うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

ツイッターの記事から

2014年03月31日 | 千差万別

志茂田景樹氏のツイッターにこんなことが書かれていました。

できないことを率直にできないという人は、できるように教えてくれる人に恵まれる。
できないことをできると見栄を張る人は、けしかける人に寄ってこられて醜態をさらす。
できないのにできるともできないとも言わない人はいつまで経っても何もしない。

パソコンの使い方にも、サポートの仕方にも、ウムと言えそうなことのようです。

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何でも Word という使い方が危ない

2014年03月30日 | ソフトいろいろ

サイバー攻撃には「標準型」という分類があるようです。
「標準型」というと、いかにも折り目正しく聞こえますが、お遊びでない、「プロの」犯罪者による窃盗行為に属するサイバー攻撃をそう呼ぶそうです。
 ⇒ http://jump.cx/sybac

「Word に危険な脆弱性が発覚、悪用した標的型攻撃も」という見出しの警告記事がありました。
 ⇒ http://jump.cx/wordac

Word にでリッチテキストファイルを読み込んだとき、それが運悪く細工を施された悪ものファイルであった場合、開くだけでパソコンを乗っ取られるおそれがあるというものです。

Word で使う通常のファイルは .docx あるいは .doc という拡張子を持っていますが、その形式とは違う .txt あるいは .rtf というテキストファイルも読み込むことができます。
読み込んだテキストファイルは、画像を挿入したり、文字のデザインを変えたり、自在な加工ができ便利なので、word が珍重されます。
慣れたものは使いやすいものですから、Webから取り込んだメモ程度のテキストデータの保存用にも、つい word でとなりがちです。
そうなれば、立ち上がりの時間など気にならないようです。

例にあげた記事は「脆弱性が発覚」としていますが、考えようによっては、脆弱性というよりも応用性の広さの副作用のようなものではないかと思います。
テキストのみのデータなら、それ専用のもっと軽く動く余分な付随データの付かないエディターを使えばよいのです。

便利なアプリを、万能鍋のようになんでもそれで調理しようとすると、やはりどこか巧くいかないところが出てきます。
電話、コンビニ、ATM、おばあちゃんがやられるときにも、便利な3点セットがあだになっています。

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書かれている言葉は生きているか

2014年03月29日 | 千差万別

FAQに面白い質問が出ていました。
「齢須 とは」という、判じものを超えたような難問です。
日本語なのかという問い質しに、「鎌倉時代の文献」にあると質問者から補足されています。

念のために検索してみると、さすが Google「齢須」という字が拾われています。 

「参加齢須」こんなビジネス用語ができたのかとリンク先を見ると「参加必須」が化けているのがわかりました。

「参加必須」が「参加齢須」になったのも、鎌倉時代の文献も、PDFをコンバートし損なうと他の文字に化けることがあってそのためなのか、まさかとは思いますが「必須」という字が読めずに「れいす」と打ち込んでしまったのか、それはわかりません。

 ある方は「諸橋大漢和辞典」にもないと回答されていました。
世界最大と称される辞典にもなければ、そういう日本語はないのでしょう。

質問者が、鎌倉時代の文献にあったと言っても、手書きあるいは石刷りの文字を、直接あるいは画像で見たのか、それとも電子データに変換された文字だったのかによって、まったく違ったものになります。

Web で拾った情報は、この程度のものと思っておけば、丸ごと信用してバカを見ることもないでしょう。
事実そこに書かれているのだから確かなのだという論法は、もう通じないものになっているのでした。

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実験の準備に「だろう」は禁物 ~ 疑問をつぶしていく道のり:33

2014年03月28日 | 忘れかけていたこと

<Windows 7 のシステム要件>で、最大の問題はメイン・プロセッサの能力です。
政府のシステム要件で最大の問題は内閣総理大臣の能力にあるのに似ています。
周りの他の条件が、なんとか新システムに対応できるような見込みは立っても、その中心人物あるいは中心モジュールが能力不足では、話にならないでしょう。
世界の諸国で失敗が繰り返されているように、実験してみなければわからないことはいくらでもあります。

