん確かな区別様式である。
だが所詮記号に過ぎないから、間違って覚えてしまうと、呼ぶときにもそれが出てしまうこともある。そのとき相手は、ふたとおりの呼び方に返事をしなければならないのである。

昔の武人の長い名前は、そんなことにも関係がありはしないだろうか。


席巻

2011年08月17日 | 忘れかけていたこと

http://japan.cnet.com/news/commentary/35006191/

こんな記事がある。
ケータイの元祖が身売りをするという。

知的財産を増やすことが目的と書いてある。
財産という言葉は、貧者には何か薄汚く聞こえるのに、知的財産と文字が増えると、そういう上品なものもあるのかとまた耳が・・・、どうなるか。
目は霞むというが耳は霞まない。耳はかすれるのか。

文字数が増えると、増えた文字には雑音の要素が必ずある。仮に半分雑音だとすると、S/N比はどう変わるのだろうか。小学算術でできない計算は敬遠しておく。

知的財産と綺麗らしく書いても、減らして3文字にすれば、特許権の話なのだろう。

誰とだれがああしてこうしてなどという、しちめんどくさい話に興味はないから、詳しくは読まないが、ソフトの会社がハードの会社を抱き込むとどうなっていくのだろう。

h&sというCMをときどき見かける。あれは hair & skin だが、これはS&Hか。

それにしても、スマホのひょいひょいと指先で画面を動かす静電気の力は凄い。
目の前にあるキーボードが、何とも古びて見えてくる。
ことことと動かしているキーの反発力も、いずれは静電気の力に席巻されるだろう。

パソコンとわが身との寿命競争に巻き込まれそうな気がしてきた。