外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

もう幾つ寝ると…

2012-05-30 22:32:02 | 大学野球
次の週末は、いよいよ早慶戦です。
このところ、関東地方の天候は不安定ですが、まず予定通り試合はできると思います。
むしろ、カンカン照りよりも曇り空の方が身体は楽かも知れません。

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岡村監督は、普段からおっしゃっています。
「早稲田の使命は、リーグで優勝して早慶戦にも勝つこと。」
ですから、慶応から勝ち点を取って、初めて満願成就というわけです。

もっとも、一昔前は、「早慶戦は、下馬評で弱いと言われた方が勝つ」と言われたものです。
強い・弱いといっても、学生野球のチーム力は紙一重の差。
勘違いして横綱相撲を取ろうと思ってしまっては、勝てる試合も勝てなくなるぞという教訓でしょう。

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さて、今日(5/30)の日経夕刊に、早稲田OBの歌人・俵万智さんのコラム記事がありました。

俵さんは、早大在学中にアナウンス研究会に所属し、何と神宮球場で行われる六大学野球でウグイス嬢を担当していたのだそうです。
ちなみに、当時の東大の主戦投手は、大越さん(新潟高校-東大-NHK)。
そして、俵さんの一番のひいき選手は、早稲田の外野手・阿久根さん(早実-早大-東京ガス-FC東京・社長)だったと。

俵さんは、神宮のウグイス嬢の物真似を酒席でやったこともあるとのことで、そんな話を聞くと、一気に身近に感じてしまいますね。
(^^)v
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今夜、私は「源兵衛」に立ち寄り、優勝パレードと祝勝会に向けて、色々と打ち合わせしてきました。

もう三回寝ると、早慶戦です。
そして、最短で、もう四回寝ると、優勝パレードです。

挑戦者の気持ちで慶応に挑み、完全Vを達成してパレードいたしましょう!

ガンバレ早稲田!
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勘違い

2012-05-28 21:21:55 | 大学野球
東京駅の売店「キオスク」では、週ベ最新号が毎週火曜日の午後に発売されます。

今週号では、早稲田優勝の記事があるはずだとキオスクに行って「週刊ベースボールをください」と言ったら、「今日は月曜日ですよ、まだ」と店員さんにたしなめられてしまいました。
(;^_^A

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私が見ることのできなかった早明四回戦の映像を、誰かがYouTubeにアップしてくださいました。
それをオフ会の応援仲間が知らせてくれました。

携帯用リンク

パソコン用リンク

ラグビーや駅伝でも同じなのですが、負け戦さの映像は二度と見たくありませんが、勝ち戦さの映像は、何度繰り返しても飽きませんね
(^^)v
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ところで、週末の報道番組を観ていると、相変わらず「増税の前に、公共部門の無駄を省け、身を削れ」という類いの主張を続ける政治家が多いです。
私は、全くウンザリです。

公共部門にムダが多いという主張に異論はありません。
しかし、増税の必要性とは全くの別問題なんです。

議員や公務員を削減しても、公共事業を削減しても、あるいは生活保護の支出を削減しても、それまでの支出で恩恵を受けていた人が、恩恵を受けられなくなるだけ。

公共部門のムダを削れば、国民が自分で負担しなくても財政資金が捻出できると錯覚させる、幻想を抱かせるような議論は、もうやめてもらいたいです。

問題の本質を直視して、消費税引上げを速やかに実施し、所得再配分の構造を見直して、1日も早く財政健全化への道筋を国内外に示すことです。
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日経新聞の世論調査によれば、約七割の人が、反消費税の急先鋒・小沢さんには、現在の政局において影響力を行使してもらいたくないとの結果です。

もちろん、朝日新聞、産経新聞、あるいは小沢さんシンパの日刊ゲンダイなど、他のメディアが世論調査を行なったならば、必ずしも同じ結果とならない可能性はあります。

ただ、大学四年生の秋から30年以上に渡って日経を読んでいる、「日経族」の私にとって、今回の調査結果は、全く違和感なく受けとめることができるものです。
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ユーロ危機が一段落したら、次は日本が俎上に乗せられる番です。
ひとたび俎上に載ったら、理不尽な批判を、四方八方から浴びせられてしまう状況となるのは必定。

