外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

春季新人戦_一回戦

2011-05-31 19:04:08 | 大学野球
本日行われた新人戦一回戦は、9対0で早稲田が東大に快勝。
初戦シードの慶応との準決勝に駒を進めました。

これで明日の準決勝、明後日の決勝もしくは3位決定戦に出場できます。

新人戦は、下級生たちが神宮球場での実戦を経験できる貴重な機会。
計3試合戦うことができることになり、本当に良かったと思います。
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たかが新人戦
されど新人戦

昨年春の新人戦では立教が優勝し、秋は慶応が優勝。
新人戦で勝ったチームは、高い確率でリーグ戦でも優勝を争うチームに成長します。

だから、早稲田には貪欲に優勝を目指してもらいたいです。

また個人的には、リーグ戦の早慶戦で味わった悔しさを、明日の早慶新人戦で晴らしてもらいたいものです。
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今日の出場メンバーです。

6東條(2年、桐光学園)
7白澤(2年、神村学園)
8大野(2年、早実)
3江塚(2年、掛川西)
4足立(2年、明善)
9小野田(1年、早実)
5吉澤(1年、日大三高)
2土屋(1年、早実)
1丸山(2年、武蔵野北。6イニング)
村山(2年、早実。2イニング)
千葉(1年、早大学院。1イニング)

途中出場した野手
*二年生*
中野裕(早大本庄)、福田(四條畷)、中野弘(早実)、山地(丸亀)、中山(早大本庄)、西竹(早大学院)、森厚(早実)

*一年生*
柿沼(早実)、松永(福大大濠)

ここ数年、早大学院と早大本庄から来た選手たちの中に、ガッツ溢れる連中が目立つようになったなあと感じていました。

今日の出場メンバーの顔ぶれをみて、その直感が正しかったことが分かり、とても嬉しくなりました。
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慶応に連敗

2011-05-30 20:59:34 | 大学野球
早稲田は慶応に連敗し、五位で春季リーグ戦の全日程を終了いたしました。

慶応義塾の皆さん、
完全優勝、おめでとうございます。
大学選手権でも、東京六大学の代表として暴れまくって、ぜひ頂点を目指してください。
応援しています。
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ベストナインが発表されました。
立教四名、慶応二名、明治二名、法政一名。

リーグ戦五位という順位に加えて、早稲田から誰もベストナインに選ばれなかったという厳しい現実を、私たちは受け入れなくてはなりません。

しかし、来季に向けて明るい材料もあります。
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例えば、新人の高梨、有原両投手が、間違いなく将来の早稲田を支える逸材であることが分かりました。

二年生の横山投手も、ツーストライクを取った後の決め球を磨けば、間違いなく早稲田の主戦投手となる器です。
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打者に目を転じると、佐々木外野手の打撃開眼には恐れ入りました。

スイッチから左打ちに専念して、チーム随一の打撃練習を重ねた結果、リーグ五位という素晴らしい打率を残しました。
昨季まで、セーフティバント専門というような弱々しいスイングであったことを、今では誰も想像できなかったと思います。

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若者の伸びしろ・可能性は無限大です。

昨季までは、ややもすると『どうせベンチ入りしないから』というようなマインド・セットで、受け身の姿勢で練習に臨んでいたかも知れません。
しかし、今季の悔しい場面、自らの未熟を感じる場面等々、今季の様々な痛みを伴う経験が、部員たちの気持ちに、真の反省をもたらすとともに、『このままで終わらないぞ』という、熱い火を点けてくれたはずです。
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今日の悔しさをバネにして、秋には一皮も二皮も剥けた早稲田野球を見せてくれるはずと私は信じています。

苦しくても悔しくても、キリッと背筋を伸ばして、学生野球の王道を歩んでください。

負けても官軍だ!
甦れ早稲田!
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せめて一太刀

2011-05-29 19:33:39 | 大学野球
今回の原発事故のために、福島県から長期避難を余儀なくされている方とお話しする機会がありました。

震災直後は富山県高岡市に一時待避し、今は新潟県湯沢に移っていらっしゃいます。

原発事故のために職も失ってしまったとのことで、全くお気の毒というほかはありません。

それなのに、色々とお気遣いしていただき、新潟の銘酒まで送ってくださいました。

原発事故が収束して、ご家族揃って福島にお帰りになる時が一日も早く来ることを。
そして、一緒に神宮球場で早稲田を応援いたしましょう。

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試合が雨天中止となった今日は、NHKから出ている『アメリカ・魂のふるさと』というDVD10枚組の中から、何枚かを鑑賞しました。

