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外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

休暇を取るぞ

2012-01-13 00:21:43 | ビジネス
前にも話題にしましたが、昨年に取得できなかった長期休暇を、いよいよ強制的に取らされることになりそうです。

心の奥底では、早稲田の沖縄キャンプに合わせて消化しようと思っていたのですが、そうはいかない状況となってきました。

ここは、エイヤッと割り切るしかなさそうです…
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You can close your eyes

2012-01-11 22:51:23 | ビジネス
私が銀行に就職した、二年目の冬。
勤務する横浜市内の支店が、隣の支店を吸収統合するということになりました。

ある朝、臨時の朝礼で、支店統合の話が一般行員たちに初めて知らされたのです。

バブル経済崩壊後の1990年代後半、邦銀各行は、海外拠点の撤退、国内拠点の統廃合、そして合併など、激烈なリストラを経験することになりましたから、そこで実務上のノウハウが、嫌でも蓄積されていきました。
本部によるシステム・サポートも充実していきました。

しかし、私が経験したのは1980年ですから、支店の統廃合は極めて稀なケース。
したがって経験の浅かった私は、支店統合によって、どんな業務負担が生じるのか思いが至らず、
「ふーん、支店統合か…」と、ボンヤリと考えるだけでした。
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本当に大変な準備作業でした。

吸収される支店に存在する、全てのCIF(顧客番号)、全ての預金口座番号を、新たに手作業で作る必要がありました。
支店の会議室に、臨時の端末機が何台も設置され、朝から晩まで、口座開設オペレーションが行われました。

そして、新しい口座番号の預金通帳を事前に作成し、お客様をお待たせすることなく新通帳への切り替えができるようにしました。

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そうして迎えた支店統合の日。
積み重ねた準備が奏功して、窓口においでになるお客様への対応は、予想以上に円滑に進みました。

しかし、バックオフィスでは、様々な問題が。
同じ事務規定に則しているにもかかわらず、2つの支店の現場で行われていた事務処理のプロセスが、微妙に異なったのです。

伝票の点検、綴り込み、翌日に向けた準備等々において、役職者も担当者も、悶々とする毎日となってしまいました。

それに加えて、統合により消滅する支店から移ってきた行員たちは、心の奥底では「業績は悪くなかったのに、自分たちの支店は取り潰された」と、深く傷ついていました。

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そんな状況で迎えた年末のある日、私と、一年後輩の慶応ボーイ・Tくんが支店長室に呼ばれました。

支店長からの指示は
「学生時代を思い出して、学園祭のようなクリスマス・パーティーを企画してほしい」
「職場での序列、あるいは出身店を忘れてしまうような催しを考えてくれ」

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支店長の意図が私たちにも良く理解できました。

そこで私とTくんは、早稲田祭や三田祭のノリで支店の会議室にステージと客席を設営しようと決意しました。

会議室に、自宅からハイパワー・アンプと大口径のスピーカーを持ち込んで、ちょっとしたジャズ喫茶のサウンドを実現。
折畳み机などを針金で天井まで組み上げて、閉鎖された空間のステージとダンス・エリアを作りました。

その外側は、お取引先のお寿司屋さんやオデン屋さんにも出店を設けていただき、ステージとは別空間の飲食・歓談スペース。

その週は、終電近くまで毎日作業して、当日は2人とも有給休暇を取って、朝から準備しました。

その結果は、もちろん大成功!
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そのステージでの思い出です。
私はアコースティック・ギターを抱えて、「はっぴいえんど」の「朝」、そして、ジェームス・テイラーの「You can close your eyes」を1人で歌いました。
続いて、若手行員たちがステージに登り、「なごり雪」や「あの日に帰りたい」などを歌い、私が伴奏とバックコーラスを担当しました。

かたやTくんは、支店に数多く届いたお歳暮の品々を活用して、チャリティー・オークションを企画。
私がBGM準備を担当し、クインシー・ジョーンズの「アイアンサイド」、BS&Tの「スピニング・ホイール」、チェイスの「黒い炎」などをちりばめたカセット・テープを流し、オークションの後は、ダンス・タイム!
ソウル・ミュージックととスイング・ジャズを交互に、大口径のスピーカーからガンガンと流しました。

今から三十年以上も昔のことですが、我ながら良くやりました。
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その時の思い出の歌、「You can close your eyes」です。


携帯用リンク
パソコン用リンク

Well the sun is surely sinking down
But the moon is slowly rising
So this old world must still be spinning 'round
And I still love you

ほら 夕陽が沈んでいくよ
代わって 月がゆっくり昇ってきた
時の流れは きっと昔から変わることなく廻っているんだね
その証拠に 僕は今も君が好きなんだから

So close your eyes
You can close your eyes, it's all right
I don't know no love songs
And I can't sing the blues anymore
But I can sing this song
And you can sing this song
When I'm gone

そう 瞳を閉じてごらん
できるだろう うん それでいい
僕はラブ・ソングを知らないし もの憂いブルースも唄えない
でも 僕はこのメロディが唄えるよ
君も 唄えるだろう 僕がいなくても