そうなってしまうと、閣僚が何をコメントしても、日銀や金融庁がアクションをとっても、誰も信じてくれません。

そんな嵐を招かないために、私たちに残された時間は短いです。
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今日の東伏見(5/27)

2012-05-27 17:18:27 | 大学野球
今日の東伏見。
準硬式グラウンドでは、一足早く早慶戦が行われていました。
応援部の熱い応援もあり、かなりの数のファンが集まっていました。
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さて、硬式野球部は、午前中にメンバー練習、午後から新人戦メンバーと上級生による紅白戦が行われました。

五月晴れというよりも初夏を思わせる陽気の下でのメンバー練習。
コーチの安田さん、八木さん、小宮山さんもご登場。

シートノック、投内連携、打ち込みなどがテキパキと行われ、早慶戦に向けて死角なしという印象です。

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新人戦メンバーには、投手陣も野手陣も、リーグ戦経験者が数多く含まれていました。

今季の新人戦は、リーグ戦終了の翌日・第一試合に、いきなり早慶戦が組まれています。

一回戦に勝てば、あと2試合を戦うことができます。
優勝パレード+祝勝会の翌日に試合というのは、コンディション調整が難しいと思いますが、せっかくの機会ですから、3試合できたらいいですね。
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新人パレード

2012-05-26 22:06:22 | 大学野球
今日の午後、早稲田大学体育各部の新入部員たちによる、恒例の新人パレードが行われました。

私は行くことができなかったのですが、オフ会仲間からの知らせによれば、「早稲田の杜から、がんばろう東北、がんばろう日本」という横断幕を持って、野球部の新人たちが行進したそうです。

応援部のホームページでも、その様子を見ることができます。

彼らの華奢な体つきが四年生の杉山くんや地引くんのようにゴツくなる時には、今度は優勝パレードの先頭を歩くことになるでしょう。
みんな、ガンバレ!
応援部HP

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今日の神宮球場では、すっかり元気になった立教が明治に完勝。
第二試合では、東大が法政を延長戦まで追い込む健闘を見せました。

こうしてみると、昨秋に早稲田が二位を確保できたことが、実に大きかったと思います。

昨秋二位であったことで、今季の試合日程、すなわち東大-立教-法政-明治-慶応という対戦カードの順番が決りました。

結果的に、まだ調子が上がっていなかった東大、立教とリーグ戦序盤に対戦することができ、実戦の中で新戦力の見極めができました。
そして、戦力と戦法を整えた上で、法政と明治に思いっきり挑むことができました。

その意味で、昨年の土生くん、市丸くん、濱くんらの置き土産が、この春に大きく花開いたと言えるでしょう。
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さあ、来週は早慶戦。
神宮球場の開場時間が午前9時と発表されました。
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早稲田の街

2012-05-25 23:32:30 | 大学野球
今夜は、久し振りに早稲田に飲みに行きました。

睡眠不足でフラフラの身体に、心地好くアルコールが吸い込まれていきます。
勝利の美酒は、格別です。


早稲田の街は、優勝パレードを待ち構えています。

慶応からも勝ち点を取って、堂々の凱旋を実現いたしましょう。
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一夜明けて思うこと

2012-05-24 07:51:18 | 大学野球
早明4連戦が終わって、一夜が明けました。
まだ、昨夜のお酒が少し残っているような気がするボンヤリした頭に、様々な思いが浮かんできます。

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今の時点では、優勝が決まった喜びよりも、明治から勝ち点を取ったことに対する嬉しさが上回っています。
明治の粘り強さには全く感服です。

明治のような立派なチームと、春と秋に、必ず対戦できるのですから、本当にありがたいことです。
東京六大学の基本は、対校戦あるいは定期戦なのだと、改めて感じ入りました。
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「大学スポーツは四年生が主役」という言葉も、改めて胸に響きます。

ラグビーでも、駅伝でも、そして野球でも、四年生が結束しているチームは強いです。

もちろん、昨日の試合においても、佐々木主将、杉山・地引・高橋の3人の副将が立派に役割を果たしてくれました。
それに加えて、今季、私が感心しているのは、控えの四年生たちの立ち振舞いです。

