うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

タスクバーにアイコンをなぜ置くのか

2012年07月31日 | 千差万別

よくわからないことがある。


1.ただでさえ狭いタスクバーに、起動用アイコンを並べておくのはなぜか。
2.開いているファイルのタスクバー表示を、ファイル名でなく使用アプリケーションプログラムのアイコンにしておくのはなぜか。

どなかた教えて。
それが好きだからは理由のうちに入らないので、どうぞよろしく。

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ファイル名のつけ方は頭がだいじ

2012年07月30日 | 千差万別

紙のファイル名は文字の大きさや色などを工夫すれば、目に入りやすくできるが、パソコンのデータに付けるファイル名は、コレは何?がすぐわかるような工夫がいる。
いちばん下手なつけ方は、見ても意味のわからない番号。
日付とか、登録順とか、数字は意味を持たせなければ記号にならない。

カメラから取り込んだ写真や、ダウンロードした画像などには、製作の都合上の番号がついているが、パソコンに入ってしまえばそんなものは役に立たない。
役に立たないものをそのまま貰っていつまでもだいじに持っていても、役に立つときは来ない。
同じ形に並んでいるほうが気持ちがよいというのは、嫌われもののあの国の文化。

写真を順に見ていって、番号を覚え、それを印刷したり送ったりすることだけはできる。だがそれは、頭の使い方、時間の使い方が逆。

ファイル名を付けるには、頭のほうが重要。
フォルダーの中身を並べたときやタスクバーに並んだとき、画面の幅が足りなくなってくると、尻尾のほうから見えなくなってくる。
尻は隠れても、頭は隠れない。

人ごみでの人探しには、足の形は役立たないのだ。

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過ちでなくても繰り返さない

2012年07月29日 | 忘れかけていたこと

パソコンを覚えてもらうには、ごく初心のうちは「繰り返し」を勧める。
少し使えるようになったら、「繰り返さない」方法を勧めなければならない。

繰り返しをすばやくというのはコンピューターのすることで、ユーザーのすることではない。

「過ちは繰り返しません」という、懺悔しなければならない加害者が涼しげな顔をしていて、苦しみに耐えた被害者が懺悔させられているような、不思議な言葉がある。

パソコンは、過ちでなくても繰り返さない、同じことをしないで済ませる。
これがパソコン使いの要諦だと思う。


 

繰り返し読みたい日本の名詩一〇〇
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仕事の話―日本のスペシャリスト32人が語る「やり直し、繰り返し」
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失敗を繰り返しつつ
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どこからでも顔が見えるしかけ

2012年07月28日 | ソフトいろいろ

なんでも分類したときは名前を考えて付けなければ意味がない。
あんなの、こんなのでは、自分がそのときだけわかっても、ほかの人にはわからない。自分がわかればよいといっても、時が経てば忘れる。
それなら、いっそ全部まとまっていたほうがわかりやすい。
覚えているから大丈夫というのは40代まで、50歳を過ぎたら自信過剰と思ったほうがよい。

分類したら名前を付ける。そのときラベルが役に立つ。
パソコンのデータにラベルをぺたぺた貼り付けるには、ソフトに仕掛けが必要なのはもちろんのこと。

Gmail にはこの機能があって、たとえば「迷惑メール」「友だち」「家族」「知人」などあらかじめ用意されているのもあるが、「やや興味」とか「ゴミ寸前」とか、何でも付けられるから、フォルダーを作って移動しておいて半年も見ずに溜め込むなどということもなくなりそうである。
このラベルは、一通のメールに何枚でも貼れる。

ただし、ラベルを貼っておけば時期が来るとその処置をしてくれるのではない。
後始末は自分でしなければ、ラベル貼りの作業だけ無駄ということになる。

物置や天袋にいれた箱に貼ったシールを、座ったまま全部思い出せと言われても、それは無理というものだろう。

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スレッドとは橇か糸かそれとも

2012年07月27日 | ソフトいろいろ

会合のときTさんから聞いたような気がするが、メールの整理システムに、Gmail では一風変わったスレッドと呼ぶ方式が用いられているらしい。

スレッドは sled:橇、そりか。
メールを乗せてすいすい飛ばすなら“そり”でもわかるが、そんなことではなさそうだ。

ウィキペディアを見たら、スレッドは、thread of execution:実行の脈絡 という言葉を省略したもの、となっていた。
カナ文字の宛て違いだった。

これまでのメールシステムでは、新しく受信したメールも、返信されたメールも、個々のメールとして扱われていた。
ある一つのことで何度かやりとりを繰り返す場合、前のメール、その前のメールとたどっていくには、受信トレイから一つひとつ拾いあげなければならなかった。