 
It won't be long before another day
We gonna have a good time
And no one's gonna take that time away
You can stay as long as you like

じきに 朝がやってくる
二人で 素敵な時間を過ごそう
誰も 邪魔することなんか できないさ
いつまでいても いいんだからね
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辛うじて終電にセーフ

2011-12-17 01:26:08 | ビジネス
休日出勤しようと思っていた明日の土曜日、なんとカーペット清掃のために終日入室禁止との突然の社内連絡。

こうなったら、今日のうちに出来るところまでやろうということになり、ギリギリ終電に間に合う時刻まで懸案処理に没頭しました。

それなりに仕事もはかどり、駆け足で終電に飛び乗ってヤレヤレ。
グリーン車に座りましたが、定刻から数分遅れで東京駅を発車する頃には、既に満席でした。
(;^_^A
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今日読んだ雑誌に、とても興味深いコラム記事を見つけました。
日銀OBの方が、外国為替の観点からTPPに検討を加えていらっしゃったのです。
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日本は、競争力のない産業を保護してグローバルな競争から隔離する一方、競争力をつけた自動車や電機が世界に飛び出していくという仕組みを通して、外貨を稼いできた。

このような仕組みでは、競争力がなく非効率な国内産業の存在が為替相場の形成に反映されない。
このため、日本経済全体の実力よりも円相場は高く評価されてしまう。

この結果として生じた円高によって、自動車産業などが国際競争力を失い、製造業の空洞化が国内で問題となっている。
これらは、日本の産業政策によって生じたもの、すなわち私たち日本人が、自ら選択してきた政策の結果だ。

TPPとは、これまで国内で保護してきた産業を競争に晒すこと。

非効率な産業が競争に晒されることによって、為替相場は、実力に見合った水準へと動いていくはずだ。

世界有数の経済大国となった日本に、もはや「いいとこ取り」は許されない。

このような円相場の是正という視点も、TPPの検討には必要だ。
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国内で保護されてきた産業も、自動車や電機の海外からの稼ぎ、そして国内工場からも、直接・間接に、多大な恩恵を受けてきました。

その自動車や電機は、今や青息吐息。
いよいよ、国内産業が自力で立ち上がるときです。
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時刻は午前1時半になろうとしています。
地元のラーメン屋さんで一杯飲んでから帰宅して、目覚まし時計を止めて爆睡します。
(-_-)zz
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休暇との格闘

2011-12-14 21:31:07 | ビジネス
野球部の年末年始のお休みは約10日間。
部員たちは、ご家族、そして出身校の監督さんや後輩たちと束の間の休日を楽しみます。

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私はどうかと言えば、2011年に取得が義務づけられている二週間休暇を消化することができず、七転八倒の状態にあります。

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銀行では、主として不正防止の観点から、原則として二週間連続の休暇を一年に一度取得することが、国際的に取り決められています。
言い換えると、スタッフに長期休暇を取得させない銀行は、不正防止に真剣に取り組んでいないと見なされるわけです。

なお、長期休暇の慣習に乏しい日本の事情に鑑み、邦銀は1週間休暇でも差し支えないというのが金融庁の監督方針となっています。

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私の勤務する銀行には、実に125ヵ国の国籍を有するスタッフが働いています。
東京支店に限っても、スタッフの国籍は10ヵ国を超えると思います。

したがって、長期休暇の慣習のない日本の風土云々という話は全く説得力を持ちません。
二週間休暇を取ることができないスタッフが発生すると、「何をやっているのか」と、本人も上司も、あちらこちらから叱られてしまいます。
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元来、休暇を取ることが人一倍好きな私。
やりたいこと、行きたいところは幾らでもあります。

そんな私が、様々な特殊要因があるとはいえ、休暇を取れないことで叱られてしまうのは、全く不本意というしかありません。

外資の世界に飛び込んでから、初めての経験です。

ちなみに、2011年度に取得できなかった二週間休暇は、2012年の出来るだけ早い時期に取得し、2012年度にも、二週間休暇を必ず取得すること、というのが人事本部からの指示です。
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このように「休め」「休め」「なぜ休暇を取らないのか」と叱られている一方で、海外からのエグゼクティブを明日の早朝に迎えにいくために、今夜は都心のホテルに宿泊いたします。

この矛盾…

でも、その矛盾を、カンラカンラと笑い飛ばしながら現実に対処していく
そんな逞しさ、良い意味での大雑把な感覚が、外資に生きるビジネスパーソンには必要です。
(;_;)

さあ、ガンバルゾ!
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お通夜

2011-11-28 23:48:41 | ビジネス
今日は、早稲田の後輩のお通夜でした。

私よりも9歳も若い彼の遺影を眺めることは、本当に辛いことです。

そして、葬儀といえば「送る側」にいるのが当たり前と思ってきたのですが、知らぬ間に「送られる側」の世代になりつつあることを痛感したわけです。
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神様が私にくださった寿命が60歳なのか、70歳なのか、はたまた80歳なのか。

大切なことは、毎日を大切に生きること。
そして、どんな出会いも大切にすることだと思いました。
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謝恩会