季節遅れの歌の文句が頭に浮かびます。
♪ 冬のリビエラ・・・ってやつは
   思い通りにならないものさ

実験というのは、思ったとおりになるかどうかを実際に確かめるということです。
なるかならないかは五分五分とみなければなりません。
思ったとおりにならなければ、その実験が失敗と思うのは、実験の失敗ではなく考え方の失敗です。
考え方が正しかったかどうかが実験でわかるのですから、思ったとおりにならなかったときどうするか、その準備をしておかなければなりません。

パソコンのシステム実験の準備はバックアップです。
バックアップは、OSを含むシステムのバックアップと、ほとんどが自作になるデータのバックアップですべてということになりますが、何十年かの経験では、当該パソコンのメーカーが指定する方法以外に、他から得た情報で自分で意識して保有しておいたシステム・バックアップが役立って復活したことは一度もありません。
システム・バックアップは、こうすればできるという厄介な方法はあっても、手を出す気にはなりません。

そうなれば、能力が劣ることのわかっているパソコンに過負担を強いる実験など、バカらしくてやる気にはなりません。
わが国も、何年か前に似たような大失敗をしました。

どうやら33回にわたりぐずぐずとたどってきた道の終点に来たようです。
さんざん考えてはみましたが、「このまま使っていたらどうなるか」という実験を試みようというのが結論です。
データ・バックアップだけは、外部のディスクにとっておくことにして、毎日実行しています。

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早く動くかどうか ~ 疑問をつぶしていく道のり:32

2014年03月22日 | 忘れかけていたこと

<Windows 7 のシステム要件>のうち、RAM、ディスク領域、グラフィックプロセッサは、どうやら合格らしいです。
問題はメイン・プロセッサの能力にあるようです。
こればかりは入れ歯の差し替えのようにはいきません。
仮にプロセッサだけスポっと差し替えができたとしても、周りがそれについて動かなければ、社長さんだけが走り回る会社のようになってしまいます。

遅ければ遅いなりにじりじりせずに使う方法もあります。
体感にかかわることは、とにかくやってみなければわからないのです。

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自分のパソコンを確かめる ~ 疑問をつぶしていく道のり:31

2014年03月17日 | 忘れかけていたこと

Windows XP から乗り換えるとしたら、自分の用途向きでは Windows 7 ということになります。
見てるだけ優先の Windows 8 系には、どうにも食指が動きません。

<Windows 7 のシステム要件>という記事が見つかりました。
 ⇒ http://jump.cx/win7ch

・ 1 ギガヘルツ (GHz) 以上の 32 ビット (x86) プロセッサ
   
または 64 ビット (x64) プロセッサ
・ 1 ギガバイト (GB) RAM (32 ビット) または 2 GB の RAM (64 ビット)
・ 16 GB (32 ビット) または 20 GB (64 ビット) の空き容量のあるディスク領域
・ Windows Display Driver Model (WDDM) 1.0 以上の
  ドライバーを搭載した DirectX 9 グラフィックプロセッサ

これから一つずつ確かめてみることにしようと思っています。

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やってみなければわからないこと ~ 疑問をつぶしていく道のり:30

2014年03月16日 | 忘れかけていたこと

いろいろごちゃごちゃ調べた過程で、つかんだことが一つあります。
「やってみなければわからないこと」を、ああでもないこうでもないと言い合ったところで結論は出ないのに、想像だけで心配したりダメだと思ってみたり、これは原発再稼動が良いか悪いかの論議と共通しているところがあるということでした。
「やってみなければわからないこと」はやってみるしかありません。
ただし、やってみるには備えが必要です。
「やらなかった場合に良くない結果が出たらどうするか」それを考えていくうちに、またなにかこれまでに思い至らなかったヒントをつかむかもしれません。それもやってみなければわからないのです。
自分のことは自分で考えて決めるしかありませんから、考えるのが嫌になったときはこうしようというのも、対処方法のだいじな要素です。

どうしたらよいか、自分で考えられない人は、幸いお金を出せば簡単に解決できるように、今の世の中はなっています。
面倒ならば、さっさと最新型のものに買い換える、それが最上の手段です。
個人の持ち物はそれで片付きますが、エネルギー源のことはそうはいきません。
もうそろそろ観念のオリンピックも閉幕したほうがよい時期に来ています。早くまともな考えをまとめてほしいものです。

