うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

覚える必要のないものへ

2012年11月29日 | 千差万別

キンドルというタブレットPCが売り出されました。

パソコンも、使い方などはもう覚える必要がなくなりました。
タブレットPCは、覚えて使う装置ではなく、いじり回していれば自然に使えるものになったからです。
1歳のお孫さんに、買って持たせて喜ぶおじいちゃんもおられます。

従来型のパソコンの最終版は Windows 7 あたりまでで、Windows 8 は、Windowsと名乗ってはいても、使い方からまず思えなければならなかったキーボードも必要がなくなり、なかば仕事感覚であくせくキーをたたくものではなくなりました。
覚える必要がなければ、教える必要もありません。

むかし、見たり聞いたり試したりという言葉がはやりましたが、見たり聞いたりはもう必要なく、Windows 8 は、いきなり試せばよいものになりました。
Windows という名も、パソコンという名さえも、そのうちどこかに消えてしまうでしょう。

パソコンは何でもできるようになったいま、これから後は、何もしなくてもよい方向に変わっていくでしょう。

何かをするためにパソコンを使いこなすのではなく、退屈な時間をすごすために目の前をうろうろ動き回ってくれるものがほしくなれば、テレビかタブレットのスイッチを入れる。
そんなことになるのでしょう。

炊事、洗濯、掃除、家事一切は機械がそれぞれ勝手に動いてやってくれます。
こうして、人間は、できるだけ何もしないことがよいことで、そうさせることが道具の進歩なのだと、どこかで誤解しながら、あくびの回数を増やしていくことでしょう。


VTech InnoTab インタラクティブ ラーニング タブレット ピンク 輸入品
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Windows のバージョンの見分け方

2012年11月28日 | 千差万別

「Windows のバージョン、わかりますか」
_____「わかりません」

「Windows には、エイトとかセブンとか、いろいろ呼び名がついていますが、わかりますか」
_____「わかりません」

電話で質問があったとき、相手がこういう場合にどうしますか。
いきなり「見ないとわかりませんね」では不親切でしょう。
とりあえず、Windows のバージョンぐらいは確かめたほうがよさそうに思います。
さて、その方法ですが、

1.パソコン画面に四角の窓がたくさん並んでいますか。
  はい、なら「エイト」

2.パソコン画面のいちばん下の左端に、カタカナで「スタート」と
  書いたボタンがありますか。
  いいえ、
  では、その反対側の右端に小さい数字の時刻表示が出ていますか。
  はい、なら「セブン」
  
3.そこで、いいえ、なら「ビスタ」

4.いちばん下の左端に、カタカナで「スタート」と書いたボタンがありますか。
  はい、なら「XP」

こういうことらしいのですが、さて、これも覚えておくのは面倒ですね。
もっとうまい方法はないでしょうか。

こんな動画もありました。
「OSを見分けよう」(使いかたチャンネル)
  http://www.howto-ch.com/movie/7246_201111_win_001/


ダメ情報の見分けかた―メディアと幸福につきあうために (生活人新書 334)
荻上 チキ,飯田 泰之,鈴木 謙介
日本放送出版協会

Office にもあったセーフモード

2012年11月27日 | 忘れかけていたこと

うかつにも、セーフモードはOSだけの独占モードかと思っていました。

MS Office にもそれがあるとOさんから教えていただいて、目にうろこがまた貼り付いたような思いがしています。

アプリケーションのマニュアルも、本屋で買わなくてもWebのどこかにあって、いつでも見られると思うと、はじめからずっと読み通そうという気になりません。

もともと非まじめな私は、買って持っているマニュアルでも、読み通したことがなく、ほとんど逆引きにしか使ったことがありません。

使わなければ気づかない、Office のセーフモードもその仲間でした。

[Ctrl] を押しながら Office を起動、途中で「ほんとか」と聞いてきますから、「はい」と言えばセーフモードで起動できます。

昨日書いた、オートシェイプを挿入したときの図形の現れ方も、あらかじめ変えておくことができるのでした。

MS Office のセーフモードで起動し、新規文書作成のときに出てくる「Normal.dot」というテンプレートのファイルを、自分流に書き換えてしまえばよいのです。


