<共有>
写真や地図で構成編集した画像を友達に見せたい、早い話が「あそこにこんなルートで行ってきたぞ」という自慢話をしたい、そういうときに、「ちょっと遊びに来ないか」と招き寄せてアルバムを見せ、茶なり酒なりを飲みながら、というのが昔のやり方だった。
いまでは、ネットを利用すれば足を運ばなくても、見せるだけの一方通行でよければそれができる。
メールに添付して送って見せるという手もあるが、いまどきではちょっとダサい感じがする。
マイクロソフトの OneDrive というクラウドストレイジを使えば、「共有」という手続きで、見せたい相手に見せたい画像だけを見せることができる。
メールの添付ファイルのように受け手のメモリー領域に居座り込むことがないから、ファイルの大きさなどへの斟酌もいらない。
利用方法などは下記のサイトで知ることができる。
■OneDrive のファイルとフォルダーの共有
一つ気がかりなのは、「フォルダーへのアクセス許可を持つユーザーは誰もが最新の状態を保つことができます」という説明だ。
載せてある画像が編集されれば、それが最新の状態になってしまうから、いじられてしまへばそれまでなのだが、ひとのものには手を付けないという、日本人ならごく自然な習慣の保たれ具合によって結果が示されるだろう。
ひとのものは手に入ったときから自分のものになると考えるような、どこかの国の人を相手にするときは、この方法はやめたほうがよさそうだ。