どうぞブログをお作りなさい。その道具立てがここ「もっと Google のサービス」の「Blogger」に備わっている。
ホームページはやや静的であるが、ブログは動的のもののように思える。
ツイッターは衝動的といえるだろうか。
動きの態様がどうであれ、情報の出入りがなければこれらの存在価値はない。
「三日前の古新聞」という歌の文句があった。
ブログは三日も経てば賞味期限が切れる。
半年前にこんなことが書いてあったなどと探し出してみたところで、見つけたという意味しかそこにはないだろう。
そうは言いながら、面白いトーク・サイトがあると、さかのぼって聴いてみたくなることもある。
古酒をありがたがるのと似ているのかもしれない。
「もっと Google のサービス」に「リーダー」というのがあるが、会員制クラブのような感じで、何とも敷居が高そうだ。
「お気に入りサイトの新着情報をすぐにお届け」と説明にはあるが、一日中パソコンとにらめっこしているわけではないから、新着をすぐに届けられても、見なくてもよい広告を郵便受けにぎゅうぎゅう詰め込まれたようになって困惑のたねにしかならない。
このメニューは、受信メールや検索履歴をだいじに保存しておくなど、ふところの広い蓄積趣向をお持ちの方にはよいかもしれない。
一方、データは溜めてみないと用途も用法も見つからないぞという説もある。
ここはいちばん、元気のよい方に、せいぜいむだを試してみていただくより仕方がなさそうだ。
「もっと Google のサービス」の共有ドキュメントの次にあって、さらに親近感をもてるようにというのがこの「トーク」である。
入れものだけはごく簡単にできるのだが、そのあとは昨日書いたグループと同様のことになるだろう。いや、作りっぱなしの罪はグループより重いかもしれない。
作る楽しみは、こちらのほうが大きい。
たとえば mpsnnet のような、miurahanto のような、メーリングリストを Google でも作ることができる。その入り口が Google の「グループ」にある。
ニール・セダカの古い歌を思い出す。