2011-11-15 23:01:14 | ビジネス
私の勤務先のアジア地区代表が勇退されることになりました。
大変お世話になったオーストラリア人です。

今夜は、シンガポールからやってきた彼を囲んで、ワインパーティーをやりました。

アジアやアフリカの十数ヵ国で銀行ビジネスに携わってきた彼の思い出話、成功談に失敗談は、本当に面白いものでした。

美味しいワインをしこたま飲んだので、これから急いで帰宅して、バタンキューと眠りたいです。
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疲れた…

2011-10-21 23:31:10 | ビジネス
今日は、シンガポールと香港からきたオフィサーたちと濃密な会議を夜遅くまで続けました。

こちらから教えることもありますし、教わることもあります。

二十歳代の頃のような吸収力は無くなりつつありますが、この二日間は実に勉強になりました。
※こう言わないと、久兵衛への高額な支払いが正当化できないもので…
(;^_^A

天気がすぐれない週末になるかも知れません。
とりあえず、明朝は寝だめしたいと思います。

お休みなさい
(-_-)zz
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銀座「久兵衛」

2011-10-20 23:10:01 | ビジネス
今日から二日間、海外からのビジターたちと過ごします。
上海、香港、シンガポールからやってきたクレジット・オフィサーたちがビジターです。

彼らが帝国ホテルに泊まっていることもあり、夕食は、ホテルから徒歩圏にある寿司屋「久兵衛」に一緒に行きました。



よくも、これほどの食い道楽ばかり集まったなあというようなメンバーでして、魚の種類、味付け方法、あるいはワサビの品質の見分け方など、矢継ぎ早に質問が私に飛んできます。

私が普段から親しんでいる英語は、例えば、担保、保証、返済能力、財務諸表、格付けなどに絡む金融用語ばかり。
ウニ、シャコ、アナゴ、〆鯖などを、スムーズに英訳できるわけではありません。
でも、私がうんうんと唸っていると、板前さんが英語やフランス語で助け船を出してくれますから、さすが外人客に慣れている久兵衛です。

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帝国ホテルから久兵衛までの往復は、過ごしやすい気温ということもあり、みんなで雑談しながら歩きました。

道すがら案内をしたのですが、宝塚劇場、資生堂などのことを、彼らは良く知っていました。

もっとも、彼らから最も反応があった建物は、「これが、あの福島の原発を保有している会社だ」と私が説明した、東京電力の本社でした。
(><)
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食事を終えて、彼らを帝国ホテルまで送ったら、さすがに疲れが出てきました。


有楽町のガード下で、若いビジネスマンたちに混じってホッピーを一杯飲んで、「ああ、こっちの方が僕には向いているなあ」と思いながら、家路に着いたのでありました。


Comments (5)
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終電を逃しました

2011-10-08 00:49:43 | ビジネス
これからタクシーで帰宅します。
自腹です…
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賢者の選択

2011-10-06 21:39:17 | ビジネス
今日は、私の職場で避難訓練がありました。

エレベーターを使わないで、階段を下りて地上へ。

そして、あらかじめ決められている避難場所の皇居前まで歩いて行きました。


雨上がりの日比谷通り。
皇居のお堀越しに眺めるオフィス街は、まるで絵ハガキのような美しさです。

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この写真にある、この地点。
実は、ウルトラQの「マンモス・フラワー」で、巨大な根が水面に浮き上がって騒動になったという場所です。

避難場所に向かって歩きながら、私は考えました。
「君たち、知ってる?ここは特撮の神様・円谷監督の作品のロケ現場だったんだよ。」
そんな感じで、ウルトラQを話題にしようと一瞬考えたのです。

しかし、若いスタッフの冷やかな反応がかなりの確率で予想されたので、それは断念いたしました。
(;^_^A
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オフ会の仲間、親愛なるdawase86さんの「昭和ネタ」には、常に癒されています。
一方、私のオフィスでは、大半が平成になってから社会人となったような年代の社員。

昭和のノリで話題を展開しようとしても、どうも反応が悪い。
すなわち、否応なしに世代ギャップを感じる場面があるのです。
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例えば、私のオフィスに最近加わった2人の弁護士のうち、1人がシンゴくんと言います。

彼が、「この案件は、何が何でも今日中に片付けます。今夜が勝負です」というので、私が
「おっ、『新吾十番勝負』だね」
と合いの手を打ったところ、周囲はシーン…


ある時は、女性スタッフが似通った髪形と服装で並んでいるので、私が
「おっ、リンリン・ランランみたいだね」と声をかけたのですが、2人の反応は「???」

私としては、「例えば『ジュンとネネ』の2人よりも、ずっと若くて可憐ですよ」という気持ちでしたが、どんどん深みにはまりそうな感じだったので、話題を替えざるを得ませんでした。
(><)

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神宮球場で六大学野球を観戦していると、ビールの売り子さんたちが、こめかみに花を飾っている時があります。
もしも、あなたが「おっ、日野てる子か、仲宗根美樹みたいだね」と思ったとしても、決して口に出さないのが賢者の選択です。
(T_T)
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