アメリカ合衆国の各地を訪れ、植民地時代から現在に至る、政治・経済・文化の歴史を辿るという、秀逸な番組です。

このDVDを観るたびに、海外旅行を考え始める私なのですが、休暇の予定が未だ立ちません。

今年は、東北各地を訪ねる旅行もいいなあと考えています。
被災地で奮闘されている早稲田OBに会う旅です。

もっとも、お取引先の工場視察のために福島・宮城を何度か訪ねたことがあるぐらいで、全く土地勘がないのが最大の問題です…。

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早慶二回戦。
これまでの実績でいけば、先発は横山くんとなります。
でも、慶応の主軸に左打者が多いことを考えれば、一年生のサウスポー高梨くんの起用もありそうです。
1日空いたことで、大野くんの連投も可能性ゼロではありません。

一回戦では、大野くんが慶応の強力な左打者たちの打棒を完全に封じ込めたことで、試合中盤まで互角に戦うことのできました。
あの展開を再現できれば。

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慶応の白村投手は、調子の良い時・悪い時がはっきり分かれるタイプだと思います。
まだまだ、慶応に一太刀を浴びせるチャンスがありますよ。


写真は、明治後期の慶応義塾です
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早慶一回戦を落とす

2011-05-28 17:26:42 | 大学野球
早慶一回戦。
早稲田は試合中盤まで、必死に食らいつきましたが、勝負どころでの投手交代のタイミングが明暗を分けてしまいました。

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今日の感想を思いつくままに。

*今日のスタメン発表を見て、岡村監督の信念と部員たちへの揺るがぬ信頼を感じた。

*大野投手は、今日も時折ボールが抜けていたものの、前回の登板よりも制球がかなり改善された。

*久しぶりに捕手で先発した地引くんは、捕球が危なっかしかったけれど、打撃では結果を出した。

*控え捕手として苦労してきた羽鳥くんが、リーグ戦初安打を記録した。

*無死満塁での登板となった有原投手。さすがに新人には荷が重かった。

*拮抗した試合展開であっただけに、両校の遊撃守備力の差が痛かった

*得点機に、一塁・江塚くんを狙い打ちにした慶応のスクイズ攻勢は、敵ながら天晴れ。

*悪天候にもめげずに熱い応援を送る、早慶両校の学生席を見て、理屈抜きに嬉しかった
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慶応は、先勝したことで、この後に連敗したとしても優勝決定戦に駒を進めることができます。

今日の戦いぶりからも、戦力の充実ぶり、そして隙のない戦いぶりには感心いたしました。

それでも、簡単に優勝を決められてしまうのは、早稲田の誇りが許しませんよね、皆さん。

春季リーグ戦に、もう一波乱を。

早稲田、ガンバレ
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打倒慶応

2011-05-27 17:25:55 | 大学野球
いよいよ早慶戦です。
梅雨入り宣言、そして台風到来、天気予報は芳しくありませんが、明日は試合ができるでしょうか…。

ともあれ、周囲の席の方にご迷惑をかけぬよう、傘ではなく雨カッパを用意して神宮球場にまいりましょう。

上下がセットになっているレインコートが一番です。
バッグ類も、雨に強いタイプのものがベターでしょう。
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さて、早稲田としては一回戦で先勝して、慶応を窮地に追い込むことが極めて重要だと先日話題にいたしました。
それは、とりもなおさず、慶応の主戦・竹内投手を打ち崩すことに全てが懸かっているということです。

竹内くんが左腕から投げ込む、キレのある変化球を捉えようとするならば、やはり早稲田は右打ちをズラリと並べる打撃オーダーを組むことになるのではないでしょうか。

もしそうなれば、佐野、大野大、江塚らの各選手を起用して、左打者は土生主将だけという先発オーダーがあるかも知れません。

もちろん、慶応が竹内くん以外の投手を先発に持ってくるという可能性もゼロではありません。
でも、ここまでくれば、リスクは承知の上で、思い切った戦法が早稲田には必要だという気がします。

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一方、問題は投手。
岡村監督が期待を寄せてきた四年生投手陣が、これまで結果を出せずに苦しんでいます。

何が何でも一回戦は落とせないというチームの状況を考えると、横山・有原・高梨の下級生トリオを一回戦にぶつけるのも一案でしょう。

奮起を期待される四年生投手陣は、最上級生としての意地を二回戦で見せてもらいましょう。

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あれこれと素人考えで思いを巡らせていますが、これは、あくまでも早慶戦前夜の余興です。

