野球部が年内の練習を打上げしましたので、今年1年間の十大ニュースを私なりに考えてみました。
【1位】
リーグ戦:春5位 秋2位
昨秋の劇的優勝から一転、春は最下位寸前まで落ち込みました。
しかし、秋は巻き返して何とか優勝争いに絡むことができました。
戦力拮抗のリーグ戦なので、応援する側も気が抜けません。
【2位】
徳山、西垣がプロ入り
プロ野球ドラフト会議で、投の二本柱 徳山くんがDeNA、西垣くんが楽天から指名されました。
入学当時から将来を嘱望されていた2人ですから、無事にプロに送り出すことができて、小宮山監督もホッとしていることでしょう。
【3位】
東伏見は今年も無観客
コロナ禍のため、今年も東伏見は野球部関係者しか立ち入りできない状況が続きました。
練習もオープン戦も全く観ない1年は、少なくとも過去20年 記憶にありません。
大学当局には、ワクチン接種証明の活用を期待したいところ。
🥺
【4位】
2年連続で沖縄キャンプ中止
今年も春の強化キャンプができませんでした。
2022年は実施の方向で準備が進められていますが、沖縄の感染状況が再び悪化し始めているので、先行きが不透明になってきました。
【5位】
新人戦:春4位 秋優勝
リーグ戦終了時に行われるフレッシュトーナメント(新人戦)で、春は東大に勝つも慶應と明治に敗れて4位、秋は慶應・東大・法政に勝って見事に優勝しました。
新人戦で活躍した選手の中から、来春1軍に何名加わってくるのか楽しみです。
【6位】
新主将に中川卓也選手
新体制が始動しました。
主将:中川卓也(大阪桐蔭)
副将:原(彦根東)、蛭間(浦和学院)、折内(磐城)
主務:菊池(東筑)
副務:岩井(早稲田摂陵)
新人監督:富永(國學院久我山)
投手コーチ:横山(早実)
【7位】
今井脩斗選手が三冠王
秋のリーグ戦で今井脩斗選手(早大本庄)が三冠王を獲得しました。
下級生時代、新人戦の4番打者として打棒を振るっていた今井くんですが、故障などもあって1軍ベンチ入りはなかなか果たせませんでした。
それでも、最後の最後に遂に花を開きました。
【8位】
女子マネに藤田南さん
野球部のマネージャーとして藤田南さん(開智学園)が正式に入部しました。
野球部には、選手として入部して活動している部員の中からマネージャーを選ぶという決まりがあったため、女子マネージャーは事実上不可能でした。
その壁を打ち破って、第1号となった藤田さん。
すでに静岡のオータムリーグにも帯同して、場内アナウンス、いわゆる"ウグイス嬢"を務めていました。
来春は神宮デビューかも?!
【9位】
ベストナイン
東京六大学リーグのベストナインに春2名(蛭間、鈴木萌)、秋2名(西垣、今井)が選ばれました。
この中で、私は西垣くんの充実ぶりが印象的でした。
彼にとって、まさに4年間の集大成というべき秋のリーグ戦でした。
【10位】
高校生練習会が中止
2年連続で夏の高校生練習会が中止となってしまいました。
アスリート選抜入試で思うように有力選手獲得ができなくなってきた今、指定校推薦や一般受験による入部希望者を1人でも増やさなくては、付属系属校の出身者ばかりの野球部になってしまいます。
早稲田佐賀や摂陵のグラウンドを利用するなど、地方の高校球児が より参加しやすい練習会の形も検討されるべきでしょう。
【番外】
野球部ではないのですが、早稲田スポーツ史に残る金字塔として、現役早大生の須崎優衣選手の五輪金メダルを記しておきたいと思います。
全試合を無失点で勝利しての優勝。
本当に素晴らしい金メダルでした。
ちなみに、須崎選手のお父上もお姉さんも早大レスリング部出身です。
必勝祈願の御札、そして部員たちからの寄せ書き。
たくさんの人々の想いが須崎選手を後押ししていたのですね。