こちらは自分のパソコンがどういう状態なのか、それを看定めることにとりかかります。

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使わないパソコンは危険度が増す ~ 疑問をつぶしていく道のり:29

2014年03月15日 | 忘れかけていたこと

何が危ないと言って、使わないパソコンほど危ない、ウイルス性の情報に対して弱いものはありません。
使わずにそっと置いてあるだけのパソコンは、家にこもりきりで外の空気を吸わない人と似ています。

ネットの社会には見張り番がいて、怪しい動きをしているデータを排除するような仕組みができています。
既存のソフトの弱い部分にツギアテができる、セキュリティパッチの公開配布システムです。
 ⇒ http://jump.cx/ms_sec

このシステムに必要な手続きは、パソコンが動いてインターネットにつながっていなければ行われません。
電波時計のように、接続回線なしに電波が来て調整をしてくれるものとは違います。
それに、折角セキュリティパッチが配布されても、次の「更新」手順のどこかが欠けていれば全部アウトなのです。

1.パッチの情報を受け取る、つまりダウンロードすること
2.受け取った情報を効き目のある状態にする、つまりインストールすること
3.自分のパソコンが感染していないか確かめる、つまりスキャンをすること

パソコンを起動しなければ、1~3のどの項目も実行されませんから、保護対象の仲間には入れません。
起動したときには、1~3の全てのことをおこなっておかなければ、保護対象の完全な仲間入りはできません。

1週間前には確かだった安全も、しばらくぶりではもう保証されなくなっているのです。
「更新」は貯めると時間がかかります。時間がかかることはつい嫌になって放って置かれます。
「更新」をせずに放置するのは、公園や駅のベンチで寝てしまうのと同じです。
ごく丈夫な人と運のよい人は、風邪も引きません、オヤジ狩りにも遭いません。
しかし、個々のパソコンが安全かどうかは、確率事象ですから、そのときなんでもなくても、だいぶ永い間なんでもなくても、いつひどい目に遭わないとも限りません。

パソコンは、ネットにつながずに使うだけのものでなければ、少なくとも1週間に1度ぐらいはスイッチを入れ起動し、「今あるべき状態」にしておくこと、これがセキュリティ確保上いちばんだいじなことなのです。

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自分が先に風邪を引かない ~ 疑問をつぶしていく道のり:28

2014年03月14日 | 忘れかけていたこと

「スパンムメールにやられない注意」をラジオで聞きました。

◇ なりすましに注意
◇ 無料が危ない
◇ アクセスを簡単にしない
◇ 見知らぬ人にかかわらない
◇ 代理を名乗るのは怪しい
◇ 物騒な相手に手を出さない
 ついクリックがいちばんダメ

   なむあみだぶつ。

若干、脚色してあります。

人に迷惑をかけないためには、自分が先に風邪を引かないことがだいじです。

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SNSのトラブルと対策 ~ 疑問をつぶしていく道のり:27

2014年03月12日 | 忘れかけていたこと

Twitter、Facebook、LINE、mixi など、便利なサービスには、とかくトラブルのタネが一緒にぶら下がってやってきます。
 ⇒ http://p.tl/6Uok

要約するとこんなことです
1. 情報で迂闊にできないのは公開範囲
2. 写真を見せるのも情報流出の一手段
3. 何でもクリックが思う壺のはまり口
4. 知らぬ間に仲間に引きずり込まれる
5. フリー・アプリにはお供がぞろぞろ
6. マナーは自分のためではありません

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人に迷惑をかけるというのは ~ 疑問をつぶしていく道のり:26

2014年03月11日 | 忘れかけていたこと

Windows XP をずっと使い続けていると、人に迷惑をかけることになるという説があります。
流行遅れの服を着て町を歩くと、人に迷惑をかけないかという心配ごとに、どこか似ています。
最新のファッションを競って町に繰り出すグループに参加するなら、流行遅れの服は迷惑でしょう。
その人が目を引いてしまうか、それともグループ全体が奇異に見られるか、なにがしかの影響はありそうです。
しかし、ひとり静かに歩き、病気や悪臭を撒き散らすことさえなければ、古い服を妨げる理由は何もないでしょう。


