外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

今日の東伏見(7/31)

2011-07-31 20:02:45 | 大学野球
今朝、8時前に東伏見に到着しました。

霧雨が舞う天気ということもあり、気温は僅か21.5度。
とても明日から八月という日の気温ではありません。

ネット裏に座ると、バックスクリーン方向から風が吹きつけて来ます。
北風です。

この気温は、練習が終わった午後1時過ぎになっても22.5度どまりでした。
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そんな天候のもとで、朝から紅白戦が行われました。
OBは徳武さん、八木さん、吉澤さんがおいでになりました。

審判は一年生部員が務めます。
主審:宮崎(平安)
一塁:柿沼(早実)
二塁:山口(早稲田摂陵)
三塁:深澤弟(早実)

先攻は三塁側でした。
「三塁側:荒谷コーチ」
1横山(2年、聖光学院)→松本周(1年、金沢桜ヶ丘)→江村(4年、長岡)→丸山(2年、武蔵野北)
2土屋(1年、早実)→梶矢(1年、呉昭和)
3江塚(2年、掛川西)
4渡辺(4年、聖光学院)
5杉山(3年、東総工業)-酒松
6佐野(4年、早大本庄)
7桜庭(4年、金足農業)
8三倉(1年、鳴門工業)-林
9若杉(3年、旭野)-中野弘(2年、早実)
DH佐々木(3年、早実)-森厚(2年、早実)-川口(4年、八女学院)

「一塁側:濱コーチ」
1大野健(4年、静岡商業)→鈴木(1年、早実)→塚田(4年、早実)
2市丸(4年、佐賀北)
3高橋直樹(3年、水戸一高)
4足立(2年、明膳)→PH古山(4年、早実)→深澤兄(3年、早実)
5徳井(3年、早実)
6松本(4年、千葉経大附)
7大野大(2年、早実)
8川西(4年、早実)
9白沢(2年、神村学園)-R山地(2年、丸亀)→小沢(4年、早実)
DH地引(3年、木更津総合)→羽鳥(4年、伊奈学園総合)

試合の方は、地引、大野大、足立、羽鳥らの長短打で得点を重ねた一塁側チームが5対2で勝ちました。

※寒さのために、試合途中に何度もトイレに行ったので、出場選手に見落としもあろうかと思いますので、ご容赦を。
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学部によっては次の金曜日あたりまで試験があるようです。
しかし、多くの部員は山場を乗り越えたようで、白沢くんも「無事に終わりました!」と。
大野大樹くんも、具体的な試験問題を例に挙げながら、いかにして窮地を切り抜けたかを後輩たちに説明していました。
(^^)v

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一方、監督やOBの皆さんは「寒い、寒い」と、エンジ色のジャンパーを着用。
私が、「軽井沢キャンプみたいですね」と声をかけると、岡村監督も「そうですね、この霧雨も、そんな感じだなあ」と。

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いったい夏はどこに行ったのかというような天候ですが、次の土曜日は早くも一回目の高校生練習会です。
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若大将トラックス

2011-07-30 23:29:29 | 映画、テレビ、漫画
今朝、豪雨の音で目覚めました。

昨夜の時点では、東伏見に行こうか、あるいは神宮球場で早実と日大三高の試合を観に行こうか等々、考えていました。

しかし、ザーザーと響き渡る雨の音を聞き、これはダメだと休日出勤に切り替え、午前8時過ぎから8時間ばかり仕事に専念。

仕事は確かにはかどりましたが、結局、高校野球も、東伏見の紅白戦も、見損ねてしまいました。

早実、あと一歩でしたね。
(><)

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仕事を終え、源兵衛で一杯やってから帰宅。
特にやることもないので、DVDで「若大将トラックス」を見ながら飲み直しました。


このDVDは、加山雄三さん主演映画である若大将シリーズの中から、加山さんが歌うシーンだけをピックアップしたものです。
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初期の作品では、歌われる曲が歌謡曲そのものというか、ナイトクラブで歌われるような曲を挿入歌としてあてがわれています。
映画の中で歌う加山さんも、心なしか義務感で歌っているような表情。

しかし、「ハワイの若大将」あたりから、加山さん自身の作曲によるアメリカン・ポップス調の作品が挿入歌に使われるように。
すると、がぜん加山さんの持つ洗練されたポップス感覚が前面に出て、歌う姿が若々しくダイナミックになりました。
そして、ベンチャーズが起爆剤となった当時のエレキギター・ブームも相まって、一気に若大将サウンドが一世を風靡することになりました。

