[ドキュメントの更新]ウィンドウを表示させる機能は、それを見る人がいなければ役に立ちません。
見る人がいるかいないかは、見る必要があるかないかによって決まります。
見る必要とは、更新の事実を確かめる必要ということです。
ドキュメントがいくつあっても、自分ひとりでそれを使う場合には、一つのドキュメントについて更新過程を観察する場合でもなければ、更新の経緯など知っておく必要はないでしょう。
一つのドキュメントを複数の人がかわるがわる編集できるようにする場合には、更新について知る必要が出てきます。
編集作業終了の都度全体を読んで確かめることは、長大ドキュメントの場合には作業工程への障害にもなります。
一つのドキュメントを、複数の人が、編集状況を確かめ合ったり、ときどき取り出してみたりできるようにするには、共通の作業場所が必要です。
LANがあれば共有フォルダーを作れますが、LANに手の届かない場合、ネット上に共通の作業場所を作ることができます。
それが「ドキュメント ワークスペース サイト」と呼ばれるものでした。