OSメーカーからサポート情報が届かなくなるのは確かです。セキュリティパッチも配布されなくなります。
新しいパッチをあてがわなければ、新しい穴はふさがりません。しかし、古い穴にあててあったパッチが剥がれるわけではありません。
新しいパッチは、メーカーが配布しただけでは効果は出ません。
最新のOSだから安心と、自動更新、自動インストールの設定をはずしてしまっている人がいるかもしれません。
新しいパッチのインストールまではされていても、スキャンが確実に行われていなければ、穴はどこかにあきます。
穴あきのままでいれば、OSの新旧など関係ありません。
最新型のPM2.5対応立体マスクなどを買っておいても、ポケットに入れておくだけでは何の用も成さないのです。

人間の住む場所には、電磁波、気体、微粒子、細菌、ウイルス、あらゆるものが蔓延しています。
それらが人間の体に着いたり入り込んだりするには、きっかけがなければなりません。
騒ぎを起こさせないよう、体の丈夫な人が、わざわざきっかけになりそうなことを、やってみせることさえあります。

ウイルスとは無関係でも、一通ごとに受信フォントを切り替えなければならないメールがやって来るほうが、よほど迷惑です。
人の世は、何が迷惑なのか、まことにややこしいものではあります。

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利用不可の最後 ~ 疑問をつぶしていく道のり:25

2014年03月09日 | 忘れかけていたこと

「実行中のタスク」のうち「利用不可」の残りは wmiprvse.exe です。

WMI は Windows 管理インストルメンテーションで、wmiprvse.exe は、ソフトウェアの状態に関するデータを見張っていて全体が巧く動くよう時間調整をしている様子ですが、ユーザーがそのやり方を知ろうとするのは、多分余計なお世話ということになりそうなので、まあよろしくお願いしますぐらいのことしか言えないでしょう。

気をつけるとすれば、wmiprvse.exe の居場所がどうかということでしょう。
C:\Windows\System32\Wbem\wmiprvse.exe にあれば正常で、もしこの \Wbem:Web-Based Enterprise Management フォルダーにいなければ、管理事務所に所属していないにせものかも知れないという警告を示す人もいます。

とにかく「利用不可」という目印をつけていながら実際は何か仕事をしていそうな、お庭番のようなファイルは、うっかり手を触れ、こちらが拘留されて動きがとれなくならないよう、そっとしておくのがよいと思っておくことにします。

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折り返し点を見極める ~ 疑問をつぶしていく道のり:24

2014年03月08日 | 忘れかけていたこと

svchost の素性探索が、思惑違いで途中棚上げになったお話です。

FAQサイトには、いつも親切な方が見回りに出ていて、うろうろあたまでものを尋ねても、手をとるように教えてもらえます。
昨日の svchost への回答のように、ここから先はあなたには無理と、折り返し点までわかるようにもしてくれます。

ところが、このシステムに異変が起こりました。
質問しておいたことに回答が投稿されると、「回答が出ました」とメールで教えてくれるのですが、そのサイトに入っても、質問欄の下に出てくるはずの解答欄が現れないのです。

IEの「閲覧の履歴」[削除]やメモリ掃除ソフトで空間を広げてやってもだめ、しかたなくまたこのFAQに向かって「回答が読めないけれどどうしたらよいですか」と問いかけました。
「回答が出ました」というメールがしばらく経って来ましたが、回答の読めないサイトでその答を知ることが出来るはずはありません。これは大笑いです。
がやがややっているのは何の話なのか、聞こえない耳にそっと教えて、闇夜の帰り道につまづくと嫌だから、見えない目に提灯貸して、そんな歌をよく歌っていた叔母の若い頃の姿を思い出します。


またしかたなく、FAQサイトに直接質問メールを送りました。
ややあって「不具合があって Internet Explorer8 などの環境で、ある範囲の回答が閲覧できない状況にあったのを調整し、正常に閲覧できるようになっているから確認して欲しい」という回答メールが来ました。
異状はたちまち解消、迅速な対応に敬意を払いたいところですが、そんな状態になぜなるのかが不思議です。

ここにも疑問の折り返し点があったのでした。

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svchost.exe 再び ~ 疑問をつぶしていく道のり:23

