うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

ロンダリング

2011年11月30日 | 忘れかけていたこと

メールに書き込んだWebアドレスのリンク不調が、いつの間にか自然解消してしまった。
どこかで何かがおかしかったのだが、巨大システムの最端末からは原因を探り当てることもできず、わかったところでこちら側でどうすることもできない。
半島の端っこにいる個人が、地震観測や予知の研究をしてみても、実用にならないのと同じことである。

とは言っても、珍奇な現象はまたいつか起こる。
そのときにまただめかとあきらめずに、自分でできる範囲のことはしたほうがよいだろう。
受信メールからのリンク不調を、自力で解消する方法はないのか。
つなげるだけなら、アドレスの文字を端から端までコピーして、ブラウザーのアドレスバーに貼り付けて [Enter] でよいのだが、この方法では何ともいまいましさをぬぐいきれない。冴えない手なのである。
一回こっきりならさほどの手間でもないからよいが、繰り返しリンクさせたいようなことがもしあったとすれば、受信ファイルを正常な状態に戻しておいたほうが気分がよい。
さて、どうするか。

リンク不調になったメールには、どこかで何かバグが取りついたのではないか。
それならバグをはたき落とすか洗い流すかすればよい。メールをロンダリングできないか。
受信ファイルからほかのフォルダーに移したところで、洗濯物の置き場を変えただけと同じで、きれいになるはずはない。
メールサーバーを洗濯機に使えないか。ネット・ランドリーだ。
メールサーバーにいったん送り返してまた呼び戻すというのはどうか。
幸いメールには自分宛てという経路ができる。それでやってみよう。

証拠品として保存フォルダーに入れてあった因縁付きのメールで、念のためリンクを試みる。やはりだめ、これはあたりまえ。
なお念のため別のフォルダーにコピーしてみる、やはりだめ、これもあたりまえ。
自分宛に返信、返ってきた。リンクを試みる。OK! ロンダリングに成功。

疑問はまだある。洗濯屋をランドリーと呼び、洗濯することをロンダリングと言うのはなぜなのか。


すり抜け:2

2011年11月29日 | 忘れかけていたこと

メールに書き込んだWebアドレスのリンク不調がもとでたびたびテスト送信を繰り返し、皆さんにご迷惑をおかけしてしまった。
送信形式、送受信ルートや実行時刻などをいろいろ変えて層別テストをやってみたが、原因不明で終わってしまった。
実験というものは、何か思ってもいないことがわかってこそ意義があるのだが、やってみて何もわからない実験は失敗なのである。

はっきり違いが出て確認できたのは次のことだけだった。
▼< freeml にメールを送り込んでおくと、ML参加のみなさん配信されるが、そのときメール本文の前後に広告文が付く。
この広告文は、送信形式がテキスト形式のときは付いて、HTML形式のときは付かないようになっている。>

これは、前に MPSnet の集会のときにも聞いたことだった。
聞いても書いても、ひとの話が自分に役立つ記憶になることもあれば、そうなり損なうこともある。脳の中で通り道が違うのかもしれない。

ある時期に、テキスト形式発信のメールが、何故か、メーリングリスト側サーバーでHTML形式に強制変換され配信されたのではないか。
これはFさんの解析である。

尻上がり発音のほうの「クラブ」、発祥地ジャマイカのクラブは、ホールでなく屋外にあって、ただでも入れる有料制という珍方式だという。
金を払う入口と、そうでない入口があるとのこと。

MLにも、ジャマイカのクラブ方式に似た、いくつもの通り道があるのかもしれない。


すり抜け

2011年11月28日 | 忘れかけていたこと

ブログのアドレスをメールに書き入れておいたらリンクがうまくいかず、送信形式のせいではないかとアドバイスをいただいた。
うっかりHTMLのままだったのをテキストに変えてみたら、テストでは成功したように思ったが、「下書き」フォルダーから送信した定形文がやはりうまくいかず、何度か同じような送信をMLに向けて繰り返し、皆さんに迷惑をかけてしまった。