東伏見における練習姿勢が立派であることはもちろん、神宮球場でも、実にしっかりした行動をとっています。

かつては、ネット裏に学年ごとに分散して座って観戦するのが常でした。
学生席で応援するのは、主として下級生の役割。

しかし、今季は、ベンチに入らない四年生たちが、下級生たちと一緒に学生応援席に陣取って、大声で応援しています。
また、試合中のバット・ボーイも、四年生が交代で務めています。

今朝になって、早稲田スポーツ新聞のウェブサイトにアップされた早明四回戦の写真を眺めていて発見しました。
控えの四年生部員たちが、きちんとユニフォームを着て、晴れやかな表情で学生応援席に向かって挨拶している姿を。

ちゃんと準備していたんですねえ
(^^)v

彼ら四年生たちの多くには試合に出場する機会は巡って来ませんでしたが、WASEDAのユニフォームを着る十分な資格があります。

来たる優勝パレードでも、事情が許せば、ぜひ胸を張って、佐々木主将たちと一緒に隊列の先頭を行進して欲しいと思います。

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野球が強くて、かつ、学生スポーツらしい凛としたチーム。

これこそ、岡村監督が昨年から目指してきたチーム像なんだと思います。

岡村さん、
おめでとうございます。
そして、ありがとうございます。
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死闘を制して早稲田が勝利!

2012-05-23 21:16:43 | 大学野球
早明4連戦。
六大学の球史にも残る死闘を早稲田が制しました。

これで、4つ目の勝ち点を獲得した早稲田が、早慶戦の結果を待たずにリーグ優勝を決めました。

岡村監督、そして野球部員の皆様、
おめでとうございます。

そして、全ての早稲田ファンの皆様、
おめでとうございます。

また、尋常でない粘り強さを発揮してくれた明治に、心から敬意を表したいと思います。
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冒頭の写真は、オフ会仲間のジョニーさんから送っていただいたものです。

昔から「目は口ほどに物を言い」といいますけれど、今日の写真では、選手たちの背中が勝利の喜びを雄弁に語ってくれています。

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早稲田が、点を取っても、取っても、明治に取り返されてしまう。
本当に苦しい4連戦でした。
早稲田の前に常に立ちはだかる岡くんが、最後は魔神のように見えました。
(><)

それだけに、早稲田の勝利の喜びは格別です。

今夜は、応援仲間から送られる写真や観戦レポートを見て、ウルウルしっ放しで飲んでいます。
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早明決戦は水入り

2012-05-23 00:16:27 | 大学野球
本日(5/22)に予定されていた早明四回戦は、雨天中止となり、明日の水曜日(5/23)に行われることとなりました。
今夜のうちに雨が上がるという天気予報ですから、明日は間違いなく試合ができると思います。

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今日1日の休息を一番喜んでいるのは、両チームの投手陣でしょう。
特に、早稲田の有原くんは厳しい場面ばかりでの3連投でしたから。

昨日も今日も、学生トレーナー諸君が、日付の変わる時間帯になっても、なおも投手陣の身体をメンテナンスしてくれているはずです。

かたや打撃陣は、学生コーチに手伝ってもらいながら室内で深夜まで打ち込みをしているはず。

投手、野手、学生コーチ、学生トレーナー…
様々な役割の部員たちが、やれるだけのことを全てやりつくして、明日は神宮球場に向かう。

これは、文字どおりの総力戦です。

早稲田には、高校時代に甲子園で大暴れした経験を有する下級生部員たちが何名もいます。
そんな彼らも、決着がつくまで同じチームと繰り返し戦うという「勝ち点制」のシンドさを、しみじみ味わっているはずです。
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私は彼らに言いたいです。
今日のような重苦しい時間は、プロ球団の二軍で決して味わうことはできないよと。

故障上がりの軍選手が調整のためにプレーしたり、引退間際のベテラン選手がいたり、
残念ながら、プロ球団の二軍の多くは「一軍以外」なのです。
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「立場が人を育てる」といいます。

自分たちの一投一打にチームの浮沈が全て懸かっている。
ちょっとした個人のミスが、とんでもない結果を全員に招くという緊迫感。

この数日間で、彼らは大きく成長すると思います。
普段の練習の時から、目付きが変わるはずです。
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電車の中で、あれこれ書いているうちに、日付が変わってしまいました。

さあ、今日こそ明治に引導を渡しましょう。

ガンバレ早稲田!
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早明決戦は四回戦に突入

2012-05-22 00:04:05 | 大学野球
本日行われた早明三回戦は、早稲田の二点リードで迎えた9回表に、よもやの5失点で3対6の逆転負け。
早明決戦は四回戦に突入することになりました。