明日から、岡村監督と部員たちが、英知を結集して、最善を尽くして戦ってくれるでしょう。

残念ながら早稲田は優勝争いから外れてしまっていますが、賜杯の行方を決める早慶戦であることに違いはありません。

大いに暴れて、慶応を苦しめてあげましょう。
それが、ライバルたる早稲田の役目です。

また、早慶戦の成り行きを固唾をのんで見守っている立教ファンの皆様、

ぜひ、神宮球場においでになり、一塁側で早稲田を応援してください。
(^^)v
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紙の新聞、ウェブの新聞

2011-05-26 22:18:11 | 社会全般
神奈川県では、空から雨つぶが落ちてきました。

台風の発生、近畿地方の梅雨入りなどもあり、週末の天気予報は全く冴えません。
今季の早稲田の黒星を洗い流してくれるのならば、土砂降りの雨も大歓迎ですが、こればかりは後戻りできません。
(><)

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今朝は、タブレット端末を自宅に置き忘れたまま出勤したので、久しぶりに紙の日経新聞を読みました。

電子版を読む時とは異なる感覚がありました。

まず紙の新聞では、様々な広告に目が行きます。
専門書や週刊誌、自動車やパソコン、あるいは新築マンションなどを眺めているとの見出しが否応なしに目に飛び込んできます。

かたや、電子版の新聞では、ヘッドラインを点検し、興味のある記事を見つけてクリック。
画面の横には確かに様々な広告があるは分かっているのですが、それを見に行く余裕がありませんし、関心も湧いてきません。

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紙の新聞ですと、一面から最終面まで、自分なりに軽重をつけながら一通り読みます。

一方、電子版の場合は、例えば政治経済の記事を読み終わると、別の電子新聞のサイトに移動して、同じく政治経済の記事を読みたくなります。

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電子版新聞に軸足を移して、約2ヶ月。
従来以上に新聞を読む時間は増えているはずと思うのですが、今のところ、かえって目を通す分野が狭まってしまったような感じがします。
紙面全体を俯瞰する感覚が、電子版では生まれてこないのです。

そして、電子版では大衆週刊誌の広告などを殆ど目にしなくなったので、これまで以上に、三面記事的な話題に疎くなりました。
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考えてみれば、四十年以上読み親しんできた紙の新聞と、いきなり同じように電子版に接することができないのも、仕方がありません。

ともあれ、紙の新聞に戻ろうとも私は考えていません。
いつでも、どこでも、海外メディアと国内メディアを並列にして読むことができる利点は、代えがたいものだからです。

どうやったら、電子版の新聞を、幅広く拾い読みすることができるのか。
しばらくは工夫を重ねていきたいと思います。
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週べ今週号

2011-05-25 20:48:06 | 大学野球
週刊ベースボール今週号は、広島・福井投手のロング・インタビューに注目です。

早大三羽烏の中で、最も良いスタートを切った福井くんの、現在の心境と意気込みが良く伝わってくる内容です。

日ハムの斎藤くんは、チームの将来のエース候補の1人として紹介されています。

そして、西武の大石くんについては、6月にはイースタンで投げることができそうという記事もあります。
大石くんが復活する頃には、松下健太くんに関する明るい話題も期待したいけれど、先日話した時も、イマイチ元気なさげでした…

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さて、日経新聞電子版の「経営者ブログ」のコーナーで、鈴木幸一さん(国内インターネットサービスの草分け。インターネットイニシアティブ(IIJ)を設立し、後に続くネット企業に道をひらいた業界の重鎮。)が、我が意を得たりというご意見を、昨日書いていらっしゃいました。
日経電子版の有料会員向けページにあるので、詳しくは会員になってお読みいただきたいのですが、その骨子をご紹介します。

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それにしても無茶苦茶な話である。
こんな話がまかり通るなら、日本は「法治国家」ではなく、「統制国家」である。
簡単にルールを破るような国は、結局、世界から相手にされないことになる。

呆れているのは、福島原発事故によって苦境にある東京電力について、民間の金融機関に対し、債権放棄を迫っている枝野官房長官の発言である。

(中略)

「政府が支援しなくて済むなら純粋に対民間の話だ」「国民の理解を得られないのであれば政府の支援を受けられない。それを前提にして様々なステークホルダー(利害関係者)が判断することだ」等々が、批判に対する枝野官房長官の発言なのだが、ずいぶんと無責任極まりない話である。

この論理であれば、金融機関の債権放棄がなく、国の支援について、国民の理解が得られないのであれば、東京電力をつぶしても構わない、つまり、国の産業基盤であるエネルギー政策を自ら放棄することになり兼ねない。
資本主義というか、経済活動や市場のルールを全く無視したもので、法的な根拠もなく、前触れもなく、浜岡原発を停止させたことと、その発想は同じである。