2014年03月07日 | 忘れかけていたこと

svchost とは何ものでしょうかとFAQサイトに質問を出しておいたら、答をいただくことができました。

要約するとこんなことです。
svc は service で、host は情報を提供する機器やコンピューターであるとしておきます。
ユーザーがパソコンでなにかアプリケーションを起動したとき、svchost がかかわり始めるというのです。
そのかかわりというのは、何かを見ようとしているがその対象は大丈夫な奴か、いたずら含みのセキュリティ問題はないか、約束ごとや手順のプロトコルはちゃんとしているかなどを監視し、管理しているというのです。
その管理が、何をどのようにしてという中身のことは、Windows の開発チームの人にしかわからないだろうというのです。

たしかに、知る必要のないことをああだこうだと知らされても、ユーザーには何の役にも立ちません。
ユーザーの望みは、異変がなく、何も知らずにだまって気分よく使っていられることなのです。

 

企業活動では、他社との競争で、あの手この手の宣伝をしますが、役所がサービスを宣伝するのは、効用のない人気集めにしか見えません。
もし年に一度も役所に行かず、役所から手紙も来ず、役所と直接かかわりがなく過ごせたら、その年は本当に平穏であったと言えるでしょう。
宣伝も通知も何も来ない、しかし年金はちゃんと振り込まれ生活も何とか続けていられる。
宣伝しなくても必要なことはしっかりやっている、いちいち知らせなくても知りたいことがあればすぐわかる、それで十分でしょう、事件や椿事がなければ。


svchost は、黙って世話になっていればよいプログラムのようです。
しかし、問題がないわけではなく、svchost.exe を騙ったマルウエアがやって来たら、それは困ります。
FAQの回答の最後には「CPU稼働率やメモリーの占有率がないような svchost.exe があれば要注意」と、警告がありました。

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system idle process とは何ものか ~ 疑問をつぶしていく道のり:22

2014年03月06日 | 忘れかけていたこと

system idle process という「利用不可」ファイルにも拡張子がありません。

カナ文字では同じアイドルも、idle とidol は違います。
idle は、働いていない、使われていない、怠けた、暇なという形容詞またはそうしているという動詞で、idol は、偶像、崇拝される人や物、あこがれの的、熱狂的なファンをもつ人を指す名詞でした。
アイドルは、働かずに過ごしている人というのではなさそうです。

ふと思い出したのが自動車のアイドリングです。
エンジンをかけたままにしておかないアイドリング・ストップが、一時はやり言葉になりました。
長時間のアイドリングはもちろんムダなのですが、信号待ちのごく短い間もいちいちエンジンを止めて、走り出すときにまた始動するという、あのやり方はなんとも腑に落ちません。
はげしいのになると、前後進のギヤ切り替えの都度エンジンが止まるのもありました。
エンジン始動時にはアイドリング状態よりエネルギー消費が大きいのに、そちらを選んでバッテリーも消耗させる、あれは理解できないことでした。


エンジンと一緒に主題の話も止まっていました。また始動させましょう。
system idle processを「システムがアイドル状態にあるというプログラム」と言ったのではわけがわかりませんが、使われていない度合い、つまり必要ならすぐに動き出せる割合がどうなのかをいつも見張っているのがその役割であると考えると、なんとなくわかった気になります。

「タスクマネージャ」の「プロセス」タグを見ると、「CPU」の項目に数値が表示されています。

 taskmgr.exe____________01~02
 System Idle Orocess____99~98

これは、いま動いているタスクマネージャのために、CPU が 1~2 パーセントだけ働いていて、余力が 99~98 パーセントあるぞということではないかと受け取れます。

余力を見ていてどうするのか、何か仕事ができたときに、system idle process にお伺いをたてるといまこれだけはあると教えてくれ、飛び込んできた仕事をすぐに始めてよいかどうかがわかるという仕組みなのかもしれません。

腑に落ちないのは、これが「利用不可」になっていることなのです。伺いをたてたところで勝手にしろという返事では貰わないのと同じですから。
それでもタスクマネージャに数値が表れるということは「使われている」証拠です。
ことによると「利用不可」は、使えないのではなく「好き勝手に使ってもらっては困る」という意味なのかと思えてきました。

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