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例えば、シリーズ第5作である「海の若大将」で歌われた「ブーメラン・ベイビー」。
これは加山さんの作詞・作曲による英語の歌。
これは、正真正銘のポップスで、映画が公開された1965年当時、時代の最先端をゆくサウンドでした。
「ブーメラン・ベイビー」携帯用
「ブーメラン・ベイビー」パソコン用

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かたや、若大将シリーズの映画の主題歌は、広瀬健次郎さんの作品が多く使われました。

しかし私が一番好きな主題歌は「日本一の若大将」
1963年に公開されたシリーズ第三作です。

慶応ボーイの加山さんが歌うのですが、作詞:青島幸男、作曲:中村八大という早稲田出身者による主題歌です。
良い意味で昭和30年代という時代を感じさせる、ノリの良いサウンドです。
「日本一の若大将」携帯用
「日本一の若大将」パソコン用

なお、「日本一の若大将」は、マラソン走者として加山さんが走るシーンを神宮絵画館前や明治通りなどでロケしています。
東京五輪の前年である、昭和38年当時の神宮界隈の風景を見ることができる点でも、個人的にはとても興味深い映画です。

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さて、明日も東伏見では午前中に紅白戦が予定されているのですが、果たして天気はどうなりますか…
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ウィークエンド台風

2011-07-29 20:54:58 | ビジネス
夏休みシーズンの週末なのに、天候がイマイチ冴えません。

海や山の観光地の多くは、7月後半から8月月半ばまでの僅か数回の週末が稼ぎどき。
その大切な時に天候が崩れると、その観光地だけでなく、日本全体の景気にも影響が及んでしまいます。

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雲行きが怪しいといえば、アメリカ国債の格下げ懸念が頂点に達し、金融市場は大揺れです。

国債債務の不履行、すなわちデフォルトはさすがに回避されるでしょうが、国債の格下げはかなり現実味を帯びてきました。
そのために外為市場では米ドル安が独り歩き。

依然として欧州金融危機の問題もくすぶっていますし、様々な思惑が錯綜して、多くの取引が停滞しています。

来週の火曜日以降の外為相場がどんな状況になるのか。
本当に悩ましいです。
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こんな時、投資家の方々は銀行や証券会社の営業担当者に、相場の見通しについて個人的な意見を求めたりします。

一方、多くの金融機関では、外国為替、株式や債券市場を独自に調査し、その結果を定期的に公表しています。
いわゆる、ハウス・ビューです。

日本では規制が厳しくないのですが、海外では、金融機関の営業担当者が、自社のハウス・ビューと異なる個人的な見解を顧客に伝えることを、厳しく禁じているところもあります。
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ハウス・ビューに全ての営業担当者が縛られることを、堅苦しく感じられる顧客もいらっしゃるかも知れません。
しかし、厳しい営業ノルマを背負う立場の人間は、新たな取引成立につながるような、あるいは既存取引の解約を防ぐような方向に誘導するような意見を、時として伝えてしまうもの。

生活のかかった、生身の人間ですから、それは避けられないことです。

そんな人間の弱さを前提にして、長い年月をかけて、時には手痛い経験もしながら、顧客保護を目指して醸成されてきた、ハウス・ビューの制度です。

現在のような不安定な状況だからこそ、右往左往せずに、各社のハウス・ビューを比較検討しながら、冷静に成り行きを見極めるべきということだろうと思います。
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幻の学生トレーナー

2011-07-28 20:40:46 | 大学野球
昨日、私のオフィスで、室温の設定に関して、小さな騒動がありました。

昼下がりでした。
オフィスの室温が29度を超え、いよいよ30度に達しようとしていました。
PCのキーボードも、デスクも、何かベタベタする感じがして、さすがに私も「やりすぎだろう、これは」と思い始めていました。

そうしたところ、1人のオフィサーが意を決して総務部門に電話しました。
スピーカー・フォン・モードでの会話だったので、電話でのやりとりはオフィス内に響き渡りました。