拾ってつなげる面倒を省くためには、返信メールはその前の受信記事を消さずにおけばよい。
そうすると、送返信が繰り返されるたびにずるずると尻尾が長くなていく。
メーリングリストで、これはどこからのメールですということわり書きや広告文が入っている場合には、そのまま消さずにおけば、読まれることのない同じ文字列や記号が送返信記事を挟んで数珠繋ぎになる。

Gmail のスレッド方式では、最初のメールに返ってきた返信メールも、それにまた返信したメールも、まとめて順番に表示される。
オモテ~ウラ~オモテ~ウラと見えるねじりテープのように、返信を繰り返している限り切れることがない。

スレッドは、「糸」でも「脈絡」でも頭に残りにくいが、これならなんとか脈絡を保てそうなイメージを発見することができた。
ただし、イメージは共通言語ではないから、はじめにそれは違うと思ってしまえば、そこで脈絡にはさみが入ってしまうことになる。


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楽しさは“プリ”にあり

2012年07月26日 | ソフトいろいろ

パソコン応用のフェアでは、プリクラコーナーの人気が高い。
人々は自分の姿が平面に写って、捨てない限り消されることのない状態になるのがどこかうれしいのだろう。

映像の保存が利かない鏡では、写ってもうれしくない。

同じ写って残るなら、普段の顔より写真のほうがよく見えるのを望むだろう。
綺麗に写るプリクラソフト。
それができれば、行列ができるほど人が集まるかもしれない。


NikonデジタルカメラCOOLPIX L23 レッド L23RD
ワインカラーか
ニコン

 

CANON デジタルカメラ PowerShot SX150 IS PSSX150IS
やはりクロか
キヤノン

 

PENTAX Optio RS1500(パールホワイト) 1400万画素 27.5mm 光学4倍 簡単着せ替え OPTIORS1500WH
あっさりシロか
ペンタックス

 

2ショット倶楽部
動いて見える?
メディア・ナビゲーション

 

ちびまる子ちゃんシール~はっておくれよ!
まだまだ元気ヨ
イーフロンティア



パソコン使いに本道と外道はあるのか

2012年07月25日 | 千差万別

デスクトップの左下にあるスタートボタン。
タスクバーを縦にしておくのが好きな人もまれにいるから、位置は左下とは限らないが、まあ普通は左下にあるあのボタンを、私はあまり使わない。

スタート操作でもないのにスタートか、などと名前が気に入らないのではなく、ポインターを移動する ⇒ ボタンを押す という操作より、Windowsキー ひと押しのほうが早い気がしているからである。
そんな時間ぐらいと言ってしまえばそれまでだが、1日30回押せば年間1万回を超える。
歩くことが目的でなければ、やはり近道のほうがよい。

昨日も近道のことを書いたが、Windows には、近道を作っておきながらそれを本道に見せている外道の所作のようなところがあって、まことにややこしい。
“マイドキュメント”、マイというのをやめた“ドキュメント”、それに“お気に入り”はその代表格のように思う。

通常のマニュアルでは、おもて通りふうの看板を掲げた裏通りを歩くように操作手順が書かれている。

いっそ本道のほうを通行止めにしてあれば、それはそれですっきりするのだが、迷わなければどちらからでもというこの仕組みが、道に迷わなくても頭を迷わせる。


どこからか声が聞こえる。
パソコンは万能をもってよしとす、本道も外道もない。

〝手ごたえがあれば外道も釣り気分〟

外道―京都の闇社会で「神」と呼ばれた男
曹 達
かもがわ出版

 

実録・外道の条件
町田 康
メディアファクトリー

 

外道楽―素晴らしきB級釣魚グルメの世界 (海ブックス)
「磯投げ情報」編集部
海悠出版

近道はたびたび通るとできあがる

2012年07月24日 | 千差万別

Google の画像を呼び出すとき、
ブラウザーを起動 ⇒ Google 呼び出し ⇒ 画像検索呼び出し
無精者にはこの手順がいかにも面倒なのである。

ブラウザー起動のとき Google が真っ先に呼び出されるようにしておけば、手順は省略できるが、私の場合それはしていない。
必ず何かの検索から始めるとは限らないから、aboutblank:何も出ない状態 にしてある。

共用パソコンなどの場合には Google のトップがはじめに出るようにしてあると、遠目でもわかるから、接続のチェックには具合がよい。

たび重なれば面倒なので、画像検索呼び出しにすぐ入れるよう、近道を作った。
原稿用のフォルダーに“Google 画像検索”と名づけたショートカットを置いた。

別に珍しい方法でもない。
回り道になっても、車が来なくても、横断歩道以外のところでは決して横断しない本道主義の方は、こういうのを嫌うだろう。

おしゃれの近道
蛯原 あきら
学研パブリッシング

 

もっとおしゃれの近道
蛯原 あきら
学研パブリッシング

 