いったんよさそうな気配が見えたので、今日のブログの書き込み通知で結果を確かめることにしたが、同じ経路で行って返ってきたものが、果たしてどうなるか。
MLの通常経路を通った形跡のはっきりしている分はよいのだが、MLのサーバーで前後に自動加筆される文が追加されずに返ってくるものがあり、その場合にリンクがうまくいかないことが確かめられた。Hさんのお話のとおりである。

だが、その2種類に、どこでどう化けるのかがわからない。
MLに送り込んだメールを、どこかですり抜けさせる換わりに、軽い分裂病に罹らせるような経路があるとも思えないが、なんとも不可解である。


やりっぱなし

2011年11月27日 | 忘れかけていたこと

ちょっと考えれば仕損じのないことを、急いでやるか、逆に放っておくか、自分ながら困った習性にあきれる。
パソコンを乗り換えたらメーラーの設定も、これだけはもう一度しなおさなければならない。

送ったメールは自分で読めないかというと、そうではない。
自分宛に送れば自分のところに返ってくる。
MLの場合は、送り込んでおけば、自分のところにも配信される。
しかし、送って返りさえすればよいというものではない。
返ってきたメールの点検が必要なのだ。それをしなかった。

送ったメールの、ブログを読んで下さいと書き込んでおいたアドレスに、リンクがうまくいっていなっていた。
返ってきたメールでリンクを確かめてなかった。
最初にその形を書き上げたときは不安だから確かめる。ところが、パソコンを乗換えればそこがまた最初になることに気が回らなかった。
リンクを実験してみれば、結果はすぐ出るから、どこかおかしいと気が付くのだがそれをしなかった。

MLはありがたいもので、Hさんからはおかしいぞと、またFさんからは送信形式が違わないかとご注意をいただき、おかげで即座に解決、したつもりだがさて、これも今日の送受信結果を待たなければ確かなことは言えない。


エディターの設定:2

2011年11月26日 | 忘れかけていたこと

エディターのキー割り当てで、「右端で折り返す」を「R」にしたのは失敗だった。
「R」だけでは「R」と文字入力するのと同じではないか。
こういうばかなことに、はじめに気づかなかった。
自分の頭が「L」巻きになっているのを Reconfirm させられるとは情けない。

文字入力でないようにするには、同時に押すキーを割り当てればよい。
では「Shift」でいくか。だめだめ、それでは英の大文字になってしまう。
「Alt」にしよう、「Alt」+「R」、何か感じが出ていてよさそう。
だが、いちいち面倒なことには変わりない。
何か方法があるはずだが、まだそれがわからない。


エディターの設定

2011年11月25日 | 忘れかけていたこと

エディターのキーを割り当てる方法を探り当てた。
「表示」→「キーの割り当て」というメニューがあった。

早速「右端で折り返す」に「R」を、「現在の日付挿入」に「F5」を割り当てた。
日付挿入はその都度操作でよいが、右端折り返しは共通の設定にしておきたい。
さて、これをどうするか、また宿題ができた。
そんなこと、簡単ではないかと、どなたかの声が聞こえそう。
どうぞ教えてたもれ。


接続

2011年11月24日 | 忘れかけていたこと

エディターの設定がまだうまくいかない。
多少の不便は我慢してもそちらはとりあえずお預けにして、音が聞こえてくれなければとスピーカーの接続を先にすることにした。

CDを入れて聞いてみようとしたがまったく何も言わない。
「サウンドとオーディオデバイスのプロパティ」で、[デバイスの音量]タブにある「ミュート」にチェックが入っていた。
これをはずしてパソコンのスピーカーからは音が出るようになったが、外付けのスピーカーへの接続端子が合わない。

スピーカー付属のケーブルは、「オーディオピンケーブル」という両端2端子のものと、「ステレオ・ミニプラグ付オーディオケーブル」という一方が2端子もう一方が1端子のもの。
東芝のパソコンの端子は、「オーディオピンケーブル」に寸法は合っているが1端子しかない。ステレオ・ミニプラグは受け付けてくれない。