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「総務は、室温設定の目安をどのくらいに置いているのか?」
「厚労省は28度以下を推奨していますが、金融庁では29度までと言っているようですが。」と総務担当者。
「それでは、我々のオフィスでは30度に達しようとしているのはどういうわけか。」
「エアコンの吹き出し口付近で26.5度。離れた場所でも28.5度に収まるように設定しています。」
「現実にそうなっていないから、電話している。節電の趣旨は理解しているが、あまりの暑さに気分が悪くなる者も出かねない。」
「具合の悪くなったスタッフがいるのならば、報告書を出す必要があるので、詳細を教えてください。」
「それは言葉のアヤだろう。そんなことを考える前に、我々のオフィスの室温をちゃんと管理してくれ」
「…わかりました。すぐに対応いたします」
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しばらくして、大家さんである三菱地所のビル管理部門のスタッフがやってきて、室温を計測したり、空調の吹き出し口を点検したり。

あれこれ調べた結果、「このエリアのエアコンが故障していますね」との報告。
何ということか…
あまりに冴えない顛末に、私たちの疲労感は一気に倍増したのでした…
(><)
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さて先日、学生トレーナーであった永見くんが週ベに研究者として登場したことをブログに書いたところ、メールやフェイス・ブックで数多くの反響をいただきました。
永見くんの記事

でも、東伏見グラウンドに足を運ぶことのできない遠方のファンの皆さんからは、「学生トレーナーって??」と、なかなか彼らの役割自体がピンとこない様子もうかがえました。
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野球部OBではない1人の素人ファンに過ぎない私ですが、東伏見やキャンプ先で垣間見た学生トレーナーの役割は、概ね次のようなものです。

-試合前、練習開始前のストレッチ運動などのメニューづくりと、現場での指導
-個々の部員の基礎体力の計測、強化目標の設定と継続的なトラッキング
-選手たちへの試合/練習前のテーピング、その後のアイシングや筋肉マッサージ
-プレー中の事故への応急処置
-故障選手のリハビリ運動のサポート
-個々の選手が抱える課題、例えば股関節が固い、肩甲骨を柔らかく動かしたい等々への練習メニュー作成とサポート

とにかく大変な役目でして、主力選手への筋肉マッサージを全て終えて安部寮の玄関を出るのが、日付が変わった深夜というのも珍しくないのだとか。
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そんな役目を担う学生トレーナーは、もちろん部員名簿にちゃんと名前を連ねています。

しかし、部員名簿に名前が登場しないけれど、トレーナーとして早稲田の野球部を支えてくれた、いわば幻の学生トレーナーと呼ぶべき若者も、過去に存在しました。

早稲田の女子学生、いわゆるワセジョのOさん。
田中幸長主将、國府新人監督の世代です。
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女子を部員としない早大野球部ですから、Oさんは部員となることはできません。
しかし彼女は、灼熱の夏も、寒風吹きすさぶ冬も、毎日東伏見に通いつめ、野球部員たちのケアに心血を注いでくれました。

一ファンに過ぎない私ですから、彼女との接点といえば、私が時折クッキーなどの差し入れを持っていった時に、しばし言葉を交わすぐらいのものでした。
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田中幸長くんの学年は、リーグ優勝を果たすとともに、大学選手権で優勝して日本一に輝きました。
斎藤佑樹投手という甲子園のスター選手が入学したこともあり、華やかな優勝パレードや祝勝会の様子は、テレビや新聞で大きく取り上げられました。

一方、Oさんは、私たち一般ファンと同じ場所にたち、群衆の中から選手たちに拍手を送っていました。

しかし、私は憶えています。
祝勝会の壇上に立った國府くんが、マイクを握ってOさんへの感謝の言葉を、さりげなく述べたことを。

そして、四年生部員が引退した後、私たちと一緒にラグビー早明戦を応援に行った時に、Oさんも一緒に参加してくれたことを。
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早稲田を卒業したOさんは、出身地の京都に戻り、現在は京都大学の大学院博士課程で勉強中です。

学生野球をリードするアスリートたち、
それを支える、熱い志をいだいた聡明なサポーティング・スタッフたち。

こんな素晴らしい若者たちが力を結集して目標に挑戦する。
そんな彼らの姿を見学させていただきたいがために、私は東伏見に通うのであります。

「上から目線」という表現がありますが、早大野球部の皆さんに対する私は、「下から目線」

実際、彼らは本当に大した若者たちなんです。
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記念日の意義

2011-07-27 18:23:16 | 社会全般
昨日は、東京・丸の内のオフィスビルの屋上で、毎年恒例のビヤ・パーティー。
夕方6時ぐらいの都心の風は爽やかで、同僚たちと一緒に美味しい生ビールを堪能いたしました。