なによりも、「国民の理解」という旗を掲げれば、ルールを無視してもいいのだという論理は、統制国家の発想以外の何物でもない。

(中略)

私が恐れるのは、「国民の理解」という錦の御旗を掲げることによって、法を超える施策を実行しようとする姿勢にある。

あらゆる経済活動には、基本的なルールがあって、そのルールを前提として、グローバルな経済活動が成立するのである。
法が「国民の理解」といった御旗によって無視されることほど、恐ろしいものはない。
過去を振り返れば、自明のことである。

19日付でムーディーズ・ジャパンは、東京電力への銀行融資の債権放棄が実施されれば、「融資債権だけでなく社債もデフォルト(債務不履行)とみなすことを検討する」との見解を示した。
融資返済期限の延長や金利減免が実施された場合も「発行体の債務返済能力に支障がある」として、安全性の低い「Caa」に下げる方針。

政権の要である官房長官が経済や金融市場に対して、まったく見識を欠いているのだとは思いたくないのだが、これでは経済音痴と批判されても致し方がない。

なによりも、ルールを守らなくとも、何でもできるという思い上がりほど怖いものはない。

ポピュリズムという民主主義の陥りがちな欠陥が、大衆への迎合としか思えない「国民の理解」といった言葉を繰り返すことによって、統制国家の過ちにつながることだけはやめてほしい。
(以下、省略)

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全くその通りです。

様々な利害が複雑に絡み合う東電の問題は、法律に則って対応していく以外にありません。
そして、それがグローバル経済の中で、日本がメジャー・プレーヤーとして生きていくためにも必要なことなのです。

京大哲学の西田先生は、「急ぐということには、必ず間違いが含まれているよ」とおっしゃっていました。

向こう半世紀のエネルギー政策、そして向こう半世紀の損害賠償と復興を見据えて、考え行動すべき時期です。

「政治主導」の意味をはき違えることなく、苦しくてもきちんと手順を踏んで、真正面から問題解決に取り組んでいってもらいたいものです。
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鉄道唱歌

2011-05-24 22:07:56 | 大学野球
週末の天気予報がイマイチです。
せっかく多くの新入生諸君が集まる春の早慶戦。
良いコンディションで、試合ができたらいいのですが。
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さて、先日、生まれて初めて民謡のCDを買ったことをお話ししました。

実は、その時にもう1つCDを一緒に買っていました。
早稲田の大先輩・ボニージャックスの皆さんが歌う「鉄道唱歌_全曲」というCD3枚組です。

「汽笛一声新橋を…」という出だしは、誰もがご存知だと思います。

この歌の正式名称は「地理教育鉄道唱歌」。
東海道編、山陽・九州編、奥州・磐城編、北陸編、関西・参宮・南海編と全5集からなり、334番まである大作なのです。
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七五調の平易な歌詞をくちずさむうちに、全国各地の地理や歴史など、様々な知識を得ることができる、紀行文のような鉄道唱歌。

明治33年に刊行されるや、1000万部を超えるベストセラーとなり、紙価格の高騰まで招いたとか。
(;^_^A

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全く個人的な視点からピックアップして、鉄道唱歌の一部をご紹介します。

(私の自宅のある辺り)
横須賀ゆきは乗り換えと
呼ばれておるる大船の
次は鎌倉鶴が岡
源氏の古跡訪ねみん

(大僧正のお住まい辺り)
阿弥陀は寺の音に聞き
姫路は城の名にひびく
ここより支線に乗り換えて
ゆくは生野は二時間余

(岡村監督、市丸捕手の出身地)
再びかえる鳥栖の駅
線路を西に乗り換えて
ゆけば間もなく佐賀の町
城には残る弾のあと


(土生主将、有原投手の出身地)
糸崎、三原、海田市
すぎて今つく広島は
城の形もそのままに
今は師団をおかれたり

北には、にぎつの公園地
西には宇品の新みなと
うちうみ波も静かなり
呉軍港は近くして


(大野投手の出身地)
駿州一の大都会
静岡いでて安倍川を
渡ればここぞ宇津の谷の
山切り抜きし洞の道


(横山投手の出身地)
浪江なみうつ稲の穂の
長塚すぎて豊かなる
里の富岡、木戸、広野
広き海原みつつゆく
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同期の桜

2011-05-23 21:08:36 | 大学野球
報道によれば、枝野官房長官が、東京電力向け債権放棄を求める発言を、事実上修正したようです。
当然の結果でしょう。