モードの迷宮 (ちくま学芸文庫)
鷲田 清一
筑摩書房

気まぐれバージョンは困ります

2012年11月26日 | ソフトいろいろ

MS Office でオートシェイプを挿入したとき、最初に現れる図形の様式が、バージョンごとに違うそうです。

Oさんからの話であらためて気づきましたが、そういえば講習会でも急にグレイの図形が現れ、おやと思ったこともあります。

古いバージョンでは白い塗りつぶしで挿入された図形が、2010 ではグレイになっています。

図形の塗りつぶしは、挿入してから色を変えたりなくしたりできますから、作るほうはあまり気にしなくても、使うほうは慣れた様式に変化が出れば一瞬戸惑います。

白の塗りつぶしでは、重なった背面側の文字や図形が見えなくなって、どうしたどうしたと質問が多かったので、何か色をつけておけば、塗ってあることがわかるからよいだろうという考えだったとは思います。

良かれと思ってのことにしても、急に姿かたちを変えるバージョンアップは、どこか気まぐれに見えて、心地よいものではありません。

 

図解・頭をバージョンアップする 潜在脳の活かし方 (早わかりN文庫)
篠原 菊紀,篠原 菊紀
永岡書店

メールアドレスを記事に書くと危ない

2012年11月25日 | 忘れかけていたこと

アプリケーションソフトには、「readme.txt」という名の説明ファイルがついています。
初めてのアプリケーションソフトをインストールしたりオンラインで使うときには、まず readme.txt にざっと目を通します。
読まずに使い始めると、何かだいじなことを知らずにいじりまわしたり、有用な使い方を知らずにすごすことがあるからです。

あるソフトの readme.txt に、こんなことが書いてありました。
『ソフトウェアのドキュメントなどから、メールアドレスを収集し、オンラインソフト作者のメールアドレスを騙ったウィルス付きメールが大量に流通しています。
 そのため、テキストファイル内への記載を中止しました。』

送信者のアドレスが、知名の会社やグループのメールアドレスであれば、人はつい信用するだろうという、浅知恵による犯罪ですが、脳の薄い相手であっても、むやみに盗まれない用心は必要です。

メールアドレスはどんな記事にも書き込まないようにしましょう。


PCのウイルスを根こそぎ削除する方法――コンピュータウイルス(マルウェア)は、あなたのお金と情報を狙っている! (Software Design plus)
本城 信輔
技術評論社

テンキーだけでパソコンを動かしたら

2012年11月24日 | 千差万別

体の不自由な方にパソコンを使って何かを楽しんでもらうのは、パソコンの利用法を拡げるよい方法だと思います。

普通の使い方ができない重症の方には、体のごく一部を一方向に動かすだけでパソコンに信号を送る方法もあります。

Tさんが考え出したひとつの方法は、デスクトップのアイコンを一つずつ、ある一定の時間間隔で指しながらポインターが垂直に移動して行き、はじめの入力信号で水平移動に変わり、次の入力信号で希望のアイコンを確定しアプリケーションを起動させるというものです。

パソコンは、いろいろなことができるからといって、何か一つのことだけをさせてはいけないものでもありません。
用法が絞られれば、テンキーのみでもよいではないかとも思います。

あるところには、パソコンで音楽を聴きながら編み物をしている方がおられます。
ほかのことには使われていません。
そういう方むけには、パソコンのスイッチを入れたら、デスクトップで次の入力を待つのでなく、「曲を選んでください」とメッセージがすぐに出て、テンキーのみで選曲すればすぐ音楽が聴けるような装置にしておいたほうがよいでしょう。
100個を超えるキーがずらっと並んだ、めまぐるしいキーボードがなくなれば、自分だけでもっと親しみやすく使えると思うのですがいかがでしょうか。


これ1冊で完全理解 PCオーディオ (日経BPパソコンベストムック)
麻倉怜士 ほか
日経BP社

拡張子はファイル探しの案内役

2012年11月23日 | 忘れかけていたこと

データを探し出すとき、目印は拡張子です。
データファイルの拡張子をどこかに記録しておくと、探すのに便利だとわかってはいましたが、それを紙に書き出しておかなかったのは迂闊でした。
個別には覚えているつもりでも、不意の出来事で頭が混乱すると、すぐには思い出せません。
バックアップをとってあっても、それが何ものかがわからなければ半分役に立ちません。

忘れてはすぐに困るものを、更めて整理してみました。

ばからしいとお思いでしょうが、やはり忘れていたのです。
パソコンが動かなくなっとき、忘れてしまってそこでわからなければ救出もできないので、これはやはり紙に印刷しておかなければ役に立ちませんでした。
早速印刷して探しやすいところに貼り付けておくことにします。

