今日は午前中に東伏見で新人練習を観て、お昼からは早大所沢キャンパスに移動して、森林保全のボランティア活動に参加しました。
まずは、東伏見。
午前中は、主力メンバーが室内で打ち合わせと調整、下級生はグラウンドで紅白戦を行いました。
ただ、授業への出席、あるいは奨学金の申請手続きで、グラウンドに顔を出さない部員が少なくありませんでした。
また、午後一時からの新人パレードに備えて、紅白戦も10:30に終了しました。なお、今日も主審は白川くん。
1森
2吉原
3八木
4中山
5酒松
6大野大
7白澤
8林
9石塚
1横山
2地引
3河村
4深沢
5徳井
6東條
7荒谷
8高橋直
9若杉
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二度目の訪問となる早大所沢キャンパスは、前回の雪景色の時とは異なり、かなり蒸し暑い中での作業となりました。
前回の訪問
今日は、森の中から外来種の植物を駆除して、在来植物の衰退を防ごうという試み。
在来植物が元気でいてくれてこそ、ホタル、トンボ、カエルなどが水田や小河川に棲むようになります。
そして雑木林にオオタカやアオハズクが、草原や民家周りにはウグイスやカヤネズミが棲息できるのだそうです。
私も、軍手にヘルメット、そして登山靴という姿となり、学生さんたちに混じり汗だくになって、レクチャー時間を含めて四時間ばかり、ニワウルシ(中国原産)の伐採と玉切り作業にあたりました。
まず、大学院生がチェーンソーで、樹齢20年を超えるニワウルシを切り倒します。(冒頭の写真)
次に、倒れた木の枝や幹を、参加者各自がノコギリで枝や幹をバラします。
最後にバラした木を、処分しやすいように整理して積み上げます。
今日は、四本のニワウルシを切り倒して処理しましたので、もし一人でやるとなったら、気が遠くなるような作業量です。
しかし、二十名を超える参加者による人海戦術の威力は大したものでして、作業が終わった時には、参加者全員から、自然に拍手が巻き起こりました。
こう書くと、いかにも高潔な志を抱いて献身的に社会貢献活動に参加しているように感じる方もいらっしゃるかも知れませんが、実は必ずしもそうでもありません。
私の勤務する銀行では、かねてよりスタッフのボランティア活動参加を奨励しているのですが、5月に入ってから、その支援策の一つとして、年間3日のボランティア休暇制度が各国共通で本格的に始動したのです。
そして、そのボランティア休暇の取得状況が、各国の評価基準の一つになるということになり、日本でも『これは管理職が先頭に立って本腰を入れなければ』ということになりました。
ボランティア休暇を平日に取得して、自然環境の保全、HIV予防の啓蒙、あるいは視聴覚障害者のスポーツ活動支援など、銀行が定めた指針の範囲での活動に参加するのが基本形。
そして、週末や祝日に活動を行なって平日に振替休暇を取得することも認められていて、活動に従事した時間に合わせて、半日単位での取得も可能です。
このような制度の発足が人事部から説明された時、私は『この制度は早慶戦の応援に利用できるぞ』と心の中で叫びました。
すなわち、早稲田の試合のない週末に所定のボランティア活動を行なって特別休暇の権利を得て、早慶戦の行われる週末の翌日の月曜日に振替休暇を取得しようと考えたわけです。
(^^)v
新しい休暇制度によって、俄然 前向きにボランティア活動の予定を調べるようになったのですから、我ながら現金なもの。
高潔な志どころか、見方によっては、邪念がヘルメットを被って、ノコギリを引いているようなものです。
でも、視点を変えると、休暇制度を創設した部門の思惑どおりに、私はボランティア活動に積極的に取り組んでいることになりますから、これはこれで許されるかなと。
これまでも、月曜日に一般の有給休暇を取って神宮に応援に行くことは、私の場合、珍しいことではありません。
しかし、ボランティア休暇取得となれば同僚たちから『ご苦労様です』と声をかけられ、銀行全体からも前向きに評価してくれるというのですから、願ったり叶ったりです。
でも、夕方には上半身は汗びっしょりとなり、ズボンは泥だらけ。
ノコギリで腕が疲れて、足腰もパンパンになりました。
そこに、可愛い女子学生さんたちから、
『お洋服、汚れてしまいましたね』
『でも、先輩、今日は絶対に熟睡できますよ』
などと、優しく慰労の声をかけてくれました。
喉元まで『帰りがけに、冷たいビールでも一緒にいかがですか?』という言葉が出かかっていたのですが、それをグッと飲み込んで、分別のある良き先輩を気取って、笑顔で帰宅の途につきました。
(;^_^A
ともあれ、所沢の森の中で流した今日の汗は、森の再生にとどまらず、神宮での応援という形で結実することになりました。
決戦に向けて、これで準備万端です。
(^O^)/ カツゾワセダ!