隣接する高層ビル群に勤務する方々は、どんな思いか。
「あいつら、こんなに明るいうちから飲み始めやがって」などと苦々しく感じた方もいらっしゃったかも知れません。

でも、このようなケースにおいては、先に酔っ払ってしまった者の勝ちというのが、サラリーマン社会の常識です。
(^^)/▽☆▽\(^^)
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さて、一冊の本を読んでいます。
『蠅の帝国-軍医たちの黙示録-』(著者:帚木蓬生(ははきぎ ほうせい)。新潮社。1800円)。


日本の軍医15人による様々な体験談を一冊にまとめたものです。

原爆投下後の広島市内、大空襲直後の東京・本所、敗戦間近の中国北部・ソ連国境近く…

様々な場所に若い軍医たちが医療あるいは調査のために派遣され、平時には想像もできない体験をしました。
屍累々、まさに地獄絵のような凄惨な場面もありますし、病院の医師や患者による野球や芝居というホッとさせられるエピソードもあります。

ともあれ、次々に学生たちが戦地に送り込まれていた時代に、医大卒業まで一般教育を受けることのできた若者たちです。
戦時中の兵士や国民たちに向けられた若い軍医たちの客観的・常識的な目線は、陸軍幼年学校から陸軍士官学校に学んだ生粋の戦闘員たちとは一味違います。

この一冊、なかなかの秀作だと思いました。
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もうすぐ8月。

8月は、日本人が戦争と原爆の悲劇を思い返し、改めて戦没者の鎮魂と平和への誓いを確かめるときです。

第二次大戦が終わってから66年もの歳月が過ぎているにも関わらず、8月を迎えると、多くの日本人が粛然した気持ちになります。
「終戦記念日」という存在が、戦後生まれの私たちにも考えるきっかけを与えてくれていることは間違いありません。
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今年の3月11日に、大震災、大津波、そして未だに収束しない原発事故が発生しました。
私たちは、人知の及ばぬ自然災害のリスクを抱えて生活していることを改めて認識するとともに、「起こって欲しくないことは起こらないものと想定しておこう」というような甘い判断、決断の先送りが、いかに被害を拡大するかという人災の側面も痛感しました。

この痛恨の思いを風化させることなく次の世代に伝えていくためには、記念日制定が望ましいと思います。

3月11日を例えば「津波防災の日」と命名し、9月1日の「防災の日」とあわせて、地震、津波、そして危険施設の事故への備えを全国民が再点検するという1日としたいものです。
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週べ今週号

2011-07-26 21:28:42 | 大学野球
週刊ベースボール今週号。
まずは山本一徳くん(安来高校-早大。千葉ロッテ)初勝利の記事から読み始めました。

彼が記録した7月20日の勝ち星は高校二年生以来ということですから、一浪の彼にとっては11年ぶりという計算になるのでしょうか。
温厚かつ誠実な常識人、そしてアマ野球時代に特筆すべき戦歴もない。
そんな山本くんが、プロ野球の世界で生き抜いていく姿は、一つのロマンだと思います。

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次に、高校野球における「好敵手」という記事。
上本博紀くん(広陵高校-早大-阪神タイガース)が、岩本貴裕選手(広島商業-亜大-広島カープ)に対して、ずっと一目置いていたという高校時代の思い出を語っています。


広島商業と広陵の激しい戦いが、広島の高校野球を常に全国トップレベルに押し上げる原動力であったことは間違いありません。

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そして、夏の甲子園・決勝戦で対戦した、土生くん(広陵)と市丸くん(佐賀北)の2人が、誌上対談でタイムスリップして「甲子園頂上決戦の記憶」を語っています。

甲子園で主将として握手を交わした2人が、今は早稲田の主将と副将。
2人は、切っても切れない縁で結ばれています。



とても興味深いエピソードが数多く披露されていますので、ぜひ読んでください。
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地デジ移行に思う

2011-07-25 18:15:48 | 社会全般
昨日をもって、一部の被災地を除いて、テレビのアナログ放送が終了しました。

日本全国の受像機が、一斉に高品質な画面へと移行するわけです。
したがって、美しい画面への期待や昂ぶりが、もっと社会全体にあってもよさそうに思えるのですが、実際には違いました。
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例えてみれば、自動車運転免許証が、パウチ形式からICカード形式に切り替わったようなものといったところでしょうか。

運転免許証がICカード形式に切り替わっても、運転できる車両タイプが増えるわけではありません。

同じように、テレビが地デジに移行しても、画質は向上するものの、視聴可能なチャンネル自体が増えるわけではありません。

テレビというメディアには「ながら族」的な利用形態が少なくありません。
すなわち家事をしながら、
出勤の支度をしながら、
あるいはラーメン屋さんのお客さんが食事しながら、
時折テレビ画面をチラリと観るといった具合です。