記憶力が怪しくなったとき、やはり紙と印刷の記録力は偉大でした。

 

アーカイブズへの眼―記録の管理と保存の哲学
大濱 徹也
刀水書房

キーのみの操作

2012年11月22日 | 忘れかけていたこと

どうもパソコンのご機嫌がよくありません。

昨日は、急にマウスポインターが消えました。

再起動しようと思っても、マウスが動かないのはまことに不便です。

方法はないわけではなく、
「スタート」ボタンと同じ役目をする「Windows」キー ⇒
「終了オプション」の「U」 ⇒ 「再起動の「R」

この操作でOKですが、気がつけば、ボタンを押すよりこの方が早そうです。


パソコン「らくらく」1秒操作140 (日経BPパソコンベストムック)
日経PC21編集部
日経BP社

デフラガー

2012年11月21日 | ソフトいろいろ

ハード・ディスクには、データが削除されると隙間ができます。
その隙間を埋めるよう次のデータが保存されていきます。
こうして散りぢりに保存されたデータが増えると、使うときにかき集める手間がかかるので、その分パソコンの動作が遅くなります。

散らばりを整理して、集められるところは集め、細切れ状態を少なくするのがデフラグという作業で、Windows にもそのプログラムが付属でついています。

デフラグの仕方にもいろいろあって、フォルダーやファイルをひとつずつ整理しながら片付ける方法もあれば、年末の大掃除のように、そっくり一度に整理してしまう方法もあります。
一発整理方式は、いっぺんに仕事が片付いてよさそうにも思いますが、ディスクの空き領域に余裕のある場合は丁寧にやってくれても、空きが少ない場合には、とりあえずの仮置き場が不自由なので、思うように仕事がはかどりません。
仕事がやりにくいとき、できる範囲でしかやらないのは、人間も機械も似ていて、十分に片付いてなくても、途中で、これでお終いということにしてしまいます。
Windows のデフラグもその部類で、すっかりきれいにはなりません。
作業パターンが画面に出るようになっていますが、デフラグのあとでも切れぎれのデータがたくさん残っています。

もう少しきっちり仕事をやってくれるものはないかと探しましたら、Defraggler という名のアプリケーションが見つかりました。

これはファイルひとつずつでもやってくれますから、手をつけ始めたら何時間もかかるということもなく、折々に整理ができるので便利です。

ここからダウンロードできますので、お試しください。
http://www.gigafree.net/system/defrag/defraggler.html

 

パソコン高速化バイブル (日経BPパソコンベストムック)
日経PC21編集部
日経BP社

フレッツという名

2012年11月20日 | 千差万別

電話線ダイヤルアップの方が踏ん切りをつけて、ブロードバンドはどれがいいかとたずねられたら、やはり優先順位は経済性だと思うので、「最安値 インターネット」で検索してみました。

価格.com が挙げたリストには、「フレッツ○○」という名がぞろぞろ現れました。

システムの名前には、文字から見当のつかない部分がよくあるもので、フレッツもそのひとつです。

これはなにものかと、また検索してみます。
フレッツとは、NTTのアクセス提供サービスの名で、Flat/Friendly/FlexibleのFとLet'sを組み合わせたものとわかりました。
はじめの Flat は、どれだけ使っても利用金額は「たいら」で変わらないことと書かれています。
無理やりつけたFのようにも思いますが、形よく三拍子そろえたかったのでしょう。

これは呼び名なので、意味合いに難癖をつけてもはじまりません。
名前の意味を根掘り葉掘り詮索するのは失礼に当たります。

フレッツは、いかにもデーターが早く届きそうな感じが出ていて、よい名前だと思っています。


使いたいソフトはネットで選ぶ! フレッツ光×光ソフトで作るラクラク年賀状2011
光ソフトタウン普及委員会
エヌティティ出版

ダイヤルアップという懐かしい名

2012年11月19日 | 忘れかけていたこと

電話線をダイヤルアップでインターネット回線に使っておられる辛抱強い方がおられます。
データをゆっくり丁寧に送れば用が足りていた時代の方式です。

Webサイトはつながなければ見ずにすみますが、メールはそうはいきません。
ダイヤルアップでつながれば、サーバーに溜まりにたまった未受信メールが一斉に押しかけてきます。
しかし、押しかけるほうの都合どおりにはいきません。
受け取り側の窓口が、ゆっくりゆっくりと先着順にわずかずつしか通さない方式ですから、それは大変です。