今回の彼の発言の裏側に、社会主義のイデオロギーに近いものを私は感じました。
したがって、今後も枝野さんの言動を、私は色眼鏡をかけてみることになろうかと。
期待していただけに、残念です。
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法政が明治から勝ち点をあげ、春季リーグ戦3位を決めました。
明治は、慶応との決戦に敗れてしまった時点から、気持ちの切り替えができなかったのかも知れませんね。

一方、明治に先勝を許しながらも、意地をみせて逆転してAクラスを確保した、法政の頑張りには心から拍手を送りたいと思います。
早稲田も、法政の粘り腰を見習いましょう。

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先週の土曜日、東伏見グラウンドに、トヨタの野球部長である佐々木雅次さん(大谷高校-早大)がおみえになり、しばし歓談いたしました。

佐々木さんの部長ご就任以降、早稲田の選手が数多くトヨタでプレーできるようになりました。

雑誌「野球小僧」最新号に佐々木さんが登場されて、トヨタの選手獲得方針などを詳しくお話しになっているので、ぜひご一読ください。
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ところで、佐々木さんは早稲田で私の同学年。
投手として入学されましたが、ほどなく打者転向。
持ち前の打撃センスで二年生から頭角を現し、俊足巧打のレギュラー左翼手として神宮狭しと活躍しました。

何といっても、四年生の秋に完全優勝を達成して、私たちを夢の優勝パレードに連れていってくださった方です。


あれから30年以上経つのに、佐々木さんにお会いすると、私はタイムスリップして学生応援席にいるような気持ちになってしまいます。

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これは、佐々木さんや私と同期の応援部主将・石川さんが、ちょっぴりスリムな旗手であった時の一枚です。

野球部、応援部の頑張りのおかげで、私たちは最高の思い出をつくって卒業することができました。
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新相馬節

2011-05-22 18:58:06 | 大学野球
立教が東大に連勝して勝ち点を獲得。
これで慶応と立教が勝ち点4で並びました。

いよいよ賜杯争いは、早慶戦の結果にかかってきました。
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慶応の投手陣、竹内・白村・福谷の三本柱は、昨年の早稲田のドラ1トリオと互角の安定感を示しています。
胸を合わせて、がっぷり四つの相撲をとったら、現在の早稲田のチーム力では苦しいでしょう。

これまでの試合にこだわらない先発投手や打撃オーダーを組むなど、思い切った戦法で慶応に一泡食わせてやりたいものです。

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原発事故について、様々な情報が錯綜しています。

現場では多くの方々が献身的なご努力をしていただいています。
しかし、汚染水の処理を含めて、事態が収束の方向に向かっているのか、そうではないのか、どうも私には分かりません。

私の住む神奈川県ですら、小田原近郊の茶畑で放射性物質が検出されて、茶葉の出荷制限が行なわれていますから、原発事故の影響は静かに、そして広範囲に拡がっています。

確かに言えることは、このような事態に至る可能性は、過去に何度も指摘されていたのに、政治家も所轄官庁も電力各社も「臭いものに蓋」という対応に終始してきたこと。
そして、福島県内で、新たな避難が続々と行なわれている厳しい現実です。

ニュース画面に登場する避難される方々の悲しみの表情を見ると、こちらも胸が痛くなります。
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ジャズやブルースが大好きで、演歌や歌謡曲を大の苦手とする私ですが、先日、生まれて初めて民謡のCDを一枚買いました。

被災地から避難されている方々の望郷のお気持ちに、少しでも触れることができればという購入動機でした。
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宮城県と福島県の民謡が各10曲、収録されています。
「宮城」
斎太郎節、さんさ時雨、お立ち酒、新さんさ時雨、夏の山歌、宮城野盆歌、塩釜甚句、米節、秋の山歌、長持唄

「福島」
相馬盆唄、会津磐梯山、三春甚句、かんちょろりん、相馬流山、新相馬節、会津大津絵、相馬二遍返し、相馬馬子唄、会津松坂

ジャズ・ベースを弾いていた私は、日本の民謡のサウンド自体に今回も心が弾むことはありませんでした。
しかし、今回買ったCDに収録された民謡の歌詞は、心に染み入るものがありました。

中でも、「新相馬節」
福島から避難されている方々も、きっとこんなお気持ちなんだろうなあと思いながら、CDに耳を傾けました。
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はあ~
はるか彼方は相馬の空かよ
(なんだこらようと)
相馬恋しや 懐かしや
(なんだこらようと)

はあ~
ほろり涙で風呂炊く嫁御よ
(なんだこらようと)
煙いばかりじゃないらしい
(なんだこらようと)

携帯用リンク

パソコン用リンク
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