このような利用形態では、画質の優劣は殆ど問題となりません。
白黒テレビでも十分に用が足りるといっても、差し支えないかも知れません。
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テレビ業界としては、地上波、BS、CS等々と多様化してきた放送の形態ならびに料金設定を、時流に合わせて抜本的に見直す絶好のチャンスを逃したと私には思えます。

ここ7、8年で、テレビ業界の営業収入は数千億円も減少。
この減収額は、テレビのキー局一つが消滅したのと同じ金額に相当するとのことです。

テレビ局が流す番組やCMを、受信料不要の視聴者が受け身で観るという「ながら族」向け放送は、先細りするしかありませんから、狭義のテレビ業界は縮小均衡を目指すしかないでしょう。

視聴者が興味を抱くコンテンツを自ら選択し、個々の視聴者にとって最適な媒体を通じてリーズナブルな料金を支払って取得し、自分の選んだ時間帯に観る。
この時代の流れは止めようがありません。
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別の見方をすれば、受信料の取れない地上波テレビは、「ながら族」に焦点を絞り込み、徹底的に安上がりな運営とするのが理に適っているともいえます。

現在の地上波テレビは、定時のニュース以外は、バラエティーとCMの洪水です。
しかし、現行のビジネスモデルを前提にすると、現在の安普請な番組構成こそが、テレビ事業者の立場からは実は最適のものなのかも知れません。
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今日の東伏見(7/24)

2011-07-24 16:55:34 | 大学野球
今朝、東伏見に到着すると、高校生を対象とするアメフト教室が行われていました。
アメフトグラウンドと準硬式グラウンドに、高校生たちが一杯。

このような催しがあると、「夏休みが始まったんだなあ」と感じます。
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さて硬式グラウンドでは、午前中に打撃練習などを手際よく終わらせた後に、午後から紅白戦が行われました。
OBの吉澤俊幸さんが指導においでになっています。

吉澤さんの過去記事

紅白戦の出場メンバーは次の通りです。
※○印はスタメン

先攻、三塁側:
荒谷コーチ(3年、桐蔭学園)
1○大野健(4年、静岡商業)→阿久根(3年、早実)→高橋哉至(4年、富山東)
2○土屋(1年、早実)、梶矢(1年、呉昭和)
3○高橋直樹(3年、水戸一高)、河村(3年、徳山)、森厚(2年、早実)
4○渡辺(4年、聖光学院)、深澤兄(3年、早実)、磯網(1年、早実)
5○杉山(3年、東総工業)、酒松(3年、中村高校)
6松本(4年、千葉経大付)、○東條(3年、桐光学園)
7中村(1年、天理)、○三倉(1年、鳴門工業)
8○川西(4年、早実)、DH石塚(3年、早大本庄)
9○若杉(3年、旭野)

後攻、一塁側:濱コーチ(4年、境)
1○江村(4年、長岡)→村山(2年、早実)→鈴木(1年、早実)→塚田(4年、早実)
2○市丸(4年、佐賀北)、羽鳥(4年、伊奈学園総合)
3坂本(3年、早大本庄)、○江塚(2年、掛川西)
4○川崎(4年、南山)、山地(2年、丸亀)、DH足立(2年、明善)、深澤弟(1年、早実)
5海藤(4年、高志)、○徳井(3年、早実)、吉澤(1年、日大三高)
6○佐野(4年、早大本庄)、川口(4年、八女学院)
7○林(3年、早実)、中野弘(2年、早実)
8○大野大(2年、早実)
9小沢(4年、早実)、○白沢(2年、神村学園)

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試合展開は、若杉くんの一塁ゴロの間に三塁走者が生還して先制した三塁側チームが、杉山くんの左中間3点本塁打で加点。

一塁側チームは、吉澤くんの右中間二塁打、江塚くんの左中間二塁打などで追撃しました。
しかし、最終的に4対2で三塁側チームが逃げ切りました。

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打撃陣では、右に左に会心のクリーンヒットを放った渡辺侑也くんが、復調ぶりをアピールしました。

かたや投手陣は全般的に四死球が多く、どうもピリッとしません。
もう一段の努力が必要と感じました。

なお、横山、有原、高梨らの投手陣は紅白戦に参加せずに、今日はノースロー。
外野フェンス沿いに走り込みを行いました。
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紅白戦の後は、走者を一塁、あるいは一二塁に置いて捕手のスローイングの練習が行われました。