途中でもうやめたと接続を切ってしまえば、来たメールも受け取られずにまたサーバーに溜まります。
こうなると、だいじな用件を書き込まれたメールが送られていても、まだ読んでないもの、あるいは読まなくてもよいものの仲間に紛れ込んでしまいます。


実用にならない回線方式を、いつまでも温存して、通話料だけはしっかり取るというのは、悪く言えば未必の詐取のような気さえします。
いっそ電話線では使えないということに、はっきりしてしまったほうが、かえって親切ではないかと思いますがいかがでしょうか。


改訂版 ワイヤレス・ブロードバンド教科書 =高速IPワイヤレス編= (インプレス標準教科書シリーズ)
服部 武,藤岡 雅宣
インプレスR&D

エラーを読む

2012年11月18日 | 忘れかけていたこと

パソコンの使用中にどこかがおかしくなったとき、エラーメッセージが出ます。
3桁の番号と何かわからない言葉が書いてあります。
なんだこれ、だけで片付け、再起動という手もありますが、どういうことが起きたのかを知っておくほうが、後で何かの役に立つかなと思うこともあります。

どんな異常なのか、もう少し調べてみようかという気になったときには、次の手順で説明にたどり着くことができます。

「スタート」⇒「検索」⇒「ヘルプトサポートセンター」
検索窓に「エラーメッセージ」と書き込んで、矢印を押すとエラーの番号と説明の一覧が現れます。

覗きはタダ、たまにはどうぞ。

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よく見るのに読めない漢字
井上逸兵
幻冬舎

MLで選択送信

2012年11月17日 | 忘れかけていたこと

メーリングリストは、一斉通信に便利です。
内容が個別連絡のときに、送信先を選択できると、なお便利です。

freeML では、それができるようになっています。
http://ad.freeml.com/cgi-bin/sa.cgi?id=gp98U

気づいていらっしゃらない方にと思って書いておきました。

この機能を使えば、用のないところには送信されません。
送信相手が既にわかっていることがらは、記事から省略できます。
「これ、なんのことかい」と思うようなメールは、事情を知らない人には届きません。

直接用のないメールは、言ってみれば迷惑メールの仲間でもあるので、使える機能はできるだけ利用したほうがよいと思います。

ただし、送信先選択には、メンバーに付与されている番号を知らなければなりません。
これは、名簿がしっかりできていれば簡単なことなので、アドレス帳のどこかに書いておけば応用が利くでしょう。


fmlメーリングリスト管理
梅垣 まさひろ,寺村 綾子
オーム社

ブログの心得

2012年11月16日 | 忘れかけていたこと

ブログの相談を受けました。

ある人が、ブログを使ってある大会社を名指しで激しく指弾したら、猛攻撃に合い、その後ふっつり書き込みがなくなったという話を事例に聞かされました。

それがどうしたと言いたいところをこらえて、「書き込みが途絶えたのは、書かなくなったか他界されたかどちらかでしょう」と返事をしたものの、とうとう何を聞きたかったのかをよく確かめずに話が終わってしまいました。

あとから失礼をわびても仕方ありませんが、ことによると、ブログのマナーについての相談ではなかったかと思っています。

ブログのマナーは、世間一般のマナーと変わりありませんから、並べたてればきりがありませんが、これぐらいは考えておいたほうが、というサイトが見つかりましたので載せておきます。

http://manner.mediacat-blog.jp/


インターネットにおけるルールとマナーこどもばん公式テキスト(改訂版)
イデアコラボレーションズ株式会社
インターネット協会

守備範囲拡大

2012年11月15日 | ソフトいろいろ

「ユーザー辞書」の潰れは、これまでに何度か起きていました。
自前の登録単語は、それほど数があるわけでもないので、その単語を文章に使ったときなど、ついでのときに追加して凌いできました。

しかし、何度も同じことを繰り返すのがパソコンのいちばん下手な使い方ですから、これはやはりバックアップの守備範囲に入れておくのが当たり前だと、いまさらながら思い直し、追加することにしました。

さて、今度おかしくなったときこそ、バックアップの効果を実証するよい機会の到来です。
こうしておくとなかなか故障は起きないのが、また不思議なものです。


すぐ効くバックアップ (よくわかるパソコン教室?)
日経PCビギナーズ
日経BP社