“顔”の美しさは“首”のマッサージが最大の近道だった!
五十嵐 康彦
青萠堂




ブログの挿絵は借りものでした

2012年07月23日 | 千差万別

Google のメニューバーで、「検索」と「地図」の間の「画像」をクリックすると、Google の大文字ロゴの下に「画像検索」という字が現れる。

検索欄に何か文字を書き込めばそれらしい画像がぞろぞろと出てくる。
“て”と打ち込んだら“手相”が真っ先に現れた。

気に入った画像を見つけたら、そこにマウスポインターを持っていくと、その画像が少し大きくなるので、画像の上で右クリック。
メニューの「名前を付けて画像を保存」で、お目当ての画像が自分のパソコンに保存される。保存場所と自分で付けた名前だけ忘れなければよい。

ここには、ブログに入れたとき、遅いパソコンでも画像のお出ましを待たされるような大きなものはなく、ちょうど頃あいの大きさになっているから、ほとんどそのまま使わせてもらえる。

画像選びにコツはない。
ブログの標題ズバリでもよし、中身から連想される何かでもよし、一つの熟語、今様に言えばキーワードを書き込みさえすれば、近頃いっそう気の利くようになった Google が、これでいかがと瞬時に並べて見せてくれる。
その中から選び出すだけ、それだけのこと。

面倒な画像作りをしなくてよくなったのは、Tさんの定例会でのお話のおかげ。


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キーの配置は思い思い

2012年07月22日 | 忘れかけていたこと

全半角の切り替えキーは、キーボードのいちばん左の列の上のほうにある。
そこに同じキーがないボードに出会ったときはやや戸惑った。

数字の [1] のキーの左には何もなく、すぐ下は [Tab]。
ついその下の [Caps Lock 英数] に指先が行く。

[Caps Lock 英数] を押しても「あ」から「_A」に変わるので、それに慣れてしまった。逆のときは [カタカナ ひらがな ローマ字] キーで「あ」に変わる。
往復が別の場所でも、慣れるとそのほうが早い。

ところが、何かの拍子に様子が変わってしまった。
 [Caps Lock 英数] で半角の「_A」ではなく、全角の「A」になってしまうのだ。
その場合は [Shift]+[無変換] で半角の「_A」に変わる方法を探し当てて使っていたが、たびたびそうなるのに業を煮やし、じっとキーボードをねめ回したらなんといちばん上の [F1] の隣に [半/全 漢字] キーがあるではないか。
気づいて元の操作方法に戻るまでがずいぶん長かった。

うかつと言われればそれまでだが、手前のパッドの両側はもっと狭くてよいから、キーの配置を普通にできなかったかなどと、余計なことを考える。

このキーボードの設計者は、手首の付け根のところが大きくしっかりしていたのかもしれない。

Keyboard Master Ver.6 ~思考の速さでキーを打つ~
むしろ先に指が動く
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今日からタッチタイピング ネットブック対応版
一度習えば
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ベンチマークテストはパソコンの優劣判定に役立つか

2012年07月21日 | 千差万別

コンピューターの処理性能比較・評価のために、ベンチマークテストと呼ぶテストが行われることがある。

ベンチマークとはなんだろうと思ったら、水準点のことで、ある対象に関する相対的な位置関係を表すための目印だった。

コンピューターは、現物を前においても、その性能のすべてを直接比較することはできない。
計測の結果を直接比較データに使える身長体重のような具合にはいかない。

直接比較ができなければ、さまざまな働きをさせてみてどういう動作をするか比べてみるということになる。

その比較は、ディスクの性能、ネットワークの性能など、特定の部分や働きの性能を測定して行うこともあれば、いろいろなアプリケーションを実行させて操作がどう行われるかを比べることもある。

コンピューターの働きは、何をさせるかによって変わってくるので、測定には、それぞれ比較項目に応じた専用ベンチマークプログラムが必要である。

なかには、実性能とかけ離れた非現実的なベンチマーク性能というのもあるという。
優れたところだけを強調できるようにした宣伝用のデータである。

パソコンの場合には、何でもできる中で、どういう使い方に重きを置くか、その用途に応じたアプリケーションが、よどみなく働くかということが性能判定の要点になると思う。
ドキュメント作りなのか、高速演算なのか、音声画像処理なのか。
ちなみに、今これを書いているパソコンは、ドキュメント作りにも、自分で行うくらいの小規模演算にも、事欠くことはないから、今の用途には合格なのである。

フリーで持ち込める測定プログラムをいろいろ実行してみたところで、基準とする適用性能を何におくかを決めなければ、どれがよいものであるかは判定できない。
鼻の高さや胸の大きさなど部分のデータだけで、モデルの優劣を決めるわけにはいかないと思うのだがどうだろうか。

 