仕方がないから音声はしばらくお預け、毎日使うエディターの設定にかかることにしよう。
落ち着いて、落ち着いて、いらいらはよくない。


暗黒

2011年11月23日 | 忘れかけていたこと

ついにやられた。
今月はじめから、少し様子がおかしい気はしていたが、一昨日、画面がツンと真っ暗になった。
前にも、勝手に再起動することはあったが、前回のこの状態のときは電源を入れなおして起動させた。
またかと思って同じようにやってみる。
ハードディスクをいちいち動かさないようにしてあったUSB退避メモリが働いてない。これはタスクバーに表示があってわかるようになっていた。
も一度再起動。平常どおり動き出したが、しばらくしてまた止まってしまった。
セーフモードで起動はできた。このとき、セーフモード画面の背景が真っ黒なのでおかしいとは思ったが、そこでチェックを怠ったのがまずかったか、次の再起動命令にそっぽを向かれてしまった。
仕方がないので電源を入れなおして起動させてみる。だめ。
終了予定が立たないことだから、夜遅くに探査を始めないほうがよい。明日落ち着いて、ということにしてやめておく。それが一昨日のこと。

昨日は朝から、前に作ってあった起動用フロッピーディスクと、リカバリー用CDで試してみたが、両方とも読んでくれない。

やむなく予備機を持ち出す。
jcom の接続替えをし、「接続の診断」ウィザードのおかげでインターネット回線はすぐつながり、メールも回復。
ブログだけは、用意してあった原稿も写真も使えなくなってしまったので一回休みということにした。

まだまだ順に片付けていかなければならないことがたくさんある。
同じことの繰り返しという、パソコンを使っていて最も拙劣な行為を当分しなければならないと思うと、頭の中は真っ黒だが、まあ仕方がない。


ソフトの進化

2011年11月21日 | 忘れかけていたこと

コンピューター・システムはまだまだ進化を続ける。

全体の流れは進化の方向にあっても、ところどころに渦が巻いている。

アプリケーションソフトの細かいところにも、その渦がある。
MSオフィスの画像挿入操作もだいぶ大きな渦で、それがなかなか消えない。
消えない渦とは、使いにくさである。

年賀状を作ってみる。
ページの大きさと向きを決め、始めに文字をべた打ちで書き込む。文字の大きさと書体、配置を編集する。
そこまではよい。次の画像挿入のところに渦が巻いている。

画像を入れたとたんに、初心のユーザーは面食らう。
挿入位置の指定を気にかけるかどうかで必要な操作が変わる。
必要な操作が変わるということは、誰がやってもよどみなく進むようにはなっていないということだ。
たかが画像挿入の仕方に技術や要領がいるのは、ソフトのほうの頭がよほど悪いのだ。
そんなところにユーザーの慣れや修行を要求するようでは、進化したソフトとは言えない。まだまだソフトのほうの修行が足りない。

夜の銀座の裏通りのように色とりどりの看板をずらずら並べてみたり、指先ではねて動いたりするのを得意がったりしても進んだソフトとは言えない。

ユーザーが何を望んでいるのかを察知して、そのように動くのが進化したソフトだと思う。


バージョンセール

2011年11月20日 | 忘れかけていたこと

バージョンセールという言葉を思いついた。
もちろんバーゲンセールのもじりだが、ゲがジョに変わると、安売り戦法が新型売りつけ戦法に変わる。

何でも新しいことを望んでいるのではないのに、新しいモノが出れば遅れてはならじとそれに飛びつく。そういう進取の気性に富んだ方々こそ、バージョンセールのだいじなお客様なのだ。

小学校の教科書に、一つだけ意味のつかめない題名があった。
それは「進取の気性」で、佐久間象山の話だった。
人の名は覚えたが、何をしたかは覚えていない。
年号や名前など、記号は覚えやすいが、史実の内容は覚えにくい。歴史がだいじと言われながら、暗記ゲームの域を超えないのは、このあたりに原因がありそうだ。