一年生の梶矢くんのスローイングをじっくり見ましたが、なかなか俊敏で正確です。
一年生捕手では土屋くんが既に春季リーグでベンチ入りを果たしていますが、夏の鍛練次第では梶矢くんにもベンチ入りの機会が巡ってきそうな印象を受けました。

また、先週も話題にした有望新人・三倉くんが、今日も左翼スタメンで紅白戦に出場しました。
三倉くんは、春先に上京した早々に足首を傷め、ギブスをはめて春を過ごすという散々なスタートでした。
しかし、故障も癒えて、いよいよ本領発揮という感じです。
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東伏見アイスアリーナの駐車場は、盆踊り会場となっていて、やぐらが組み上げられていました。

きっと今夜は、賑やかな音楽と手拍子が、東伏見の夜空に鳴り響くことでしょう。
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好敵手_明治大学

2011-07-23 18:59:38 | 大学ラグビー
オフ会のオリジナル・メンバー、私が敬愛するmytochigiotokoさん、dawase86さんのお二人が、ご自身のブログで、期せずして明治大学を話題にしていらっしゃいました。

日本の大学スポーツは、明治大学の存在抜きには何も語ることができません。

各競技種目における明治の優れたチーム力はもちろんなのですが、神宮・秩父宮・国立競技場を埋め尽くす学生応援団の姿こそが、大学スポーツの一つの理想形を示してくれていると、いつも私は思います。
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大学ごとに長年培われてきたチームカラーが基本にあります。
しかし、主将以下の主力選手が毎年入れ替わる学生スポーツですから、学年ごとの個性があるのも、ファンにとって大きな魅力です。
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明治スポーツについて、私が一目置く学年を挙げると、野球ならば1975年度(昭和50年度)の丸山主将(上田高校-明大-朝日新聞)の明治。
そして、ラグビーならば、1991年度(平成2年度)の吉田義人主将(秋田工業-明大。現・明大ラグビー部監督)の明治です。

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その1991年度の明治ラグビー部は、吉田主将の強力なリーダーシップの発揮により、個々の豊かな素質が猛練習で磨き上げられた、敵ながら惚れ惚れとするチームでした。

1佐藤豪一(3年、久我山)
2西原在日(4年、大工大)
3飯塚淳(4年、大工大)
4青木聡史(3年、久我山)
5坂元勝彦(3年、都城)
6佐藤久富(3年、秋田工業)
7小村淳(3年、函館有斗)
8富岡洋(4年、東福岡)
9永友洋司(2年、都城)
10鈴木博久(3年、本郷)
11吉田義人(4年、秋田工業)
12元木由記雄(1年、大工大)
13岡安倫朗(2年、明大中野)
14丹羽政彦(4年、羽幌)
15小杉山英克(3年、秋田高校)


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この学年の早稲田ラグビーも、堀越主将(熊谷工業)が率いる素晴らしいチームでした。
もちろん私は早稲田を応援していましたが、負けた時にも「今年の明治ならば負けても悔いなし」と感じられるようなチームでした。
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当時勤務していた邦銀の丸の内支店では、毎日の朝礼で行員が交代で三分間スピーチをやることになっていました。

三分間スピーチの順番が回ってきた私(当時は、融資課長)は、
「今年の明治ラグビーの吉田主将は大した人物だ」
「彼のリーダーシップをお手本にして、私も仕事に取り組みたい」
と支店行員を前にして話しました。

朝礼が終わった後、早稲田OBの副支店長(大学ラグビー好き)が融資課にやってきて、
「ayくん。きみは、どこの卒業生なんだ?」
というので、
「副支店長、確かに吉田ははライバル明治の選手ですが、実際に大した人物なんですよ」と私が答えると、副支店長はニヤリと笑って自席に帰って行きました。

スポーツでも、学業でも、そして卒業後の実社会においても、明治大学に負けないように早稲田は頑張りましょう。

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今日、介護施設に入って1週間の父に会ってきました。

自宅とは異なり、食事や就寝の時間を気ままに決めることはできない点が、父にとっては不自由に感じられようです。
でも、概ね快適に生活できているようなので一安心いたしました。
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会議終了

2011-07-22 22:12:29 | ビジネス
会議と勉強会に明け暮れた、嵐のような四日間が無事に終了しました。
英語漬けの日々は疲れます

とりあえず、今夜は早く眠りたいです。

お休みなさい。
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