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全半角の頻繁な切り換えは無駄な習慣だった

2012年07月20日 | 忘れかけていたこと

日本語入力のときは、入力モードを「ひらがな」にしておかないと文字が入らない。
始めて間もない人に「はい、“あ”にして」と何度言っただろうか。

もしデータが残っていれば、サポートの言葉ではこれが最多使用記録になると思う。

「半角英数」入力が主作業でないのに、なぜ打ってから気づく「半角英数」にしておくのか。
「ひらがな」入力にしておいたのでは、半角英数の打込ができないものと覚えこんでしまっているから、という人が割合多いのではないかと思う。
私も長い間 [F10] の使いみちを知らずにいた。

何でもかまわず「ひらがな」入力で打ち込んでも、必要な部分は半角英数にできる方法を、使っているかどうか、初対面の人に聞いてみるとよいのではないかと思う。
そうだ、サポートをするとき、折に触れたずねてみることにしよう。


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寝起きの悪いパソコン

2012年07月19日 | 千差万別

しばらく使わなかったPCを、たまには更新などしておかないとと思いスイッチを入れる。
どういうわけか出てくる場所が画面中心より右に偏っていても、あの「ようこそ」の文字が現れるとほっとするが、Windows 98 時代から入れてあった起動のときの ♪sing のごく短い音が、終わるか終わらないかのうちにダウン、そして再起動。

また始まったかと、メーカーのロゴが出ているうちに [F8] キーを押す。
真っ黒けな起動条件選択画面が現れる。
「前回正常起動時の構成(正しく動作した最新の設定)」を選択。
そのあとは普通に起動。

起動はしたものの遅い、むやみに遅い。
デフラグは C: の空き領域が足りないからと断られた。

さあ、どうしたらよいか。
考え込んで事が片付くわけではないが、只今思案中。


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書評を眺めて読んだことにする

2012年07月18日 | 千差万別

ディスプレイを見ることが苦にならなくなると、紙に印刷され綴じられた書物になかなか手が伸びなくなる。
手を伸ばせばすぐ届くところに並べてある辞書も、手を伸ばす⇒取り出す⇒文字を探し出す⇒読む⇒書き取るかキーをたたくかで記録するという手順が、どこか回りくどく思えてくる。

本屋で棚を睨むことが少なくなって、もともとたいして利かない目がいっそう悪くなった。
ろくでもない本を引き当てない勘が鈍ってしまっているだろうと、変な自覚がなお足を鈍らせる。
本を見つけにくいのは、平積みが増えたせいかとも思う。
平積みは、一度に見える冊数が少ないから検索効率が悪い。
著者が必ずしも気に入ってない帯封の、バカでかい文字がまた邪魔になる。

本を読まずに書評だけ眺めるという擬似読書なら、こんな本にも値がついていているのかという腹立たしさは起きない。

「いつか、わが生涯最高の一冊を見つけたいと思っています。多ジャンル、多読しかそれに近づく方法はありません。時事、経済からフィクション、小説までなるべく読まず嫌いをしないように読んでいきます。」
と書かれた気張ったブログを見かけたが、去年の何ヶ月かで終わりなのか、記事は加わっていない。
きっと生涯最高が簡単に見つかったのだろう。

書評も動いているもの、つまりいつも入れ替わっているものでないと、かび臭くなる。
解説か案内かというような記事だが、ともかく新しいのは見つかった。
http://book.asahi.com/reviews/reviewer/2012071500011.html

 

ニッポンの書評 (光文社新書)
豊崎 由美
光文社
書評家“狐”の読書遺産 (文春新書)
山村 修
文藝春秋
本の本―書評集1994‐2007
斎藤 美奈子
筑摩書房




問題を出すための設問:2

2012年07月17日 | 千差万別

答えの出しにくい昨日の問題をもう一度書こう。
「Excelで関数を使って指定した値を検索する方法を書きなさい」

答えが出せないと思った理由は二つある。
1.「関数を使って」という条件がじゃまになる。
2.「検索する方法を」という設問で、検索結果を
   どういう形で出したらよいのかわからない。

表の中に指定した値がどこにあるのかを見つければよいのなら、
「データ」⇒「並べ替えとフィルタ」⇒「フィルタ」
これで抽出するのが手っ取り早い。

「関数を使って」という条件ならば、検索結果を表示するセルを決め、そこに検索した値をどう表すのかを決めておかなければ、関数を使った数式が成り立たない。

「関数を使って」という条件をつけられると、スプーンを使ってうどんを食べる方法を述べよと言われたようで、はいそれならとすぐには言いにくいのだ。

問題を出した人は、「Excel には関数という便利なものがあるだろう、それで検索してみて」と、Excel を使ったことのない上司から注文でももらったのだろうか。
それとも、こういう問題を出しておいてどういう答えが出てくるか、Webサイトの閲覧者の反応を探査しようと思ってのことなのか。
どうなのだろうか。

エクセル2007:DVD講座中級編 数を数える関数
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関数をイチから理解する
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