いきなり型のログインのお誘いに、たびたび見舞われることがあるようです。
どこからのものなのか、なぜそれがくるのか、その二つのことを確かめられるとよいのですが、道を歩いていて急に声をかけられるのと同じで、どうしらたよいかが先に気になります。
その場を交わすには、相手にならなければよいのです。
どこかにログインするのは、そこに用件がある場合だけです。
店に入るのも、何かを買うか、食べたり飲んだりするか、用件あってのことでしょう。
ひやかしという楽しみもときにはありますが、その結果は自業自得、自分で背負うより仕方ありません。
しかしときには、こちらでは用もないのに、同じ場面で何度もログインを呼びかけられることがあるかもしれません。
それには、向こう側に何か都合があると見なければならないでしょう。
何かの都合とは何か、一つこういうことは考えられます。
プリンターなどの周辺機器を新しくしたとき、ユーザー登録をします。
ユーザー登録は、名前と一緒に、メールアドレスも登録するのがごく普通のことですから、あまり気にせずにメールアドレスも販売会社の顧客リストに載せられます。
新型機器が出たときなど、また買ってほしいときには販売会社はリストに載った顧客全員に向けて広告メールを発信します。
もし、ユーザー登録の後、ユーザーが何かの都合でメールアドレスを変えることがあったとします。
変えたメールアドレスが、同じプロバイダーの場合は前のアドレスもそのまま残っていますから、プロバイダーのサーバーにごみになって堆積はしますが、販売会社からは送信されたことになっているでしょう。
プロバイダーを乗り換えて、しかも前に使っていたメールアドレスの廃止を要求しておいたらどうなるでしょうか。
元のプロバイダーが真摯な扱いをすればそのメールアドレスはなくなりますから、販売会社からの送信メールは、送信失敗で販売会社に跳ね返されます。
何度も送信失敗が繰り返されれば、販売会社もかないませんから、何か処置をすることになるでしょう。
そこで、切り捨ててしまうか、連絡先をつきとめて執拗に登録変更を要求するかは、販売会社の経営姿勢次第です。
後のほうに手間をかけるかどうか、人間がすることなら、やめておけということになるでしょうが、コンピューターなら命令次第で何でもこなします。
コスパのパのほうにメがあるとみられれば、蛇の道はヘビ、どうということはないかもしれません。
SNSのパスワードリセットの通知に、ユーザーの位置情報まで付けてくる時代ですから。
いちばん確かなのは、販売会社の顧客リストを修正してもらうことですが、さて、ネット上では、既登録のメールアドレスを使わなければ扱ってくれないでしょう。
何が失敗だったのか、それは前のメールアドレスの廃止が早すぎたということになります。
ネットの社会では、几帳面なことがあだになる、そんなこともあるようです。
ではどうしたらよいか、人間と直接話のできる電話問い合わせがいちばんです。
場合によっては、確実を期すための書類交換、厄介でも仕方なさそうです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます