Word や Excel は、使い方に枝分かれが多く、しばしばユーザーを迷わせます。
使うほうも、自分の性格に合った用法を見つけて、それに慣れようとします。
同じ結果になれば、どこを通ってもよいわけで、この道が正道であるなどと決めつけるわけにはいきません。
しかし、結果が同じでも、通る道が違っているからには、同じことをしていると思い込むと誤りをおかします。
操作に間違いが出てしまったとき、なぜ間違ったのかはわからなくても、どういう手順を踏んだかのかを繰り返せるように、上の空でない操作の仕方をふだんから心がけるようにしておくと、間違いも見つけやすく、また別のもっとよい方法を見つけるチャンスをつかむこともできるでしょう。
「どういう手順でなさいましたか」「さあ」
これでは、いつも誰かにそばに付いていてもらわなければならず、三つになっても一人歩きができません。