さすがは好敵手・明治です。
簡単には勝たせてもらえませんね。
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以前にも書きましたが、野球においてもラグビーにおいても、早明戦と早慶戦の違いを、私は次のように考えています。

早慶戦は、双方の誇りを懸けた、凛とした騎士の戦い。
それに対して、早明戦は、双方の命を懸けた、なりふり構わぬ野武士の果たし合いだと。
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東京六大学はデータ野球。
リーグ戦の終盤には、お互いの手の内を調べ尽くした上での、がっぷり四つの対戦が続きます。

そこで投げ勝ち、打ち勝ち、守り勝ったチームにのみ、勝利の美酒を味わう権利が巡ってきます。

明日こそは宿敵・明治を打倒して、勝ち点を獲りましょう!

カンバレ早稲田!
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早稲田先勝

2012-05-20 19:23:37 | 大学野球
一回戦引分けで迎えた早明二回戦は、早稲田が3対2で辛くも逃げ切り、先勝しました。
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早稲田の先発・吉永投手は、立ち上がりこそ制球に苦しみましたが、2回以降は本来の安定感のあるピッチングを取り戻しました。

2回に3点を先取。
4番・杉山くんの左翼本塁打、吉永くんの右中間三塁打、、東條くんの左越二塁打という鮮やかな集中打での得点でしたから、「これは楽なゲーム展開になるか」と思いきや、それが大間違い。

何度かの追加点のチャンスを早稲田が逃しているうちに、勝負の流れが早稲田から明治に移っていってしまいました。

応援仲間と「吉永くんは四球から崩れる心配がない」と話していた7回裏。
いきなり、先頭打者の岡くんを四球で歩かせてしまいます。
それをきっかけに、小室選手の左中間適時二塁打で2失点。

吉永くんは、そこで降板し、一気に緊迫したゲームとなってしまいました。

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あわや一気に同点という7回裏の大ピンチは、二番手・有原くんが踏張って火消しに成功。

僅か1点のリードを保ったまま、9回裏の明治の最後の攻撃を迎えました。
※今日はプロ併用日のため延長戦なし。

明治の先頭打者は再び強打の岡くんでした。
「岡くんの長打が嫌だなあ」という不安が的中して、彼の大飛球がセンター佐々木くんを襲います。
佐々木くんが必死に背走するも、グラブに打球を当てながらも捕ることができず、無死二塁に。

次の打者の一塁ゴロも難しい打球で、明治走者の三進は許してしまいましたが、巧く捌いて一塁はアウト。
ワンアウトを確実にとったことが、この後の守りを少し楽にしました。

ここからは、有原くんが鬼の形相で豪速球を投げ込み、後続を断ちました。

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今日の投のヒーローに、絶対絶命のピンチを二度切り抜けた有原くんを私は挙げます。
彼の球威をもってこそ、乗り切ることのできたピンチでしたから。

打のヒーローには、東條くんを挙げたいです。

開幕から9番・ショートを任されて、「専守防衛」という印象の強い東條くん。
しかし今日は、いつも通りにバットを短く握り、ファールで粘りに粘った後に、左越え二塁打を2本も放ちました。

特に、2回に放った最初の1本で取った得点が結果的に今日の決勝点となったわけですから、文字どおり殊勲の一打と言って良いでしょう。

彼のような地味な選手が、地道に練習して守備の名手となり、打撃面でも必死に球に食らいついて時として殊勲打を放ってチームに貢献する。
立派です。

ドラフト候補としてマスコミで彼が持ち上げられることはないでしょう。
しかし、彼は学生野球選手の鑑のような男だと思います。
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さて、今日の第一試合で、慶応が立教に連敗して、勝ち点4に達する可能性を慶応は失いました。

この結果、早稲田が明治から勝ち点を取れば、勝ち点4の早稲田の優勝が決まります。

火曜日と水曜日には東京は雨模様という天気予報も出ていますので、ここは一気に決めてもらいたいです。

残念ながら、明日は仕事があって、私は神宮球場に行くことができません。

神宮球場においでになる早稲田ファンの皆様
私のようなサラリーマンの分まで、応援を宜しくお願いします。
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