新しいものに早く手を出そうという気性が薄いのは、一桁の年齢のときから染み付いているらしい。もう直りそうもないなあ。


仮想

2011年11月19日 | 忘れかけていたこと

肉眼で見ることのできない文字や画像を印刷する方法があるという。
紙幣を作るには、そういう技術も必要なのだろう。

昨日は仮想デスクトップのことを挙げたが、仮想とは肉眼で見えないものであるのに、いくつものデスクトップを持つことのできる方式を、仮想デスクトップとは、ちょっと呼びにくいのではないだろうか。

マルチ・デスクトップとでも言っておいたほうがまだ当たっていそうな気がするが、実際の方式を見ていないから、こうではないかと言い切れない。
話自体が仮想なのである。

引き合いに出しては浅草ファンに悪いが、花やしきのあの面白い小屋を思い出した。


二面どうじ

2011年11月18日 | 忘れかけていたこと

二面どうじと書くと、二つの顔を持った童子を想像したくなる。

N町にも、いくつもの顔を持った童子が集まっている。

これはそのどちらでもなく、一台のパソコンでデスクトップを二面同時に見たいというお話。

操作に行き詰まったとき、ヘルプやFAQを見ながら実験できると便利なのだが、手順をいちいち印刷するのも厄介だし、それもプリンターがつながっていなければどうにもならず困るときがあるという話が出た。
確かにそのとおりで、印刷するほどでもない、そのとき限りでよいこともたくさんある。
疑問のことがらがアプリケーションソフトの場合なら、画面を切り替えながらやってみるとか、上下か左右に並べた表示もできるから狭苦しいのを我慢すればよいのだが、システムをいじる操作の場合は、動作しているプログラムをいったん止めなければならない。さてどうしようということになる。

つい先日、メルマガで「仮想デスクトップ」という言葉を見つけた。
ビジュアル時代になるとデスクトップまで仮想にしたがるのか、どういう仮想なのかと思ったら、デスクトップをもう一つ増やそうということらしい。
いつも見ているデスクトップの裏側にもう一面のデスクトップを作っておいて、ホワイトボードを使った説明や、囲碁の解説画面のように、くるっとひっくり返すと裏画面が見えるのと同じようにすればよい。
それならできそうだが、二面同時には見えないだろう。

同時並列でなくても、瞬時切り替えができれば、パッパッと切り替えながら操作すればよい。

だがしかし、こんな大げさなことをしてまで、二面同時が必要になるなことは、どのくらいあるのだろうか。


図の挿入

2011年11月15日 | 忘れかけていたこと

 

ワードで作る年賀状の講習会に参加した。
文面も図柄も準備されていて、差出人の文字だけ自分用に書き換えればそのまま使え、手早くできる。

復習していたら、一つ疑問が出た。
講師からは、図を入れる場所に6行の空行を作っておいて、そこに図を挿入するよう教えてもらったが、この空行は1行でよいのではないか。
1行の空行にカーソルを持っていってから[挿入]⇒[図]・・・とやっていけば、挿入した図で1行分という勘定になって、図の大きさの調整だけで、図と文字の関係のややこしい設定は何もいらない。
図が大きすぎて次のページに跳んでしまったら、小さくすればすぐ鞘に収まる。
図をクリックしておいて[中央寄せ]のコマンドアイコンを押せばそれでOK。

Office に図を挿入して随所に配置する場合の扱い方の練習なら、[図ツール][書式][文字の折り返し][前面]あるいは[背面]という、回りくどい操作もやってみる意味はあるのだが、図の挿入は年賀状だけという人にはさぞ面倒だろう。

図を全面に広げて字を白抜きにする方法の講義も続いてあったから、その伏線であらかじめ図を「背面」設定にしておく考えがあってのこととは思うのだが。

便利さの裏側には面倒が起きやすい。便利な枝が増えて入り組んでくると、はさみを入れる場所を見つけるのに骨が折れる、やれやれ。